チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

もう一度飲みに行きたかった

2005-01-16 15:03:26 | Weblog
 以前仕事を一緒にやらせていただいた上司が亡くなられた。

 一目見ると絶対に忘れることがないような個性的な方だった。ひげが素敵で、服のセンスも良かった。

 心がすごく暖かくて優しい方だったが、仕事上やむを得ず厳しい態度をするべき時は、その役割をきっちりと果たされた。上司として叱るべき時は必ず叱った。
でも、素晴らしいのは叱ったあとのこと。必ず暖かいフォローがある。人をとりこにするような優しい笑顔でやってきて、話をしてくれた。気配りが完璧だった。

 人にたいして優しくて、時に女性にすごく優しすぎて、周りからみていてハラハラするようなこともあった。酒の席で、このことを周りがちゃかしても、本人はおかまいなし。そんなおおらかさもあった。

 飲みにも何度も連れて行ってくれた。私がドイツに赴任する時にも、飲みに連れて行ってくれた。この時、私がおぼえてもいない仕事の話で、「上司として充分にサポートできなかったことを申し訳なく思っている」と話してくれた。この話は、この時だけでなく、何年か後にも話してくれた。

 いつも人のことばかり考えていた方のような気がする。しんどそうにしていても、誰かが声をかけると、明るい顔で話をしてくれた。思い出す顔は笑っている顔ばかり。

 葬儀の時に、昔の写真が紹介された。そこには飲みの席の写真もあったが、ほとんどが私の撮った写真だった。ニコニコ微笑んでいる写真だった。

もう一度飲みにいきたかった。

プロの集団

2005-01-15 23:27:54 | Weblog
 テレビの洋画劇場で『オーシャンズ11』という映画を見た。

 ジョージ・クルーニー扮するダニー・オーシャンがたてた史上最大の強奪計画を実行するため、ブラッド・ピットが様々な分野から9人の選りすぐりのスペシャリストを集めて、2人を含めた11人で小さなミスも許されない秒刻みの完璧な計画を実行する。計画は成功し、カジノの地下金庫にあった1億6000万ドルと、カジノのオーナーのところにいた、ダニーの妻(ジュリア・ロバーツ)をも取り返す。

 豪華キャストの割りに、あまり評判は良くなかった映画らしいが、私は結構楽しめた。
史上最大の作戦を成功させるためには誰一人として欠かせない11人の選りすぐりのスペシャリストの存在。
そのスペシャリストが各々の専門性を発揮してプロの仕事する場面。そこには、綿密な計画をたて、スペシャリストがもてる力を最大限に発揮できるように環境を整え、スペシャリスト同志をつなげるリーダーもいる。

 そこには各々がプロとしての誇りを持っていると共に、お互いの能力を認め、信頼関係も成り立っている。

 こんな環境が揃えば、仕事が上手くいかないわけがないと感じた。私自身がスペシャリストとしてこんな環境で仕事ができれば楽しいだろうと強く感じた。
また、自分自身がリーダーの役割を担う時には、メンバーが皆、独自の専門性を持てるようにし、そしてそれが発揮できる環境を整えたい、そんなプロの集団にしたいと強く思った。

火事場の馬鹿力

2005-01-14 23:33:12 | Weblog
 来週のイベントに向けた準備も最終段階に入り、最後の追い込みに入った。

 絶対に終わらせないといけないことが山積みで、チームメンバーは皆もう一つ、二つ体が欲しいような状態。全員が体力的にも、精神的にもギリギリのところで動いている。

 お互いに連携して取組むところは取組み、助けられるところは助けあうものの、ギリギリのところでやっているから、一人一人が自分の仕事を自分自身でやりとげない限り準備は完了しない。

 「火事場の馬鹿力」かもしれない。

 最後の追い込みで次々にアウトプットを出していくメンバーがそう話した。その顔には疲れが見えるものの、疲れを超えて、自分自身で仕事をやり遂げたという喜びが溢れているように思えた。充実感に溢れていた。

