チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

おしつけない

2004-11-15 23:56:57 | Weblog
 月曜の朝から気が抜けない。今後2、3ヶ月の仕事を進める上で、重要な鍵となる会議があるため気分が落ち着かない。
昨年も丁度今頃にこの会議があったが、準備不足で臨んだことも有り、会議でずばずば問題点を指摘され、その後のフォローにずいぶんと時間がかかった嫌な記憶が頭にある。

 今回もつつかれるネタはいくつかあるから落ち着かない。会議をはじめるまで、そして始まってからしばらくはひたすらこちらの考えをおしつけるプレゼンテーションや質問への受け答えを続ける。黒も白だといわんばかりに、すきを見せずにこちらの考えを無理やりおし通そうとしていた。

 でも、途中で気が変わった。無理やりおしつけるよりも、こちらに非があるのならそれを素直に認めて、よりよい形にすることのほうが大切だと思い始めた。

 30人ほどの会議の参加者は私の敵ではなく、私の仲間になってくれる人たちだから。

 結果的には予想外にスムースな進行のミーティングとなった。私の姿勢を変えたことがどのような効果があったかはわからないが、押し付けてミーティングを終えていたとしたら得られなかったと思うそんな気分になれた。 

 気持ちを変えることができたのは、昨日まで参加していたコミュニケーショントレーニングのワークショップの効果もあったかもしれない。
 

「今」をさらに強く感じる

2004-11-14 23:21:01 | Weblog
 東京での3日間のコミュニケーションのワークショップが終わった。「今」をめいいっぱい感じる3日間だった。

 これまではゴールを設定すると、そのゴールに向かって最短で進もうとする自分がいた。その途中にあるプロセスにはあまり関心がいかないでひたすら前を見ている自分がいた。でも、その一方で、そのことになんとなく疲れを感じ、もの足りなさを感じ、そこにある何かを探している自分がいた。

 「今」という感覚を知って、この答えがみつかった。「今」の感覚を充分に味わっていなかった、感じていなかったことに気がついた。

 「今」は一瞬だから今感じないと、同じ感覚は二度と味わえない。その一方で、「今」には無限の拡がりがある。この「今」を感じると人が人らしくなって豊かになるような気がする。「今」を感じると人は強くなって、そしてそれと同時にすごく穏やかになって優しくなるような気がする。

 強さ、穏やかさ、優しさ、そして情熱、感動、いとおしさ

 東京で出会った新しい仲間との時間を、過ぎ去った過去ではなく、未来でもなく、「今」として改めて感じ、味わうとこんな言葉になった。

完璧なおのぼりさん

2004-11-13 23:47:23 | Weblog
 東京はええなあ! 東京はええなあ!

 久しぶりの東京の夜の街を歩いていると、心の中で何度もこの声がしていた。
渋谷を少し歩いただけで、たいしたところに行ったわけではないが、この街のエネルギー、そこにいる人達のエネルギーをすごく感じた。

 たくさんの人がいるから街のエネルギーが高いだけでなく、たくさんの人一人一人のエネルギーがとても高い気がする。
人が人に刺激を受けて、そしてその人が他の人を刺激していく、そんな刺激の循環があるような気がする。よっぽど感度が悪い人でなければ、この街に来ているだけで、エネルギーが高まっていく気がする。

 漠然としたものだが、このエネルギーにあふれ、私自身の感覚をピュアにさせていく、この東京で自分を試したい気持ちが高まって行った。
完璧なおのぼりさんだ。

今を感じる

2004-11-12 23:30:08 | Weblog
 コミュニケーショントレーニングを東京で受けた。3日間の研修の初日は今を感じることを学んだ。今というのは、本当に一瞬の今のことで、1秒前とも、1秒後とも違う、まさに今の瞬間のこと。

 人の考えや思いは過去や未来に縛られがちで、今という瞬間にどのように思い、考えているかということに、ほとんど意識がいっていない。過去にも未来にも縛られない今を十分に感じることで
過去のできごとに対して新たな見方や理解をし、その上で、自分自身のありたい未来を考えることができるというものだ。

 今を感じるというのはとても新鮮な感覚だ。でも、なれないとすぐに過去や未来に思いがはせる。明日からの2日間で、しっかりと今を感じられる体質になりたいと思う。

 東京でのコミュニケーショントレーニングには新たな出会いがたくさんあった。これまでは大阪でこのトレーニングを受けてきたが、大阪とは違ったよさもある。この出会いがさらに仲間へと進んでいくこともとても楽しみだ。

