Blog・連句の部屋

みんなで楽しく歌仙を巻きましょう♪

せっかち歌仙・その52「梅雨空の巻」

2022年06月17日 | せっかち歌仙
参加者=紅蓮・晩菊・茶目猫・長者巻・逐電・良流娯・多摩のO脚・山八訪



発句........島やさい梅雨空越えて届けられ  紅蓮     
脇句........ 夏大根の辛み楽しむ   晩菊      
3..........目薬を差して夏書の僧ならむ  茶目猫      
4...........老いに追われて文字かすみゆく   長者巻       
5(月)..娘と庭で鶏さばきおり望の月  逐電     
6............もろこし焼く香道にも流る   良流娯     
(初折裏)
7............三島祭水辺をたどり碑を偲ぶ   多摩のO脚   
8............牢屋の窄に立ちて動けず   山八訪      
9............もどかしく狭まる思い痛ましや  晩     
10...........素足で浜を駆ける夢見し  紅     
11...........汗滲み目覚めの後の徒労感  長        
12...........自然薯掘るも途中で折れて  茶    
13(月).. 友招き果てぬ家飲み冬の月   良 
14...........不運の話題尽きず丑三つ  逐    
15..........登頂の想望弾む夜明け前  山   
16..........齢重ねて暑さわからず  O   
17(花)..花の宴あと何回と思うなり  紅 
18..........迎える春はいついつ迄も  晩   
(名残折表)
19..........初つばめ風に任せて瀬田泊り  茶   
20..........窓から投げる紙ひこうきや  長    
21..........質屋爺あいさつ好きは困り者  逐   
22..........あやせば笑う子に励まされ  良   
23..........手花火も気楽にできぬいつからか  O    
24..........片足立ちにふらふらゆらり  山    
25..........酒だけは今も変わらぬ八十路なり  晩   
26..........差しつ差されつ夜もふけゆく  紅   
27..........宇宙(そら)かなた星降る夜にプロポーズ  長   
28..........産卵終えて亀海へ発つ  良   
29(月)..月光の届き竜宮城ひらく  茶   
30..........太郎嘆くな姫肥ゆる秋  逐    
(名残折裏)
31..........天高く下見所歩む競走馬  山    
32..........美瑛の丘を爽やかに吹け  O   
33..........かろやかにクロカンはいてCafeに寄り  紅    
34..........ウッドデッキで聞く百千鳥  茶    
35(花)..咲き競う花々達も賑やかに  晩   
36..........初音の鼓(つづみ)舞あでやかに  長

<2022 年6月 17日~9月16日>


せっかち歌仙・その51「花菜風の巻」

2022年03月02日 | せっかち歌仙
参加者=茶目猫・紅蓮・逐電・山八訪・長者巻・良流娯・晩菊



発句........寝転んで雲と流れて花菜風 茶目猫     
脇句........川辺ではしゃぐ野遊びの子ら  紅蓮       
3..........春泥を戦車蹴散らし進むらむ  逐電      
4...........強そな四股名並ぶ番付  山八訪        
5(月)..土砂降りのクリミヤ渡る月の暈  長者巻     
6............蹲を洗い色鳥を待つ  良流娯      
(初折裏)
7............案山子など無視した様に群雀  晩菊    
8............きみは追い込めわがかすみ網  逐       
9............見送りのテープをにぎり邁進す  紅     
10...........青と黄の旗国境越えて  茶     
11...........ニュース見て地図を広げる勉強家  良        
12...........反抗的に生きよとカミュ   長   
13(月)..月に居て地球を見れば何思う  山  
14...........争い治め酌む今年酒   晩   
15..........手打ち会締めは在所の走り蕎麦  茶   
16..........新居に荷物いれて寛ぐ  紅   
17(花)..いとはんは四駆を駆って花の宴  逐 
18..........行く春肴に杖置き二合  山   
(名残折表)
19..........つばくらめ蒼天裂いて何処へか  長   
20..........平和へ進化何世紀後  良    
21..........先見えぬけれど望みは失わず  晩   
22..........母にグリムを読み聞かせつつ  逐   
23..........冒険の森で童心に返らむ  紅    
24..........山彦で呼ぶ狼の声  茶    
25..........繁殖し鳥の楽園無人島  良   
26..........誰を待つやら小枝に一羽  長   
27..........立ち飲みの暖簾をくぐる秋の宵 山   
28..........雑談交わし灯火親しむ 晩   
29(月)..月明り一人静かに渉猟す  茶   
30.......... 栞替わりの満天星紅葉 良    
(名残折裏)
31..........受付で何度も呼ばれている愁思  逐    
32..........手元覗けばケイタイのゲーム  山   
33..........なつかしき通勤地獄よみがえり  長    
34..........トラクター借り今日は農道  良    
35(花)..咲き誇る桜の花に迎えられ  晩   
36..........春光浴びて我が道いかん  紅


