チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

上海に行きたい

2005-01-05 09:43:39 | Weblog
 上海に住んでいる中学時代の友人から年賀状が届いた。

 小学校の時からミニバスケットをやっていた友人は、バスケットボール部のエース。抜群のテクニックで、デフェンスを振り切ってシュートを決める。大技もできれば小技も決まる、運動神経抜群で、バスケ部だけでなくわが中学校のスーパースターだった。

 一方の私は、突如中学2年になった時にバスケをやりたくなって入部したズブの素人。
なぜかスピードと持久力には自身があり、バスケでも通用するのではないかと思い入部した。

 エースの彼は体格もよく、顔は中学生にしてはかなり大人びていて、クラブの中では私に限らずチームのメンバーにとって怖い存在だったように思う。
チームプレイの練習では、失敗して彼に怒られないようにと思ってやっていた。チームのコーチと同じくらい怖い存在だった。
 
 彼の怖そうな表情はすごく印象に残っている。でも、彼に殴られたことはないし、彼が誰かを殴るような姿も見たことがない。
同時に彼の優しい表情もすごく覚えている。こんな風に表現するとそれこそ彼から殴られそうだが、彼の笑顔は蛙かゴリラが笑うとこうなるのかなというような愛嬌たっぷりの顔だった。

 高校が別々になってからは中学バスケ部の夏合宿で会うくらいになり、それ以降ずいぶん長い期間彼とは会っていない。でも、わが中学校で一番厳しい練習を一緒に耐えてきた仲間、その存在感やバスケの技術のすごさが私の目標だった彼とは、そこに横たわる長いブランクを超えてとても楽しい時間がすごせそうな気がする。

 夏くらいまでに、一度彼をたずねて上海に行きたい。