



今年のお正月ライドは、小豆島と決まりました。
勿論、島を渡るにはフェリーを使っていくのですが、車ごとでは料金も高いです。
なので、フェリー乗り場近くの駐車所に停めて、自転車と我が身だけを積んで参ります。
taizoさん曰く、『朝一番の7時15分発に乗りたいんだよね~。』
確かに、次の便では、時間が遅れて小豆島一周なんて出来なくなってしまいますからね。
集合時間厳守の遅刻厳禁です。
寝坊常習犯の私としては、二度寝は絶対にしては…。
元日は、飲んでは寝る、寝ては飲むの過ごし方でしたから、出発までに睡眠が沢山とれました。
だからか、深夜0時から、ズーっと起きてられましたよ。


時間前の20分前には『武生IC』に到着でした。
車の中で待機してると、『ポキッ、ポキ


で、私も『おはようございます。着きました。』と入力。。。

で、しんさんと事務兄ぃさんの反応は…。
事務兄ぃさん 『な~んや』
しんさん 『おもっしょねぇ』
ええ~っ、みんな何を期待してるの???

皆さんが集まり、予定通りに出発。
しかし、途中には濃霧が憚り視界はあまり良くありません。

天気が良くなるのはわかりますが、太平洋側に抜けるルートは、いつもこんな感じですね。
途中で、朝食を取り腹ごしらえ。
ここで、しんさん、ささまんくん、taizoさんが消える。。。

またまた、ポケモンGO探し…。
まだ、続いてるんですね。

『姫路みなとミュージアム』に到着しました。
ここで、乗船切符を購入。
姫路港から福田港までの旅客運賃は、1,520円。
自転車の運賃は、1,950円となります。
此方の、往復券を購入して自転車の準備に取り掛かります。

小豆島に来たのは、病院の慰安旅行以来ですよ。
ちょうど、就職して2年目だったかな?
だから、35年ほど前になるのかなぁ?
暖かい所なのですが、朝晩の冷えは何処も同じです。
着るウェアの選択が難しいですね。
上りが結構ある中、下りもありますから、汗をかいた後は身体が冷えますからね。
しかし、気温が15℃も上がれば、基本半袖だし…。

結局は、厚い冬用のジャケットは置いてくことにしました。
そろそろ、乗船だというのに、あのお三方は…。


このフェリーの素晴らしい所ですね。
ちゃんと、自転車を固定する歯止めと、しっかりとした固定。
流石に、自転車運搬料を払ったことだけはある。

スリッパも貸していただけるので、乗船内はこんな風にしてくつろぎ状態です。


さて、時間となり出発です。
朝焼けがとても綺麗でした。

こんなキャラクターも鎮座しています。(笑)
なんでも、『オリーブしまちゃん』という名前だそうで…。


到着まで、約1時間40分は乗ってないといけません。
暫くの間、みんなは仮眠中となりました。



そして、小豆島に到着しました。
話によれば、目の前のあの山を上っていくのだとか…。



いざ、出陣。

嘘かと思ったら、本当に下船後から上り。
それも、中途半端な上りじゃなく約10km近くは上ります。
平均10%、最高で17%の勾配でした。



『寒霞渓(かんかきょう)ロープウェイ』に到着です。
ロープウェイの時間もあり、あまりゆっくりは出来ませんでした。

さて、ロープウェイはこのようにして、自転車を載せることが出来ます。
乗車券は、1,350円に手荷物運賃100円がいります。

ロープウェイが下っていくと、そこから見える景色に大感動でしたよ。




これは、素晴らしいですね。
秋の紅葉時期は最高な見ごろだと思います。


ロープウエイの下に着きましたが、階段が長い事。。。


寒霞渓ロープウェイの入口ですね。

内海ダムです。




さて、暫くは平地走行でまったり。
『二十四の瞳』を目指します。




二十四の瞳 映画村のバス停です。
実は、これ醤油樽で出来てるんですよ。
ここ小豆島では、大きな醤油屋さんがありまして、こんな風に雨風の掛からないバス停に仕上がっています。

ここへは、以前も来ましたね。
勿論、自転車では初めてですが…。

ここも、お正月ですね。
大きな門松が…。

さて、あまりゆっくりは出来ません。
結構に時間は進んでるようです。
二十四の瞳映画村に来るときに通った、お醤油屋さん。
『マルキン醤油記念館』を見ていくことに。
さて、小豆島でお昼を探そうとなると、中々に大変です。
当時は、どこで昼食にしようと決めていましたが、そんなにおいそれと見つかるわけもなく、ここって決めたところにしました。
普通の大衆食堂さんに入りました。


ここの土地柄でしか食べれないものをと…。
目に引いたのが、この『ひしお丼』です。
此方の地の物に、この生しょうゆをかけて食べるのだそうで…。
流石に、生しょうゆは濃さとドッシリとしたお味。
この、味噌の様なのを解いて、ご飯の上に掛けて頂きました。
ご飯に乗ってる海の幸、そして此方ならではのオリーブが乗っています。
歯の弱い人、思い切って食べるとオリーブの種で泣かされますよ。
お味はというと、そんじょ其処らでは食べれないお味ですよ。
美味しかったです。