<2022 年3月 2日~5月2日>


せっかち歌仙・その50 「金木犀の巻」

2021年09月18日 | せっかち歌仙
参加者=茶目猫・良流娯・長者巻・山八訪・紅蓮・逐電・晩菊



発句........窓開けて金木犀の風通す  茶目猫  
脇句(月)月の光の田園に降る  良流娯       
3..........虫すだく草むらの露かがやきて  長者巻      
4.........朝の挨拶交う路線バス  山八訪       
5.........初めての定期に心うきうきと  紅蓮     
6............ここぞと転びつかむ要職  逐電      
(初折裏)
7............幸せな巡り合わせの摩訶不思議  晩菊    
8............終の棲家に隠れ住む女(ひと)  長       
9............遠距離も障害はなしオンライン  良     
10...........震度五弱に警報の鳴る  茶     
11...........妾宅の子らは静かに泣き出して  逐        
12...........映画「ダンボ」に心ふるわす  紅    
13(月)..ガネーシャの折れた片牙笑う月  山  
14...........飲み友集う秋の夕暮れ  晩    
15..........はるかには初冠雪の富士を置き  茶   
16..........次々と湧くパラグライダー  良   
17(花)..山の際(ま)に風まかせゆく花ふぶき  長 
18..........便りのとどく里はゆく春  山   
(名残折表)
19..........手作りの蓬の餅のなつかしき  紅   
20..........烏骨鶏なき後は鶏卵  逐    
21..........独り身は手間を省いて目玉焼き  晩   
22..........サスティナブルって言えば済み  長   
23..........熱帯夜枕元にもマイボトル  良    
24..........組体操を崩す夕立  茶    
25..........腰低く生きだんだんと利己主義者  逐   
26..........欠点あれど心惹かれる  紅   
27..........共白髪歩む峠に秋深む  山   
28..........揺れて輝く紅葉眺めて  晩   
29(月)..身に享くる青き波動や月今宵  茶   
30..........新小豆炊く香の満ちる朝    良    
(名残折裏)
31..........枯れ枝に鳥戯れてひと葉散る   長   
32..........ニューモ手にして勇むアイドル  逐   
33..........最期には欲・見栄もなく浄化され  紅    
34..........孫の親は子東風舞いもどる  山      
35(花)..咲く花を家族揃いて眺めたり  晩   
36..........生け垣超えてしゃぼん玉舞ふ  良