 主体者意識がどんどんふくらみ、やり遂げるという強い気持ちが高まっていることをとても強く感じていた。自分自身を変えようと取組んでいた。

 火事場の馬鹿力もあったかもしれないが、自分を変えようと努力をして、確実に力をつけてきた結果だと思った。人の成長の瞬間をみたような気がした。

ワークショップ最終回

2005-01-13 23:52:07 | Weblog
 楽しみにしていた明日からのワークショップ最終回をキャンセルすることにした。悩んで悩んで悩んでキャンセルした。

 全ては私自身が原因。来週からのイベントに向けた準備の段取りが甘かった。最後の最後までチームのメンバーに迷惑をかけて、助けてもらって準備を進めていたが、結局は私がブレーキになって準備を遅らせてしまっている。明日やらないといけないことがまだ多くある。 

 職場のチームメンバーは、それでも私のいいようにさせてくれようとしていたが、そこまで甘えるわけにはいかないし、私自身にも責任感がある。今が正念場だから、ここで少しでも納得いくようにやっておかないと、後々後悔することも強く感じている。

 一方でこれまで一緒に学んできたワークショップの仲間とも、この機会を逃すともうなかなか会うことができないように思うと、寂しくなる。
毎回必ず一緒に飲みに行っていた、ゆ~にやん、だいちゃん、依田さんとは区切りとなる今回のワークショップが終わった日にまた飲みにいけることをとても楽しみにしていた。ときどき泣いてこまらせる人もいるが、みんなとても楽しい飲みをするし、楽しいだけでなくたくさんの承認を与えてくれる。

 飲み仲間だけでなく、今回会う予定だったまやさんやローリーやワークショップの仲間達、会いたかったな。

オヤジの癒し

2005-01-12 23:11:44 | Weblog
 今週2度目の飲み会。仕事はものすごく忙しいが飲みの約束は守る。普段は遅刻することも殆どないが、今日は1時間半遅れの参加。会場につくと上機嫌の酔っ払いだらけ。

 酒の肴も切れてきたところに、おあつらい向きの肴の登場で、みんなからつつかれる。今日のつつきかたは「ほめ殺し」。本心かどうかは別にしても、ほめられるのは悪い気はしない。

 さっきまで仕事の中で時間に追われ、ピリピリしていたものが、顔の筋肉から、身体全体からとれていき、そして心まで次第にほぐされていく感じがした。

 私も含めオヤジばかりで花はないがたまにはこういう飲み会もいい。オヤジ独特の気配りや優しさ、そして癒しがある。場を盛り上げるために頑張ったり、楽しそうにする飲み会もたまにはあるが、今日の飲み会はこんなこととは全く無縁。自然体で楽しめる。

 オヤジの癒しは『風の谷のナウシカ』に出てきたオウムの癒しのようなものだ。見た目はそんなに良くないが、暖かい気持ちを持っていて、痛んだところをしっかりとなおしてくれる。

1時間もいただろうか、遅れた分を取り戻すように飲み続け、酔っ払いがまた一人増えていた。

弱虫

2005-01-11 23:50:57 | Weblog
 やるべきことがなかなかできない自分がいる。決めることを決められない自分がいる。

 これは今になってはじまったことではなく、以前からこんな自分はいた。でも、自分自身でとても大事だと思っていること、自分自身だけでなくそれに関わる人々にとってとても大事なことなのに、手をつけられないでいる。決められないでいる。

 自分自身で決めることが好きで、自分自身が決めたことはやり遂げられると思っているくせに、真剣に考えず、行動せず結論を先延ばしにして、誰かが決めてくれる、時間が解決してくれることを待っている。

 もっともらしい言い訳はいろいろとつく。でもやっぱりそれは全て言い訳。いくらすばらしい言い訳でも、それを何回いいつづけても言い訳は言い訳、なにも解決しない。

 このブログを書いていると、少し気分が楽になってきた。自分自身を弱虫と認めると、余計な力が抜けてきた。
弱虫は弱虫なりに、精一杯考えて、行動して、結論を出すしかない。結果がどうなるかそのことに恐れず、自分自身が正しいと思うことをやるしかない。

