Blog・連句の部屋

みんなで楽しく歌仙を巻きましょう♪

せっかち歌仙・その21「零余子の巻」

2012年10月26日 | せっかち歌仙
       
参加者=茶目猫・紅蓮・晩菊・良流娯・逐電・長者巻


発句.....思ひ出を ひとつこぼさず 零余子(むかご)とる  茶目猫     
脇句.....秋空見上げ 故郷しのぶ  紅蓮      
3(月)..半月の 照らす田畑は 荒れ果てて 晩菊    
4...........野道で遊ぶ うりぼうや猿  良流娯    
5......... 夏の雨 少年濡れて 走らざる  逐電   
6............天地鳴動 雷神来たり  長者巻    
(初折裏)
7............不意をつく 暗き夜なり 人恋し  紅  
8............ヘッドライトに 浮かぶ灯台  茶     
9............あの時に 今の自分で もどりたい  良     
10...........さは然り乍ら 遠き日の夢  晩     
11...........法話にて 領土問題 語らるる  逐        
12...........煩悩を断ち みほとけの道  長    
13(月)..二十日月 朱くのぼりぬ 死者の家  茶  
14...........りんどうの花 そっと寄り添う  紅    
15..........肌寒の 心に残る 濃紫  晩   
16..........勝った負けたで 過ぎる六場所  逐   
17(花)..野球帽 かぶり祝宴 花の昼   良 
18..........うららかな日に 奈良路への旅  長   
(名残折表)
19..........良き友と 語らひ歩く 暮遅し  紅   
20..........鐘の余韻に あくびする山  茶    
21..........若葉風 頬を擽る 昼下がり  晩   
22.........さっと過ぎゆく ロードレーサー  良     
23..........真夏日の 街路樹の影 くっきりと  長    
24..........鬼も十八 また叱られて  逐    
25..........ぱあなしの じゃんけんぽんで おつかいに  茶   
26..........意中の人に ばったり出会う  紅   
27..........ときめいて 振り仰ぐ空 流れ星  晩   
28..........秋ともし読む 母の絵手紙  良   
29(月)..書割の 月軽(かろ)くして 井戸に落ち 逐   
30..........旅一座ゆく水澄む岸辺  長    
(名残折裏)
31..........アルバムに 家族の歴史 ひそむなり  紅    
32..........ほそ道に立つ 栗も四代目  茶   
33..........細胞を 新しくする 希望わく  良    
34..........小鳥囀る 山家の夜明け  晩        
35(花)..世直しの 夢をたくして 花祭り  長   
36..........吾子の背を吹け 御代の春風  逐

<2012 年10月26日~11月21日>

せっかち歌仙・その21 発句募集

2012年10月10日 | 発句

10月25日までに発句を送ってください。送ってくれた順にここに載せます。


甲斐の里 ぶどう祭りで はしゃぐ子ら

故郷や 秋の祭りの にぎやかさ ○○

藁葺きの 村の教会 小鳥来る   ○

連山の すつきりと見ゆ 刈田風    ○○○

思ひ出を ひとつこぼさず 零余子(むかご)とる  ○○○○○

夕闇に 冷たき秋の 小糠雨

千輪の 夜空を飾る 秋半ば

耳たぶを 拭いて良夜の 顔となる

学会の 夕べ恩師に 新酒つぐ


参加者(26日までに参加表明してください)

長者巻 茶目猫 良流娯 晩菊 逐電 紅蓮


次回のせっかち歌仙参加者と発句募集

2012年10月09日 | お知らせ
みなさまへ

先日は反省会はとりやめにしたのですが、ちょっとこのままで連句を続けても、マンネリ化というか、そんなことを感じたり個人的に回すのも負担になったりしていたので、来られる人で、話しをしました。
ほとんどただの飲み会ではありましたが……。
渡辺さん、梅津さん、浜田さん、宮崎さん、私の5人です。

やはり、連句はそれなりのスピードに乗ってやるのが楽しいので、次回の連句は、せっかち歌仙を回すことにしました。

ルールはだいぶ前に巻いていた時と同じで、

★原則、翌日までに回す。旅などに出ている時は、遅くてもしかたないけど、それでも、できるだけ急いで回す。

★いつ自分の番が来ているかわからないので、参加者は毎日、連句のホームページ(ブログ)を見てください。
私がブログにアップできないかもしれないので、コメント欄もチェックして、次の句をつけてください。

メールで順番を知らせるのは、けっこう負担なのでやめます。

ということで、連句のルールもそれなりに自分でチェックしてください。
花の句、月の句、季節は春、秋を3句続けるくらい守ればいいですが。

こんな感じで、今回歌仙を巻きますが、参加しようかなと思う人は、ブログのコメント欄に書いてください。

スタートは、10月26日(金)予定。

10月25日までに、発句を、送ってください。
コメント欄でもメールでもどちらでもいいです。

ほんとうは、せっかちと、エマノンと、5-6人ずつで巻くのがいいかもしれません。
誰かトップになってくれる人がいれば、ですが。

以上、よろしくお願いします。


連句の集まり

2012年10月04日 | 会合
この先の連句をどうするか相談するために、有志で集まった。

反省会はとりやめにしたのだけど、ちょっとこのままではマンネリ化というか、そんなことを感じたり、個人的に回すのも負担になったりしていたので、来られる人で、話しをしました。
ほとんどただの飲み会ではありましたが……。
集まったのは、長者巻、多摩のO脚、茶目猫、晩菊、紅蓮の5人。

やはり、連句はそれなりのスピードに乗ってやるのが楽しいので、ためしに次回の連句は、せっかち歌仙を回してみようということにしました。




二軒目に行く途中で、山八訪さんにばったり出会って、合流。