<2021 年9月 18日~12月1日>


せっかち歌仙・その49 「囀りの巻」

2021年04月01日 | せっかち歌仙
参加者=紅蓮・茶目猫・逐電・良流娯・長者巻・晩菊・山八訪



発句........囀りに囲まれながら畑仕事  紅蓮     
脇句........背山妹山笑みかはしつつ  茶目猫       
3..........手の平で春雨を受け歩き出し  逐電      
4...........宛名滲んだ絵手紙届く  良流娯        
5(月)..酔いしれて見上げる月に話しかけ  長者巻     
6............家路辿れば鈴虫の声  晩菊      
(初折裏)
7............海染まり秋夕映えの新世界  山八訪    
8............丁稚の悩むこいはんの理科  逐       
9............付け文を見せ合ふ姉妹奥座敷  茶     
10...........コロナなければ温泉がよし  紅     
11...........出かけたいけれど足留めこの辛さ  晩        
12...........禁酒を誓い胃カメラでバレ  長    
13(月).. 月涼しライトの要らぬ散歩道  良   
14...........馬籠妻籠に薫風渡る  山    
15..........連休は映画三昧家ごもり  紅   
16..........一雨過ぎて春の虹立つ  茶   
17(花)..花堤妾宅めがけてまっしぐら  逐 
18..........鳥雲に入る拾ふ貝殻  良   
(名残折表)
19..........ふるさとは遠くはるかに春霞む  長   
20..........馴染みし山河ふと思い出す   晩   
21..........我が星も四十六億齢重ね  山   
22..........褒め上手の弁日々新たなり  逐   
23..........滾々と小石躍らせ湧清水  茶    
24..........ないものねだりの島のくらし  紅    
25..........何もかも有れば有ったで迷いごと  晩   
26..........獲物に魅入る蜘蛛の片恋  長   
27..........竜に乗りゲドと旅する夢の中  良   
28..........帙入りの巻繰れば虫の音  山   
29(月)..満月にこの地を去りぬかぐや姫  紅   
30..........十日の菊の残り香を聞く  茶    
(名残折裏)
31..........祖母宅で気鋭も食べるふかし芋  逐    
32..........人形座る幼児用いす  良   
33..........ゆるむ顔マスクに隠し足早に   長   
34..........そっと見上げる夜空霞みし  晩    
35(花)..宴無く花散る中の寛永寺  山   
36..........友と逸るる義士祭かな  茶