さて、『小豆島オリーブ公園』にやってきました。
こちらは、『オリーブ記念館』です。

郵便ポストの色が、何故に緑なのか?
よ~く考えたら、オリーブの色だったんですね。
ここで、皆さんと記念写真でした。(トップの写真)

さて、ここより、ちょっと下に下りて先に進むと、『ギリシャ風車』があります。

この辺一帯は、オリーブの木でいっぱいです。

何故か、ミカンの木もなっています。
美味しそうな色をしたミカンです。
落ちてるやつは、拾ってもいいのかなぁ?(笑)

さて、小豆島は香川県です。
香川県と言えば、うどんで有名ですよね。
ただ、ネットで調べれば、小豆島では生素麵も有名なようで…。
これといって、お腹が空いたわけではないのですが、何となく香川県のうどんのイメージが強くてね。
ちょいと、寄っていくことにしました。

注文は、ぶっ掛けうどんにたまごをトッピング。
事務兄ぃさんは、何か違うものを注文でしたが、お店のおばちゃんの『やめとき

お味はというと、香川県で食べたうどんの味とは程遠い感じです。
お店のおばちゃんに、『小豆島は、素麺で有名なのではないの?』と質問してみました。
おばちゃん曰く、素麺は昔の事業として作ってるだけで、お店ではあまり出してないようです。
それより、あなたたちは何処から来られた? と聞きました。
福井県からと言ったら、それならと、一品サービスで出してくれたのが、これ…。

冷たいざるうどんでした。
寒いから、温かいうどんと思ったのですが、コシ、のど越し、やはりこちらのほうが断然美味しかったですよ。

皆さんの口には、一本ずつしかないけれどって、出してくれたんです。
島のおばちゃんの親切に感謝でしたね。

ごちそうさまでした。

さて、此処より着いたのが、『エンゼルロード』。

実は、此方の陸と向こうの小さな島とが繋がっています。
滿汐時には、道が出来るんでしょうね。
先ずは、先頭で走って行くと自転車にまたがる、ささまんくんでした。
いやぁ、そのまま溺れてまえばいいのに…。(爆)

記念に、私も撮っていただきましたよ。

こんな岩も…。

他に見るとこは無いかと探すと、なんと『樹齢1000年のオリーブの木』というのが、看板に書いてあるではないか。
ここへ行きたいと、皆さん合意


でも、自転車置いてみると、それ程の大木っていう程ではないですね。

で、これを縦撮りしてみると、意外に大木に見えます。
まあ、一般のオリーブの木を思えば大きいには大きいですよ。

土渕海峡(どふちかいきょう)は、香川県小豆郡土庄町の、小豆島と前島の間にある、世界で最も幅の狭い海峡です。

全長約2.5km、最大幅は約400m。最狭幅は9.93mであり、世界一幅の狭い海峡として、1996年ギネスブックに認定されたそうです。
そして、海峡部の南側にある土庄町役場では横断証明書を有料で発行しています。
一枚200円、この証明書がクシャクシャになるといけないので、ささまんくんのリュックに預けたまま、忘れられてしまいました。
今度、会った時にでも…。


みんなで集合写真。


海峡の横を走りながら、お別れです。
ホント、短いので、あっと言う間でしたよ。(笑)

さて、あとは帰るだけとなりますが、これが平地なら何の問題もありません。
いやはや、流石に島と付くところ、アップダウンが多いですね。



でも、とても気持ちの良い走りが出来ました。

一周90kmと、それほどでもない距離なのですが、獲得標高は約1500mもあるという。。




そろそろ、夕日が傾きかけてきてます。
この、一直線の綺麗なストレート。
案の定、元気あり余ってるささまんくん先頭に、しんさん、taizoさんがドッピュ~ンと…。
置いてかれないかと涙目になります。



小豆島福田港に到着。
4時の船には間に合わず、次の便に乗ることに…。

それまで、ちょこっと時間があるのでプチ乾杯。
船の中では、皆さん相当疲れたやら、爆睡でしたよ。
帰りは、姫路城の近くで銭湯にはいりサッパリとしました。
さて、その近くにあるステーキハウスで食事にするはずだったのですが、ガソリンを入れないといけないので先ずはその確保に…。
と、ところが…。
『ささまんくん、そこグル~っと回って


何なんだろうと思いきや、またしてもポケモンGO。

いやはや、貴方たちはいったい…。
ガソリンスタンドは、正月だからか早くにしまってしまい、確保出来ませんでした。
まあ、高速道路のスタンドを使うしかないですね。
食事を済ませ、帰路につきます。
毎年恒例の、お正月ライド。

今年も、とても貴重な場所と、とても楽しいライドができました。
やっぱり、気の合う仲間との走りは楽しいですね。
走行距離 90km