忙しい日々

2004-11-11 23:02:27 | Weblog
 心機一転し、今日からは夢に向かって走り出すはずだったが、体がだるくエネルギーが今ひとつ高まってこない。風邪の前触れかとも思ったが、よく考えると、2日前のビックイベントの疲れだと気づいた。ビックイベント明けの昨日は平気だったのに、2日目になって急に体にきた。

 「年をとると2日目にくるんだよな」と、昔の上司が話していたことを思い出した。

 考えてみると、そのころの上司と変わらない年齢になっている。上司の言っていたことがよくわかった。「26歳くらいから40歳くらいまではあっというまだよ」とチームの女性に昨晩話したことも思い出した。

 気がつけば今日は11月12日。1年が本当にあっという間に流れ、月日が加速度的に早く過ぎる。仕事では、今年中にまだいくつもの山があるし、プライベートでもいろいろあるし、特に年末は忘年会がいくつも入ってくる。
仕事して、飲んで、勉強して、仕事して、飲んで、勉強して、少し遊んで...とても忙しい時期がやってくる。まだ、今年中に実現すると決めた約束も果たせていないし、忙しい日々が続く、夢を見ることを忘れないで前向きに取組んでいく。

夢に向かって

2004-11-10 23:02:46 | Weblog
 仕事が忙しくて余裕のない時ほど、仕事以外のことで自分を成長させる機会について考えたり、自分の夢について考えたり、そして実際にそのために行動をおこすことがこれまで多かった。
忙しい仕事のことだけで頭が一杯にならないように、忙しい時間に振り回されて自分自身を見失わないようにという想いからだと思う。

 でも、ここ一ヶ月ほどは自分の夢について考える時間がほとんどなかった。流れにながされて夢を忘れていた。私がやりたいと思っていた仕事だし、大事な仕事をやっていたのだから、それはそれで良いのかもしれないが、そのずっと先にある夢をみることを忘れていた。

 夢に向かって一歩踏み出した人が教えてくれた。夢を追いかけることの大切さを、可能性を信じることの大切さを。
夢に向かって走り出したその人には輝きがよみがえっていた。その人を覆っていたもやもやとしたものが取り払われて、もやもやとしものの中にあった小さな光が大きくなっていくような感覚を感じた。夢に向かって進んでいく強さとともに、優しさもいっそう大きくなっていた。

私の数々の夢がかなうことを願って、夢をおいかける絵本を贈ってくれた。

仲間に感謝

2004-11-09 23:55:26 | Weblog
 緊張続きの一日だった。ほとんど全てがぶっつけ本番で動く中で、上手くいったものもあれば、事前の段取り不足のため失敗もでた。

 上手くいけば、プロセスをたんたんと確実に進めていけばよいだけだったが、失敗がでたためその修復が大変だった。問題を解決するために多くの仲間が動いてくれた。

 次から次とおこる問題にみんなの顔つきはおだやかではなかったが、誰一人として怒る人はいなかった。問題解決を自分自身の課題だと捕らえて、主体的に対応してくれた。いきに感じて楽しみながら動いてくれる仲間もいた。
ばたばたとしていたから、何をするにしてもゆっくりと話をして進めることはできなかったが、どこかでお互いに通じるものを感じた。

 問題はおきないにこしたことはないが、新しいチャレンジにはやはり問題はつきものだと思うし、問題がおきたことで得られたことも多かった。仲間に感謝。

自分ひとりではない感覚

2004-11-08 23:28:09 | Weblog
 「あなたのためだったら、できるだけのことをやる」

 内心はすごくプレッシャーを感じながら取組んでいる仕事に関わる仲間からこんな言葉をかけてもらうと、とても嬉しくて心強い。
何よりも自分は一人ではないということが実感できて、自分自身のエネルギーが高まってくる感覚がする。「よし、やるぞ!」という気持ちが強くなる。

 自分一人で仕事をしようとか、人を巻き込みたくないとかいう想いはないが、自分自身でできることは自分でしようという責任感のようなものを昔から強く持っている。
でも、おおきなことをしようと思ったら、決して一人ではできないから、最後は多くの人に助けてもらいながら仕事が成り立っている。