<2021 年4月1日~6月10日>


次の歌仙、すこし延期します

2021年02月15日 | せっかち歌仙

そろそろ歌仙を始めたいと思っていたのですが、身辺いろいろ取り込んでいて、スタートできません。

3月中には始めたいと思いますので、すこしお待ちください。

せっかち歌仙・その46は、「連句の部屋」のホームページにアップしました。

あまり反省も出なかったので、そのまま載せてありますが、この先変更してもかまいません。

なにかありましたら、お知らせください。


せっかち歌仙・その48「冬銀河の巻」本日満尾しました

2021年01月13日 | せっかち歌仙

みなさまへ

本日、せっかち歌仙・その48「冬銀河の巻」が満尾しました。

お疲れ様でした。

今回も反省会は、とてもできないので、歌仙を読み直して、ここを直した方がいいというところがありましたら、お知らせください。

反省点が出てから、ホームページの方に句をアップしたいと思います。

次回の歌仙は、春の巻で、2月半ば過ぎ頃スタートするのはどうかしら、と思っています。


せっかち歌仙・その48「冬銀河の巻」

2020年12月06日 | せっかち歌仙
参加者=良流娯・長者巻・山八訪・ターボ・晩菊・紅蓮・茶目猫・逐電



発句........白みゆく空に溶け行く冬銀河  良流娯     
脇句........玉手箱抱きはやぶさ還る  長者巻       
3..........海原へ島の湯けむりたなびきて 山八訪      
4...........帰港の汽笛いと柔らかし  ターボ        
5(月)..明け方の空に三日月耀けり  晩菊     
6............BGMは鈴虫の声  紅蓮      
(初折裏)
7............貼り替へし障子に映る人の影  茶目猫    
8............帯くるくるとほどけ行くらむ  逐電       
9............不義負うて死への道行き歌舞伎観る  長     
10...........絵の鑑賞に音声ガイド  良     
11...........オリオン座大の字にねて仰ぎけり  タ        
12...........天地の色は嗚呼モスグリン  山    
13(月)..月清く母の面影浮かびくる  紅  
14...........思い出尽きぬ爽やかな宵   晩   
15..........秋深し学食に散る旅のビラ  逐   
16..........卒業式もリモートならむ  茶   
17(花)..晴れ着着てライトアップの花見かな  良 
18..........暖かな縁ねこ丸く寝る 長   
(名残折表)
19..........漱石よ水甕前に何想ふ  山   
20..........発見に沸く発掘現場  タ(良・代理)    
21..........古(いにしえ)の世界を偲ぶ宝物  晩   
22..........初詣にも時差の呼びかけ  紅   
23..........狛犬の阿吽を隠す大マスク  茶    
24..........咬み殺して過ぐ苦き諧謔  逐    
25..........眼鏡かけメガネを探す齢かな  長   
26..........良き人に逢う待った甲斐あり  良   
27..........すべりこみセーフの吾に熱視線  タ(紅・代理)   
28..........倶にした日を呼ぶ秋彼岸  山   
29(月)..未来にも未来はありや望の月  逐   
30.......... 中天高く身に染む光り 晩    
(名残折裏)
31..........大晦日やる気満々鐘をつく  紅    
32..........空に足掛け見栄切るめ組  茶   
33..........過疎の地の野次馬集む撮影車  良    
34..........殺陣斬られ役永遠の旅路へ  長    
35(花)..花屑の中にうづもる造り花  山   
36..........春の雲には君の面影  紅蓮

<2020 年12月 6日~2021年1月12日>


せっかち歌仙・その47「虫しぐれの巻」が満尾しました

2020年10月27日 | せっかち歌仙

本日、せっかち歌仙・その47「虫しぐれの巻」が満尾しました。

お疲れ様でした。

今回も反省会は、まだちょっとできないと思われますので、歌仙を読み直して、ここを直した方がいいというところがありましたら、お知らせください。

反省点が出てから、ホームページの方に句をアップしたいと思います。

よろしくお願いいたします


せっかち歌仙・その47「虫しぐれの巻」

2020年09月20日 | せっかち歌仙

       

参加者=茶目猫・逐電・良流娯・長者巻・紅蓮・晩菊・山八訪



発句........真夜覚めて全身で聴く虫しぐれ  茶目猫      
脇句........新酒の酔いの去って虚しき  逐電      
3(月)..月明り釣り具車に飛ばすらん  良流娯    
4...........黄金に燿(ひかる)本牧の鯵  長者巻      
5...........グループサウンズの時代胸よぎり  紅蓮   
6............思い起こすは懐かしきこと  晩菊    
(初折裏)
7...........綺羅きらりひとひらごとの雪の舞  山八訪  
8............傘はないふり相合傘に  良       
9............マスクして明日を語るももどかしく  逐     
10...........オペラ座閉まり燕も帰る 茶     
11...........旧友と交す盃秋夜長  晩        
12...........松茸飯でたまのぜいたく  紅    
13(月)..go toで星のリゾート月を待つ  長  
14...........運も尽きたかクラスターとは  山   
15..........逆転の人生知れば湧く力  良   
16..........子に投げられて四股ふみ始む  逐   
17(花)..花あらし両国の雲ちぎれ飛ぶ  茶 
18..........風光る街マスクはずして  長   
(名残折表)
19..........県またぎ春の連休ふるさとへ  紅   
20..........眺める小川静かな流れ  晩    
21..........ひたむきに滝を超え跳ぶサクラマス  山   
22..........目を輝かせ転職の友    良   
23..........立身の扉で自動ドアはなし   逐    
24..........ガラスの壁に体当たりして  茶    
25..........暫し待てさてどうするかこの後は  晩   
26..........心を決めて一歩近づく  紅   
27..........老いらくのおそれなき恋赫奕(かくやく)と  長   
28..........機会・動機と正当化絶つ  山   
29(月)..月に泣く2番目の医師は名医なり  逐   
30..........柿照りの中結願札所  茶    
(名残折裏)
31..........秋天や爆音響く南隅路  良    
32..........米国選挙一喜一憂  長   
33..........世は常に思い通りにいかぬもの  紅    
34.........一息ついて春迎えれば  晩    
35(花)..古本を繰ると栞の櫻花  山   
36..........断捨離終える別れ雪かな  良

