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ひとりにひとつずつたいせつないのち!

2009年01月17日 | さけの観察

みんな おなじ いきているから
ひとりにひとつずつ たいせつないのち!

さけの卵をふ化させて、由良川に放流しようという取り組みに賛同しています。かわいいですよ!
09011402 とりあえず、水槽に鮭の卵をざるに入れて置いておきました。
毎日、水温を測っています。毎日の水温の足し算である積算水温が、成長の目安です。いま、卵が産まれてから400℃です。10℃の水温だと40日目ということですね。

09011403 このころは発眼卵で、卵の中で目がよくわかります。ふ化をし出す頃です。卵の中で、新しい命が動きます。そして、生まれた稚魚は、ざるから、水槽の下に落ちていきます。

09011603 今日は10匹ほどふ化していました。
はじめは、稚魚はおなかの袋(さいのうとか卵黄と言います)の栄養で育ちます。二週間ほどして袋は小さくなって、体が大きくなるとえさを与えていきます。
三月になると、地元の川の由良川に放流します。
1000匹放流して1匹帰ってくるという回帰率だそうです。

由良川は綾部市から福知山市、そして、舞鶴市を通って、日本海に注いでいます。
お隣の町の綾部市では、
「由良川に鮭よ帰れ カムバック サーモン
鮭が遡上する最南端の川で稚魚を放流する最上流地点・綾部市」
と銘打って、ずっと取り組まれてきました。

さけの放流・回帰を単に漁業振興ととらえることなく、由良川流域の文化を育て、生まれ育った川へ回帰する鮭の習性に習って、郷土愛をもってふるさとを愛し、心豊かなふるさと文化を育てたい、さらには、鮭が帰って来る由良川を美しく守ろうという由良川サケ環境保全実行委員会さんのアピールに賛同しています。
特に地元の学校を卒業してふるさとから離れていくことの多い子供達には、ふるさとを愛する心を育み育てたい。そして大きくなってふるさとにかえって来いという願いからであったと思います。

今回
「あなたの家でサケを育てて放流しませんか。由良川サケ環境保全実行委員会では、京都府地域力再生プロジェクト支援事業の交付金を受け、NPO法人由良川流域ネットワークに事務所を置いて、昨年の経験をもとにサケの飼育を指導・支援を行って個人や団体でサケを育てていただき、放流を継続することにしました。綾部市においても今日まで放流を行ってきた綾部サケ放流実行委員会をベースに、新たな実行母体を設立してサケを育てる個人・団体募集する体制を整えたいと思います。皆様のご協力をお願い致します。」
というアピールを受けまして、私も育て始めました。


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