弱虫=チキン。そういえば今年は鳥年だ。自分のような弱虫の年かもしれない。弱虫から逃げない失敗を恐れない。

上出来の酔っ払い

2005-01-10 23:50:48 | Weblog
 湯来温泉にやって来た。目的は1泊2日の新年会。でも、少し不思議な男9人の新年会。

 メンバーを繋げているものは「水琴窟」を作るということ。でもこれは後から加わった目的だから、今後もいろいろと変化する。変わらないのはロードスターという車の存在とそれを作った平井さんの存在。

 結局みんな平井さんの不思議な魅力に導かれてここに集まっている。平井さんからいろんな話を聞かせてもらいたいと思っている。

 今回のメンバーには若い人たちが多い。皆車好きで、その中でもロードスターが大好き。それを作った平井さんは憧れの人。自分達の大好きな車がどうやって作られたのか、もう何回も聞かせてもらった内容もあるが、皆身を乗り出して聞いている。

 平井さんも若いメンバーにまったく負けていない。15年前に初めてお会いした時からそうだったが、いたずら坊主のような人だ。いつも何かおもしろいことはないかと考えて首をつっこんでいる。

 そんな中にいて、私は年齢的にはミドル。この会の発端に関わり、メンバーのつなぎ的な位置づけなので、今回の新年会でもその役割を担うはずだった。
この新年会を楽しみにし、特に平井さんや若い人たちといろいろな話を朝まで飲みながらするつもりだった。

 それが、そうはいかなかった。

 世界第4位のラドン含有量を持つ湯来温泉のしんしんと雪が降る露天風呂に使った後、素朴だけれどおいしい料理を食べるとビールが進む。その後も持ち込みのさまざまなビールやとっておきの焼酎を飲むといつもよりも上出来の酔っ払いのできあがり。

 みんなが楽しく話す横で、スヤスヤと半睡眠状態。また、ゆっくりと皆と話す機会が必要になった。

雪の湯来

2005-01-09 23:08:42 | Weblog
 久しぶりにドライブに出かける。行き先は湯来温泉。

 普通に走れば1時間かからない距離にある場所だが、天気予報では山間部は雪マーク。
それでも心はとてもウキウキしていた。ドライブに出かけるのは久しぶり、温泉に行くのも久しぶり、おまけに雪道を走るのも久しぶり。

 いつもは準備が悪いくせに、事前にタイヤチェーンの取り付け方法を確認し、ガソリン満タンとタイヤの空気圧を確認し、おまけに雪で動けなくなった時ように食料もそろえた。

 倉木麻衣のベストアルバム『Wish You The Best』、Dreams Come Trueの『DIAMOND15』のCDを持って遠足に行く子供のようにウキウキしながらでかけた。

 湯来に行く山道に入る前から粉雪が降り始め、期待感は高まっていった。山に入ると一本道だし、以前によく走りに来ていた道だから、迷うこともない。
後は雪がたくさん振り、道路が白くなる手前でタイヤチェーンをつけるだけ。

 チェーンを付ける作業は嫌いではない、どちらかというと好きだと思う。かなり大げさだが、戦場にいく武士が、その前に鎧をつける場面とイメージがかぶる。心の静寂と恐れと期待が入り混じる時間だ。

 雪は降り続いたが、結局チェーンを付けることもなく湯来についた。
雪は時間と共に量が増え、湯来は雪景色になった。

チームプレー

2005-01-08 23:43:45 | Weblog
 自分はいろんなことを要領よくてきぱきとこなせると思っていた。そして自分一人でできることは、一人でやったほうが高い成果がだせると思っていた。
自分はチームプレイよりもシングルプレイが向いていると思っていた。

 でもこれは私の錯覚で、勘違いだと最近思うようになってきた。

 一人でやると変に自分に厳しくなったり甘くなったりする。
自分に厳しくなると、高い成果をだそうというあまり仕事が過剰品質になってそのために時間がかかりすぎる。結果的に納期に間に合わなくなる場合もある。
自分に甘くなると、今とりかかった方がよいことをぎりぎりまでやらないで、先延ばしにする。そして納期がすぎてからはじめてそのことに気がつく。
 
