本日、1月23日、渋谷のサングリアで、連句の反省会をした。
渋谷の街は、いくたびに様変わりしていく。
サングリアは、この桜坂を上ったところにある。
出席者は、長者巻、晩菊、山八訪、紅蓮の4人。
まさに反省をはじめようというとき、ハプニングがおこり、反省はさらっとしただけにとどまった。
ブログにも書いたが、以下の流れがうまくいかなかったのは、私が北海道にいたため、句をただアップしただけで、よく考えなかったせいである。すみません。
27..........片恋に終止符打つや一人旅 良
28..........紅白見つつ聞く父母の愚痴 永
29(月)..年の瀬に下弦の月と千鳥足 山
30........秋天見上げ足を滑らす 紅
(名残折裏)
31..........銀鮭や遡上の傷を全身に 茶
今日も山八訪さんがいっていたが、29(月)で、秋の月を詠むなら、前句28句目は、紅白を別の言葉にして、無季にしなくてはならなかった。
そして、山八訪さんは、29句に年の瀬という言葉をいれたので、冬で詠んだつもりだったということだけど、つぎの30句を詠んだ私は、ここの月は秋なので、秋で続けてしまった。
今考えると、この月を秋ではなく、寒月、寒三日月、など冬の月にすれば、スムースに続けられたと思う。
そうしたら、30句は冬の句で詠むことになり、秋天ではなく、冬空などにすればよかった。
いずれにしても、その後も31句は秋の句なので、もう直すことはできないので、今回のこの部分は、こういうこともありますね、という例であります。
そして、いつも連衆の句をアップするとき、あまり考えずアップし、後で修正なり、微調整をしようというスタンスで、句を回している。
ところが、あとでは、変えられないこともある、ということを学んだので、これからの歌仙に生かそうと思う。
反省のあとは、健康のこと、これからの人生設計のこと、今やっていること、地域での活動のこと、などなど連句のこと以外の話しもして、有意義な会であった。
これからのことを話したときに、一体この連句はいつまで続いていけるだろうと考えたが、まあいけるところまでいこうということで・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます