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ふるるファームでキアゲハの幼虫を子供とゲット!

2009年07月25日 | アゲハチョウの観察

先週に続いて、25日(土)も、ふるるファームに行って、アゲハチョウの幼虫や卵を探しに、子供と行ってきました。コテージやクラインガルテンの家の前のミカンの木を探させていただきました。 ありがとうございました。豚のハナちゃんのいる場所の、ミカンの木も探させていただきましたが、いませんでした。
Dsc02468 卵が黒っぽくなっています。3つあるのがわかりますか?

Dsc02475 先週の日曜日も、いっぱい採ってきたので、あまりいないかなと思いましたが、卵からかえった幼虫がいたり、アゲハチョウが産卵にミカンの木の周りで飛んでいました。

Dsc02480 今回、ふるるの畑のにんじんとかパセリの葉っぱに、キアゲハの幼虫がいるのを従業員の方に教えていただきました。

Dsc02482 ナミアゲハとちがって、終齢幼虫は独特の模様をしています。
しっかりと、実物を観察できたのは初めてでした。

Dsc02483 4齢幼虫です。黄色の斑点が特徴です。

今から、終齢幼虫が前蛹なって、そして、蛹になって、羽化するのが楽しみです。

Dsc02501 26日の夜になって、キアゲハの幼虫が、前蛹になりました。

一回り小さくなりました。蛹になるのが楽しみです。

また、3齢幼虫が大きくなり、4齢幼虫になりました。

えさがなくなってきたので、ルーを上げています。

ルーは、パセリやにんじんの葉とよく似ていますね。

Dsc02505 27日の夜になって、前蛹が蛹になりました。

ナミアゲハの蛹とあまりかわりません。

少し色が薄い感じです。淡い黄緑色をしています。


子供とアゲハチョウの観察

2009年07月25日 | アゲハチョウの観察

7月20日の、ふるるの3周年イベントの時に、採集させてもらった5齢幼虫(終齢幼虫:黄緑色の大きいもの)です。

Dsc02454 24日には、さなぎに変化しました。

Dsc02461  蛹になっても、まだ、油断はできません。

アゲハヒメバチという、寄生蜂が、アゲハが幼虫の時、卵を産み付けていることもあるからです。

蛹からなかなか蝶が出てこないなと思っていたら、ある日、蜂が蛹の殻を食い破って出てくるということがよくありました。

Dsc02456 卵で採集したものは、殻を破り、1齢幼虫が出てきて、大きくなり、今、3齢幼虫くらいになっています。

Dsc02460 脱皮をした抜け殻です。

黒いごま粒みたいな感じで、1齢幼虫として採集してきたものは、脱皮をしながら、5齢幼虫の小さいものまでになりました。
えさの葉っぱの確保が大変です。むかし、お蚕さんのえさを桑畑まで小さい子が取りに行き、毎日欠かさずやっていたことや遊びほおけて欠かしたとき、蚕さんが弱ってしまって、すごく怒られるなんてことがよくあったのを思い出しました。
私の小学校時代の低学年の社会見学で、まだ蚕を飼っておられる農家の方がおられて、見学に行かせてもらい、蚕の幼虫をもらってかえってきて、みんなで世話をして、出てきた蛾にすごくびっくりした覚えがあります。
絹って、すごいですよね。虫のこんなところを人間が横取りするのを覚えたのだなんて考えるとすごい。
アゲハチョウの蛹から、アゲハヒメバチという、寄生蜂が食い破って出てきて、びっくりしていましたが、人間もいわゆる蚕に寄生していますものね。自然界って、寄生って多いです。
そんな観点も教えていきたいなと思っています。