 もちろん2人以上のチームで仕事をすると、全てを自分が思ったようにはできない。意見の調整や擦りあわせをしたり、ペースをあわせたりして、お互いの妥協点を見出すことも必要になる。一人でやるのに比べて自由度に制限が加わる。

 それでも最近は、一人でやる仕事よりもほんの少しでも複数の人がかかわるような仕事のしかたをする方が、一人でやるよりも成果がでるようになってきた。
全てが自由ではなくても、制限された自由の中でより高い成果を出すことが自分は得意なような気がしてきた。今の自分はそう感じている。

 少し弱気になっているのかもしれない。

 でも、自分自身を振り返ってみると、「チームプレーで成果を出したい」と以前から思っていることを知っている。チームで取組んだことが成果を出すと、一人でやったよりも何倍も喜びがまし達成感が高まることを知っているから。

 弱気というよりも、チームプレイに対して、自然体になってきたという方が適切かもしれないし、そう思いたい。

丸い顔

2005-01-07 23:07:29 | Weblog
 正月休み明けに会う人は丸顔の人が多い。

 私は思わず「顔が丸くなられましたね」と言ってしまう。でも、それで殴られたり、嫌な顔をしたりする人はいない。「正月に食べてばっかりいたんでね。」「運動するのをさぼっていたから。」といった返事がニコニコした表情とともに帰ってくる。

 正月幸せ太りというのだろう。

 結婚して1ヶ月くらいたったころの男性にも同じ傾向がある。丸顔の人が多くなる。「飲んで帰っても奥さんが食事を作っているから食べてしまう。」「食生活が正しくなった。」といった返事がこちらもニコニコとした表情とともに帰ってくる。こちらは新婚幸せ太りというのだろう。

 どちらも幸せ太りだから、本人にとっては悪いことではないし、周囲から見ても健康そうにも見える。

 困るのがストレス太り。ストレス発散のために甘いもの、お菓子をバクバク食べる。神経質で不機嫌そうな、それでいて丸い顔をして、お菓子をバクバク食べている。

今の私にその傾向がでている。 

着物姿

2005-01-06 23:24:45 | Weblog
 正月連休明け出社初日。会社の玄関には門松がおかれ、その奥には年始挨拶の取引先企業の人々が待っている。始業まで全社放送で雅楽が流れる中、社員同士の年始の挨拶周りが続く。そして始業と同時に社長メッセージが放送され、それに引き続き始業式が行われる。

 いつもと変わらない年始の風景。私が入社した時から続いている。恐らくもっと以前から繰り返されている年始の風景。

 残念なのは着物姿がそこにないこと。着物姿がそこにあれば、年始がもっとはなやかな雰囲気になり、ワクワク感が高まりそうな気がする。振袖までとはいかなくても、着物姿があればいい。

 でも、会社は初日から通常通りの業務を行うので、着物姿を期待するのは非現実的なことは判っている。加えて人に着物姿を期待するのなら、自分からまずそうしたら良いが、私自身そんな勇気もない。

 そういえば3年くらい前に着物姿の女性が社内にいた。着物がとても好きで、どこに行くのも着物を着ていきたいと思っていたらしい。でもオフィスで着ると浮いてしまうだろうと悩んだすえに、やっぱり自分の気持ちに正直になって着物姿になったと聞いている。
訪問着だったが、その姿はオフィスで見ると確かに見慣れないものを見たような気がした。でも同時にとても新鮮な感覚も覚えた。自然体で勇気のある人だと思った。

 2~3ヶ月くらいだったろうか、着物姿を見たのは。その後は着物姿をみなくなっただけでなく、その女性もオフィスで見なくなった。
何があったのかはしらないが、なんとなくそこには楽しいドラマではなく、寂しいドラマを想像してしまう。

 今もどこかで、あの時の自然体で勇気ある女性は着物を着続けているだろうか。着物を着ることを自分自身が楽しんで、そして私のような周囲の男を勇気づけているだろうか。そうならばいいなと思う。