明日の仕事もそうだ。自分ひとりではない、みんなで取組んできた仕事が、満足いく結果になればいいと強く思っている。

Secret of my heart

2004-11-07 23:23:18 | Weblog
 天気のいい日曜の朝の街を車で走る感覚はなんとも言えない。

 日曜の朝の街は人も車も少ないためか、街の中なのに静寂がある。お盆や正月ごろの真昼の街にも静寂があるがこれとは明らかに違うし、夜中の街の静寂とも違う、海や山や自然の中の静寂とも違う異質の静寂がある。

 この朝の静寂は、これから始まる一日のためにじっと力を貯めているような感覚を感じる。

 2代前の社長が話していた「蛙はジャンプする前に、いったん沈み込む。沈み込むから高くジャンプできる」の沈み込んでいる感覚。
宇宙戦艦ヤマトというアニメの中で、波動砲という特殊なエネルギー光線を撃つために、ヤマトの艦の機能をエネルギー充填に集中している状態。
これらのイメージと朝の静寂は全く同じではないが、始まりやエネルギーの噴出をイメージさせるところは感覚的に似ているものを感じている。

 こんな朝によく聞いている音楽は倉木麻衣の『Delicious Way』、特に「Secret of my heart」は私の感じている朝の静寂にとても合っていて、聞くとエネルギーが高まってくる感覚がある。
このなかでも自分自身のエネルギーが高まる歌詞がある。

Secret of my heart
わかってくれるよね
誰だって 逃げたい時もあるけど
それだけじゃ 何も始まらない
I can't say きっと必ず
I'm calling for a chance

 まだまだあきらめないぞ! 

未熟者

2004-11-06 22:29:18 | Weblog
 久しぶりの仲間との飲み会。楽しいものになるはずが、私のわがままが出て、会は堅苦しい雰囲気になってしまった。

 全ては忍耐が足りないという言葉につきる。人の話を聞かない、自分の価値観を人におしつける、人を傷つけるようなことを言う。自分自身が嫌になる。

 根底にあるのはその人の可能性を信じていること、もっともっと素晴らしい人になるための鍵に気づいてもらいたいということ、と自分自身では思っているつもりだが、本当にそうなのだろうか。思い込みがすぎる。

 忍耐が足りないのに加え、本当は思いやりも足りない。自分自身の弱さ、未熟さをあらためて痛感する夜だった。

プロセスを楽しむ

2004-11-05 23:52:03 | Weblog
 NHKニンゲンドキュメント『プロゴルファーさくら 旅立ちの秋』 を見た。

 横峰さくらさんとお父さんがプロゴルファーを目指し、それを実現するチャレンジのドキュメントだ。2人が目指しているもの、2人のゴールはプロゴルファーになること、そしてツアーで優勝することだ。このゴールに向かって精一杯取組むプロセスを、そこにある喜びや葛藤や、親子関係やさまざまな人間模様に焦点をあてて自然な描写で描かれていた。
 
 横峰さくらさんやお父さんにとってはすごく大変で楽しんでなんかいられないプロセスであろうことは、番組を見ていてすごく感じた。
でも、2人が取組んだプロセスを見ていると、そのプロセスがとても大変なものでもそこに精一杯取組む姿は、周りから見るととても楽しく見えて、羨ましく感じるということに気がついた。そして、結果だけでなくてプロセスにもすごく価値があることを感じた。

 同じプロセスを見ても当事者が感じるしんどさと、周囲が感じる楽しさや羨ましさ、どちらも真実だと思う。そうだったら、たいへんだと思うプロセスもできるだけ楽しんでやろうと思った。本気と真剣さ、そして情熱をもちながら。

NoとYes

2004-11-04 23:53:35 | Weblog
 「Noを言えないから仕事がどんどんたまってくる。たまってくるといい仕事ができにくい」前向きにいつもすごく頑張っている人が、少し疲れた表情で話してくれた。

 「私はNoと言ってますよ」とその時は答えたが、後から考えてみると「No」と言っていないことも多い。自分自身が努力をしないで、充分に考えないでお願いごとをする人にはNoと言おうとしているが、Noだけではなく何らかの提案をしている。「No」というのはやはり難しい。