<2020 年9月20 日~10月27日>


茶猫さんより反省点が提示されました(多摩のO脚さんのコメントを追加しました)

2020年06月30日 | せっかち歌仙

以下、茶目猫さんからのメールを載せます。追加の赤字は多摩のO脚さんからの返事です。

紅蓮 さま
 
いつもお世話になっております。
表記の件、遅くなりました。
読み方の判らない語句もあり、反省というより質問に近いのですが、
書き出してみます。
 
脇句…山翡翠は やまひすい とよむのでしょうか?7・8の字余りになっているので、
    2句目でリズムがぎくしゃくします。7・7に収まる読み方があるのでしょうか?
    そこが疑問で意味も取れませんでした。
 →山翡翠は 紅蓮さんご指摘の通り「ヤマセミ」です。発句の飛魚の輝きを想像し、「カワセミ」「ヤマセミ」を思い浮かべました。
 
5句(月)盃交す、13句(月)月の宴 とあり、両方とも酒宴の情景。これは打越とはならないのか?
更に9句目にも 酔い心 とあり、酒が炸裂しております。
 
18句…ここは6・7の字足らず。発想、景は詩的で秀逸なので、「今日は何人しゃぼん玉吹く」としてみては如何?
 →ここは「今日は何人しゃぼん玉吹く」という意味ではなく、孫と公園に行った折、コロナの影響で人影は少なかったのですが、シャボン玉を吹く幼児が一人いました。飛んで目の前をよぎるシャボン玉を見て今日は何人の感染者と発表があるのだろう。増えていないといいなあという気持ちの歌でした。
 
25句…〈智栄〉の読みが判らず。24句の和歌を受けて、ちはや と読ませるのかとも思ったがいずれにしても
     人の名前かと判断し、26句の恋の句に転じましたが・・・。
 
 →〈智栄〉は実は名前で「智映」(チエ)という40歳前の女性店主です。自ら舟釣りでおいしい魚をゲットし料理されます。最近は有名店にもなりかけていたので名前の文字を変えた次第です。その方が昨年急逝されたことを前日に知り、お父様とは懇意でしたのでその想いはと心が痛んだ時の歌です。お父様はやや痴呆が入り始めているのですが。
 
30句に カメラ が出て、36句挙句に 記念撮影 というのも元に戻ってしまった印象を受けました。
 
掉尾に近い拙句、青空の一滴~の句もあまりにも唐突だったかと反省しています。
前句に雨乞いの句があり、連日の梅雨本番の雨の中、ついもう雨はいいからと青空を出してしまいました。
変えた方がよければ何とかしますが…。
 
以上、楽しませて戴き有難うございました。
 

茶目猫さんへ
 
反省点ありがとうございました。
これはそのままブログにのせますね。いいでしょうか。
以下に私の思ったことを。
 
山翡翠は、カワセミに対して、ヤマセミという同じ仲間の鳥を水族館で見たことがあるので、私はその鳥だと解釈しました。
 →晩菊さんより「やませみ、と読むようです!歳時記の、かわせみの欄に有りますので」との回答がありました。
 
打越ですが、3句目で転じ、前々句にはもどらないということで、離れていれば、あまり気にしないことにしています。
お酒の句は、今回も、これまでも詠みやすいので、つい多くなりがちですね。ほんとうは、同じ情景は避けた方がいいですが、今回の歌仙も、自粛後のwithコロナに引っ張られているので、そのまま現状を詠むのでいいかなと思いました。
 
そして、私の5句は、ターボさんの句をずっと待っていて、10日後くらいに、かなり重篤な状況で入院していることが、ご家族に連絡してわかりました。
それで、急遽歌仙の順番を変えたりしているうちに、お酒を飲んでいる状況というより、秋には回復して、一緒に焼酎でも飲めるといいのだが、という句になりました。
ただ、今退院してから考えると、ここは、鹿児島でも月を見ながら、病床で句を詠んでいるだろうかというようなのがよかったかもしれないと思いました。
お酒の句はかならず詠まれるので、こんなに早くお酒の句を出すのは、できれば避けた方がよかったと後に反省しました。
 