上海に行きたい

2005-01-05 09:43:39 | Weblog
 上海に住んでいる中学時代の友人から年賀状が届いた。

 小学校の時からミニバスケットをやっていた友人は、バスケットボール部のエース。抜群のテクニックで、デフェンスを振り切ってシュートを決める。大技もできれば小技も決まる、運動神経抜群で、バスケ部だけでなくわが中学校のスーパースターだった。

 一方の私は、突如中学2年になった時にバスケをやりたくなって入部したズブの素人。
なぜかスピードと持久力には自身があり、バスケでも通用するのではないかと思い入部した。

 エースの彼は体格もよく、顔は中学生にしてはかなり大人びていて、クラブの中では私に限らずチームのメンバーにとって怖い存在だったように思う。
チームプレイの練習では、失敗して彼に怒られないようにと思ってやっていた。チームのコーチと同じくらい怖い存在だった。
 
 彼の怖そうな表情はすごく印象に残っている。でも、彼に殴られたことはないし、彼が誰かを殴るような姿も見たことがない。
同時に彼の優しい表情もすごく覚えている。こんな風に表現するとそれこそ彼から殴られそうだが、彼の笑顔は蛙かゴリラが笑うとこうなるのかなというような愛嬌たっぷりの顔だった。

 高校が別々になってからは中学バスケ部の夏合宿で会うくらいになり、それ以降ずいぶん長い期間彼とは会っていない。でも、わが中学校で一番厳しい練習を一緒に耐えてきた仲間、その存在感やバスケの技術のすごさが私の目標だった彼とは、そこに横たわる長いブランクを超えてとても楽しい時間がすごせそうな気がする。

 夏くらいまでに、一度彼をたずねて上海に行きたい。

思いがけない出来事

2005-01-04 23:42:39 | Weblog
 待ち合わせ時間に間に合わせるため、近道となる初めて通る狭い道を自転車で走っていると、みたこともない料亭があり道が行き止まりになっていた。
一方で料亭の向こう側30m位先には今来た道の続きが見えていた。この料亭の敷地を突っ切れば、道を逆戻りせず、道に迷うことなく走り続けることができる。

 その料亭には着物姿のたくさんの仲居さんがいて、せわしなく動き回っていた。こっそり敷地を走っていこうとしてもすぐに誰かに見つかって注意されそうな感じだった。

 待ち合わせ時間まであまり時間がないし、どうするか悩んでいたところに、一際上品な紺色の着物を着た料亭の女将らしき人が通りかかった。その人は私には何も尋ねないで、「お急ぎのようですね。ここを通っていただいていいですよ。」と明るい声で言ってくれた。

 それでも私が躊躇していると、自転車のサドルに手をかけ自転車を押し始めた。その人は、料亭の敷地を抜けるところまで一緒についてきてくれた。私はそこでお礼をいって別れた。
お陰さまで待ち合わせ時間に間に合った。

 一方で、会うはずの相手がまだ来ていなかった。しばらく待つとMさんがやってきたが、一目みてびっくり、1週間あっていなかっただけなのに、ヘアスタイルが完全に別ものになっていた。
少し生真面目なタイプで、7:3ぽく髪を分けているMさんがパパイヤ鈴木風のアフロヘアになっていた。まだ違和感はあるが、とてもソフトな感じで彼の印象を楽しくさせていた。

 実はこれは全て夢の中の話し。

 今年初めての記憶に残る夢だったので、これを初夢にすることにした。そしてこの夢の意味を考えた。
私は思いがけないことや変化が好きなので、私自身が次々と思いがけないことがおこる夢を作ったのかもしれないが、思いがけない場所にいく、思いがけない良いことがおこる、思いがけない人と出会う、思いがけなく人が良い方向に変化することの暗示だろうか。
そして人から助けられる。こんなこともありそうだ。

高価な正月旅行

2005-01-03 22:52:05 | Weblog
 今回の年末年始は前年に引き続き旅行に出かけなかった。家にいてもやることがいろいろとあったので、それはそれでいいのだが出かけないことに物足りなさも感じる。