 困っている人から頼まれると、どうしたら頼まれたことに応えてあげられるかを考えている。やるべきこと、自分がやりたいことにも「No」とは言えない。

 先日参加したワークショップで、NoとYesについて考える機会があった。「Yes」という時、たとえば自分自身が目標を立ててそれに取組む、目標に取組むことに「Yes」は言いやすい。「Yes」は比較的に決めやすいし、宣言しやすい。
一方で、「No」はそれを言うことで、自分自身にそして周囲の人との人間関係に対してYesよりも影響を与えやすい。少しつらい思いをすることもある場合が多い。

 でも、「No」と言うことはとても大切なことも知っている。「No」といわない限りは、ずっと本当の「Yes」は言えないような気もする。 

 

視点を変える

2004-11-03 23:56:10 | Weblog
 「視点を変える」ということについて、人前で話す機会があった。

 いま取組んでいる仕事の目的と関わりをもたせながらの話だったので、自分自身の仕事をより高い視点からみたらどうかという話が中心になった。会社の現状や計画、戦略を知って、会社全体と言う視点から自分自身の仕事を見てみようという話だ。

 自分の上司や、そのさらに上の上司のレベルの視点になって見てみようという話もした。これは、「上司だったらこう考える」という視点をもつことではなく、自分自身がその立場だったらどう考えるかという視点を持つことを意味としている。
この2つは似ているようで違っていると私は思っている。1つ目はどちらかというと上を見て仕事をするということで、2つ目は主体者意識を持つということだ。

 視点を変えるということを会社の中でするときには、この上司のレベルの視点だけでなく、チームメンバーの視点や、自部門以外の視点を持つことも大切だと思う。
そして、社内の視点だけでなく、お客様や、地域社会や、投資家や、さまざまな利害関係者の視点にたつことも大切だと思う。

 そして、これらの視点に立つことと同じくらい、いやもっと大切なのは、自分自身を制約している様々な視点から離れて、別の視点から自分自身や自分自身の考えをみてみることかもしれない。

負荷をかける

2004-11-02 23:42:15 | Weblog
1.荷重の原則
  適切な負荷をかける
2.漸増性、漸進性の原則
  負荷をかける場合は、はじめの負荷を少なめにし徐々に多くする
3.反復性の原則
  繰り返し刺激を加える
4.個別性の原則
  個々人の状態に適した負荷量で行う
5.全面性の原則
  体を成り立たせる重要な器官全てに対するトレーニングを行う  

 これは基礎体力を高めるトレーニングプログラム作成の際の「運動処方作成の5原則」というものだが、運動以外でも仕事や、ヒトの成長に関わるトレーニングを考える際に役立つ法則だと思った。
特に1の荷重に関わる内容がピンときた。「若いうちの苦労は買ってでもしろ」という言葉もあるが、成長のためには楽しいだけではなく、そこには少ししんどいくらいの負荷も必要だと私は思っている。
今自分がおかれているのは、この負荷が高い状態。でも、自分から買って出た負荷だからこれがきっと成長につながると思っている。
 
 「しんどいな...」と今日は思わず口にだしてしまった。

 口にだすことで、ストレスをためないようにする効果もあるので、無理に言わないようにする必要はないと思うが、明日からは「しんどいな!」と明るく前向きに言いたいと思う。 

欲張りな自分

2004-11-01 23:44:41 | Weblog
 会社にいる時間が最近長くなった。

 ただ長くいるだけでなく、一日中ばたばたと動き回っている。今自分が思っていることをまとめてみると次のようになる。
・仕事の一つの節目が間じかに迫っているから忙しいのはやむを得ない。
・やるべき仕事に対して、そのための時間が圧倒的に不足している。
・今のしんどい仕事をのりこえたら、そのことで自分自身が鍛えられて、次にはもっと大きな仕事にとりくめる。
・仕事がしんどいう分、仕事を成し遂げた時の充実感も大きく、それが楽しみだ。

 確かに、これらのことは事実に近いかもしれないが、冷静になって考えると、こういったことを自分自身に言い聞かせている自分に気がつく。自分自身では、賢く効率的な仕事をしようとして、一所懸命考えているつもりだが、思考が充分に働かず、むだな動きも多いように感じる。それを否定しないように、肯定しているのかもしれない。

 自分自身を忙しくさせている「なにか」についてもっと考えて、それに対処しないと、この状態からはしばらく抜け出せそうにない気がしている。「欲をかいている」のかもしれない。
 今とりくんでいる新しい仕事をしっかりとやりぬくためには、欲をかいていては成し遂げられない。捨てさる勇気も必要なように思う。