平成23年7月27日
南アルプスの仙丈ケ岳に行った。
早朝に東京出発、芦安の1番バス5時10分発に乗車。広河原に向かう。
広河原から6時50分発の北沢峠行きに乗り、7時15分峠到着。
峠には小屋もあり、戸口台からのバスも入っており、大勢の登山者でにぎわっている。
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左:広河原のバス乗り場 右:北沢峠
今日の予報は、午後から雨。
峠からの広河原への最終バスは15時30分なのでゆっくりすることはできない。
そうそうに山道に入る。
樹林帯のしっかり整備された登山道で登りやすい。
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1合目・2合目・3合目と表示があり、励みになる。
4合目を過ぎ、5合目の大滝の頭(馬の背ヒュッテ分岐)と順調に登る。
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登山道を振り返ると先ほどまで見えなかったが甲斐駒ケ岳がその立派な姿を現した。
先日の甲斐駒ケ岳では展望がまるきりなかったが今日はどうだろう。
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しばらくすると小仙丈ケ岳が見えてきた。
途中、雨が降り出しあわてて雨具を着たが、すぐに止む。
登りで雨具を着っぱなしはしんどいので、雨具を脱ぐが、仕舞うのが面倒。
ザックカバーにくるんでがっさりとザックに放り込む。
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ほどなく小仙丈ケ岳到着。その向こうに目指す仙丈ケ岳が堂々とそびえる。
実は、山頂では先着の団体さんがいて撮影の時、映らないようにしたつもりが右端に手が・・・・。
さあ、先を急ごう。
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仙丈ケ岳手前に広がる小仙丈沢カール。
天気は思わしくないが、稜線にダイナミックな景色が広がる。
また、雨が降ってきて雨具を着込む。
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もう、そこが山頂だ。山頂には先着の登山者が見える。
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仙丈ケ岳の山頂到着。三角点を確認。
素晴らしい景色が広がる。
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こちらは大仙丈ケ岳。この先南アルプスの山並みが続いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/1d/a18b5dbba7134877f7c49b57051fbeb3.jpg)
甲斐駒ケ岳。手前の稜線は小仙丈ケ岳から続く稜線の登山道。
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本邦第1の高峰、北岳。右隣にのっぺりした間ノ岳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/8a/56a043f4a87ea66b20219b81af07f5c5.jpg)
稜線の向こうに鳳凰三山が見える。
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仙丈小屋と馬の背。
山頂での動画。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/d1/a881de5a58909386e38f070046378477.jpg)
お決まりのパチリ1枚。仙丈小屋へ続く道を下り始める。
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ほどなく仙丈小屋到着。
仙丈ケ岳とカールを眺めての宿泊は素敵だろうな。
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チングルマの咲き誇るお花畑。
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馬の背方面より仙丈ケ岳を振り返る。
馬の背に寄り道をするが、ガスで良く見えない。
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鹿による食害を防ぎ植生保護をしているということで登山道の脇にネットが張られている。
植生保護が大切なのは判っているが、ネットが美しくないと思うのは私だけであろうか。
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馬の背ヒュッテから5合目に戻る道をとる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/92/0898b4dc108d968e9ef26d951a586d67.jpg)
最近は立派な山小屋が多いが、ここは古くて貫禄のある藪沢小屋。
大滝の頭に戻って後は下るだけ。
時間は十分余裕だな。
バスの時刻表のメモを見て確認する。
すると13時5分発のバスがあることに気付いた。
急げば13時5分発の広河原行きバスに間に合うかもしれない。
緩やかな下りでは小走りに走ってひたすら下山。
北沢峠帰着。ギリギリで乗車の始まっているバスに間に合った。
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広河原から乗り合いタクシーで芦安の駐車場に無事帰着。
今回の感想。
天気は良くなかったが本格的に雨に降られることもなく、逆に暑くなくて良かった。
しかも展望もそれなりで満足な仙丈ケ岳登山であった。
■今回のコースタイムです。
07:24 北沢峠出発
08:31 大滝の頭(5合目)
09:24 小仙丈ケ岳
10:20 仙丈ケ岳山頂
11:28 馬の背(うろうろ)
11:45 馬の背ヒュッテ
11:57 藪沢小屋
13:02 北沢峠帰着
■そして今回の費用です。
1000円 道路通行料・行き 八王子IC~甲府昭和IC
1000円 道路通行料・帰り 甲府昭和IC~八王子IC
2200円 芦安~広河原往復バス代
1500円 広河原~北沢峠往復バス代(荷物代とも)
2000円 ガソリン代(走行距離234km。燃費17km/L・ガソリン145円/Lとして)
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7700円 合計(飲食費含まず)
日本百名山 第56座 南アルプス・仙丈ケ岳 終わりました。
さてさて、次は、どこを目指そうか。
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