 旅行に出かけないことになった一番の原因は準備の悪さ、二番目は旅行料金の高さ。

 二つの理由があるのだがこれはつきつめれば、準備が悪いために高い料金でしか旅行ができなくなりあきらめてしまったというのが事実に近い。結局私の準備の悪さが原因だ。

 ただ、そもそも日本の正月時期の旅行料金は高すぎはしないだろうか。正月料金といって通常の2倍、3倍もする値段に設定するのはなぜだろう。

 「書き入れ時だから、ここで稼ぐんだ」という感覚が宿泊施設側にあるのかもしれない。でもこれは明らかに店側の勝手な論理だと思う。客側からしてみれば、通常とほとんど同じサービスを受けて、時期が違うだけで、なぜ2倍も3倍も高い料金を払わないといけないのか心の底では納得がいかない。

 そんな値段に設定してもさばき切れないくらいの需要があるのだろうか。さばききれないくらいの需要があるのならば、サービス業の価格設定としては理にかなっているといえないこともないが、やはり顧客からしてみれば不誠実な対応のように思える。

 池袋や新宿にある一見客を相手にしたぼつたくり居酒屋と同じように、宿泊客は利用した宿泊施設へのロイヤルティーを持てないのではないでだろうか。だから結局そのような宿泊施設はさびれていくのではないだろうか。

 もちろん日本の中には、こんな商売ではなく誠実な商売をしているところもあると思う。
事前にしっかりと調べもせずに、後から文句のようなことを言っている自分に明らかに非がある。
やっぱり一番の原因は私自身。私が計画的に旅行の準備をしなかったことが原因だ。
 

デューク更家になりたい

2005-01-02 23:03:28 | Weblog
 正月休みはなにかと忙しい。来客も多いし、正月セールや福袋の買い物にもでかける。また、パソコンの設定変更や部屋の片付け、普段気になっていてなかなかできていないことを一気に片付けようとする。

 タイトルが気になって年末に購入した数冊の雑誌も、気になるところからかじり読みをする。TVの正月番組も気になるタイトルが多く、リモコン片手に、次々とチャンネルを変えて見ていく。

 その中でデューク更家のモナコでの生活を紹介する番組をみた。昨年「情熱大陸」でデューク更家のことを知って以来、彼のことがすごく気になっていた。
彼のライフスタイルや、生き方考え方、ビジネススタイルなど興味はつきないし、そして彼のことをすごくうらやましく思っている。

 モナコに暮らしたいというのではない。彼の仕事・私生活・家族のバランス感覚、人への思いや熱い情熱、彼の行動力、すごく多忙な生活の中にあっても、しっかりと自分自身をもっていてすごく自然体。そして男の色気もある。こんな彼がうらやましい。

 彼の番組の中で紹介されていたウォーキングで、私自身ひとつだけ意識してやっていることがある。それは、歩くときにふる腕の振り方。後ろに引く腕を意識すると、腕の振り方がきれいになるらしい。

 幸いなことに、私の住む街にも彼のウオーキング教室がある。そのせいか、街でときどきとても格好の良い歩き方をしている人をみかける。私自身も格好の良い歩き方をしたいし、生デュークも見たいので、ぜひ参加してみたいと思っているが、空席がでないとのこと。


 デューク更家の言葉の中で気になったことを、拾ってみた。

~「デューク更家オフィシャルホームページ」から~
「大切なことは、一人一人の魅力を引き出してあげることです。いつも言うのですが、僕に習ったからといって10人が10人同じ歩き方をしてたら何の魅力もありません。その人ならではの個性を引き出しながら、それぞれの花を咲かせてあげることが、人生を前向きにとらえられる自信につながっていくのです。年令を重ねるごとに美しさの奥行きが深まっていく、女性にはぜひそうあってほしいのです。」

~「情熱大陸」ホームページから~
「美しく歩こうと思ったら、あかんよ。美しく歩こうと思うんじゃなくて、絶対に自分がきれいという歩き方をしないと。」