25句は多摩のO脚さんから、どういう情景かということと、読み方を教えてもらいましょう。
私は扇の中に書かれた、そういう歌があるのかと最初に思いましたが。
 
18句は、私は字足らずだけど、このままで不安な雰囲気も出ていて、よいかと思いました。
 
最後の挙げ句は、ターボさんの退院を知って、できれば、メンバーに名前も入っているので、詠んでくれるといいなと思って、長者巻氏に変わってもらえないかと頼みました。
長者巻氏が快く変わってくれたので、ターボさんにお願いしました。
なので、ここはターボさんの心境をあらわしているように感じ、また明るい句なので、最初に詠んだ句より2番目の句の方がいいと思いました。
 
名残の裏は、33青空の句から、34,35へと、雰囲気をとってうまくついていると思いました。
 
紅蓮

ps)今回の歌仙について、上記のことについてでも、他のことでも、何かご意見がありましたら、コメント欄にお願いします。

 


せっかち歌仙・その45「春告鳥の巻」満尾しました

2020年04月10日 | せっかち歌仙

みなさまへ

昨日せっかち歌仙・その45が満尾しました。

お疲れ様でした。日に日に新型コロナの感染者数が増えていく中での歌仙でしたね。

逐電さんの挙げ句は、やはりこんな状況なので、穏やかな句を選びました。

反省会はやりようもないので(三宅島は島から出るのも入るのも自粛です)、今回はなしにします。

そのかわり、連衆のみなさんは、全ての句を一度読み直して、人の句でも自分の句でも、ここは直した方がいいというところを、一両日中にお知らせください。

ホームページに歌仙をアップするときに、反映させます。

そして、次回の歌仙ですが、5月10日ころ巻き始めるのはどうかと考えています。

くれぐれも人と接触せずに、自分の身を守って暮らしてください。


せっかち歌仙・その45「春告鳥の巻」

2020年03月02日 | せっかち歌仙

       

参加者=ターボ・紅蓮・晩菊・茶目猫・長者巻・多摩のO脚・逐電・良流娯・山八訪



発句........長調へ春告鳥の声転ず   ターボ      
脇句........島吹き渡るあたたかな風  紅蓮      
3...........ゆすらうめゆらりゆらりと咲き初めて 晩菊    
4...........観覧車より日没の見ゆ  茶目猫    
5(月)..十六夜はためらいながら山の端に 長者巻   
6............人ごみ避けて庭木刈る日々  多摩のO脚    
(初折裏)
7............祭りはて胸整える女衆  逐電  
8............勇姿が決め手変わらぬ思い  良流娯     
9............閉館しマスクをかけるダビデ像  山八訪     
10...........世間騒がすコロナウイルス  晩     
11...........空を飛び想定外の場所に行く  紅        
12...........しばし寄らばや清らの薩摩  タ    
13(月)..盃と噴煙照らす後の月  O  
14...........なびく稲穂にかかし踏ん張る  長    
15..........バス待てば越後の空の赤とんぼ  茶   
16..........地球の裏は何する人ぞ  八   
17(花)..3Dのあふれる花に夢心地  良 
18..........被災地低く霞たなびく  逐   
(名残折表)
19..........永き日にあち見こち見の風見鶏  タ   
20..........気の向くままに旅に出でたし  紅    
21..........のんびりと知らぬ土地での独り酒  晩   
22..........身震いひとつ転寝の覚め  茶   
23..........検温しエリマキ巻いて戦場へ  長    
24..........願い叶えよ雑踏の雪  O    
25..........丑三つに小僧和尚の蜜を舐め  逐   
26..........心震える甘いささやき  良   
27..........こらえ抜け島根鳥取岩手県  八   
28..........尋常成らず先は見えぬが  晩   
29(月)..世界中明るく照らせ今日の月  紅   
30..........倭国は澄みて方舟なるらん  タ    
(名残折裏)
31..........炉火恋し友と語らう世迷言  O    
32.........古希越した今あとはお返し  長   
33..........報われる宝のようなありがとう  良    
34..........道辺の草も春の宣言  八    
35(花)..人と人影は接触花堤  茶   
36..........のどかの橋を犬猫の行く  逐

<2020 年3 月2 日~4月10日>


せっかち歌仙・その44「白樺の林の巻」が満尾

2019年12月14日 | せっかち歌仙

みなさまへ

本日、せっかち歌仙・その44「白樺の林の巻」が満尾しました。

お疲れさまでした。

今調布にいるので、ホームページは三宅島に帰ってから、作りかえます。

反省会は、できれば開きたいと思いますが、年明け早々は忙しいので、またご連絡します。

次の歌仙は、反省会のあと巻き始めましょう。

では、お身体に気をつけて、よいお年をお迎えください。


せっかち歌仙・その44 白樺の林の巻

2019年10月30日 | せっかち歌仙

       

参加者=茶目猫・良流娯・逐電・ターボ・多摩のO脚・紅蓮・山八訪・長者巻・晩菊



発句........白樺の林小暗し秋の暮  茶目猫      
脇句.......釣瓶落としの日毎南へ  良流娯      
3(月)...新月や朔太郎の犬宙に吠え  逐電    
4...........下校児たちになつく野良猫  ターボ     
5...........ハンモック島で聞き入る日本の歌  多摩のO脚    
6............夏祭りには木遣りに太鼓  紅蓮    
(初折裏)
7............デイオーとバナナ積み出す港町  山八訪  
8............マチルダ想い夢の中へと  長者巻     
9............目覚めれば嬉し涙の明けの朝  晩菊     
10...........母は娘にまた叱られて  逐     
11...........白髪染めやめたる友にハッとして  良        
12...........鏡池には逆さ富士あり  茶    
13(月)..天空に浮かんだ月が尾根照らす  紅  
14...........色なき風と戯れる子ら O    
15..........赤とんぼ稲穂の波に溶け込んで 長   
16..........存在知れぬ書類の如し  晩   
17(花)..花びらの落ちて野点の茶に浮かぶ  タ 
18..........菜の咲く椀で独り春酒  山   
(名残折表)
19..........遠足の一列過る村役場  茶   
20..........弁当食べておやつ交換  良    
21..........落とし穴掘れば貝塚休火山  逐   
22..........矯めつ眇めつ出土品嗅ぐ  タ   
23..........向日葵の空まで伸びて七変化  O    
24..........息もつかせぬ艶やかな舞  紅    
25..........異国では森鴎外も恋に落ち  山   
26..........舞姫とはと探る悪趣味  長   
27..........さはされど純な思いも見え隠れ  晩   
28..........戦後と言うもいつも戦前  逐   
29(月)..いつまでも変わらず届け月明かり  良   
30..........秋夕焼が首里城包む  茶    
(名残折裏)
31..........台風に備え今ではスマホ族  紅    
32..........イライラ募る牛歩戦術  O   
33..........歯抜かれて早口言葉舌もつる  タ    
34..........養生大事暫しの間  晩    
35(花)..米寿姫しずかに去りぬ花の雨  長   
36..........短き春にも想いは果てなく  山

<2019年10月30日~12月14日>


せっかち歌仙・その43満尾

2019年07月30日 | せっかち歌仙

みなさまへ

本日、せっかち歌仙・その43 ほととぎすの巻が満尾しました。

お疲れさまでした。今回けっこう早く巻き終わりましたね。

ホームページは折りをみて、作りかえます。

反省会は、まだ予定が立たないので、9月か10月頃、みなさんの都合があったら、開きたいと思います。

次の歌仙も、その頃巻き始めましょう。

遠方の方で、この日なら参加できるという日がありましたら、お知らせください。

では、お身体に気をつけて、夏を乗り切ってください。