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おーちゃんの 「目指せ。日本200名山!」  そして最近、いい加減な家庭菜園 (^^♪ 

日本百名山トレッカー(悪名高い?)を目指して人生後半ラストスパート!

100座完登後は、200名山を目標に!

八甲田山・仙人岱ヒュッテ

2012年04月29日 12時58分58秒 | 雑記

八甲田の仙人岱ヒュッテ。

とても整備されており、びっくりしました。

無人の避難小屋ですが、いざという時は心強い。

積雪が多い時はこの梯子で上部の扉から入ることになります。

4月25日は、左側の入口から入ることができました。

入口の前には鐘 ↓ があります。

 

なんと石油ストーブがあります。

燃料の石油も!

雨や雪で濡れた衣類を乾かすための物干し用ハンガーも。

壁の両側は効率よく蚕棚のように休むことができます。

注意書きとお世話になりたくない救助用ソリもあります。

極めつけはトイレ!

素晴らしい。

八甲田・大岳。

小屋からの展望 ↓ は言うことなし。

明治時代に八甲田雪中行軍遭難事件(200名近くが亡くなった)がありました。

冬期は大変厳しい環境となりますので地元の方々が努力して小屋を維持されているのかと

思います。

利用する時には、大切に使わせていただきましょう。

 

 

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東北・青森観光旅行?

2012年04月28日 13時00分27秒 | 雑記

東北・青森の観光旅行???

 

岩木山登山を予定していた4月24日。

700km以上、夜通し東京から走ってきたのに・・・・・・・雨 ↓

雨の日・・・・・ドナルドさんなら「こんな日は」と言って優雅に過ごせますが

自分の場合は

「なんてこった!天気予報の嘘つきめ。」

などと毒づきます。

「どうすりゃいいんだ。」

さっさと諦め、明日の八甲田山に期待する事に。

雨降りの嶽温泉。

後で知ったのですが、車の後は公衆トイレ。

いちおう、登山口だけは確認しておきました。

一気に東の八甲田山に移動。

八甲田山は、さすがに豪雪地帯。

雪の廊下です。

酸ケ湯温泉から十和田湖に向かうことに。

ここは地獄谷。

睡蓮沼のバス停。

ちょっと見に行くと・・・・・。

沼などは雪の下。

ただの雪原です。

これはトイレでしょうか。

わざわざ確認などしません。

スニーカーですので滑りおちたら大変です。

 

で、奥入瀬渓谷を経由して十和田湖へ。

立田の滝。

そばには水芭蕉。

紅葉の時期は大変なにぎわいになるようです。

白布の滝。

こんな岩場も。

奥入瀬は春はまだのようです。

で、十和田湖に到着です。

御倉半島が島のように見えます。

休屋~中山半島沿いの遊歩道。

この先にかの有名な・・・・。

高村光太郎作「乙女の像」

 

天気のせいで十和田湖も一望できません。

観光客もまばらなのですが、聞こえてくるのは中国語。

 

酸ケ湯に戻ろう。

言わずと知れた?「ヒバ千人風呂」に入るぞ。

その前に、天婦羅定食を食べて・・・・。

平日ですが観光客はそれなりに。

休日であれば恐ろしい混雑になるんでしょうね。

 

翌日、八甲田山の登山の後は再度、岩木山を目指すことに。

 

城ヶ倉大橋を渡って、黒石市に。

黒石をすぎて弘前市に入る。

街のど真ん中にこんな歴史を感じさせる建物があったり。

弘前公園の桜はまだでした。

 

25日、津軽岩木スカイラインの開通で8合目まで上がることができます。

お手軽に岩木山登山。

下山後、前日は雨で泣いた嶽温泉の縄文人の宿に立ち寄り湯でつかる。

お土産を買って、後は帰るだけ。

岩木山神社の鳥居の向こうに見える津軽富士。

夕刻、東北自動車道から見えた岩手山。

あの山も100名山です。

いつか訪れることになるでしょう。

 

そんなこんなの東北・青森観光旅行+登山。

うろうろ周って、その走行距離は、なんと1726km!!!!

 

往復の運転でぐったりの旅でした。

 

 

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山行記録  73.岩木山  その2

2012年04月28日 06時12分21秒 | 日本100名山  山行記録

平成24年4月25日(水)

 

八甲田山から弘前を抜けて岩木山に向かう。

本日は、津軽岩木スカイラインの開通日であり、さらにリフトで上がれば

岩木山山頂には労せずして登ることができる。

本来、山は下から上がってこそ感激が大きいものであり、文明の力を借りて

頂上を極めたとて、それは山に登ったとは言えないと非難されるかもしれない。

文明の力と言えば、根子岳のヘリコプタースキーツアーのようなものもあるし・・・。

 

まあ、冥土の土産に100名山ハントをしているのだから勘弁して下さいませ。

 

しかし言い訳をすれば、本当は昨日、しっかりと登山口の嶽温泉から登る予定であった。

(実は、スカイラインも開通前で止むを得ず下からの予定だったかもしれなかったが・・・)

昨日は、残念なことに雨が降っていたんですよ・・・・・・本当ですとも。

 

 

八甲田から黒石市を抜け、弘前市内へ入る。

弘前公園の桜はまだであった。

行く手には浮かんでいるように見える岩木山。

青森の津軽といえばりんご。

りんご畑と岩木山。

本日開通の津軽岩木スカイラインを利用し、8合目まで一気に上がる。

駐車場からはっきりと岩木山山頂が展望できる。

通行料は1500円だったが、価値ある1500円だと思う。

JAFカードを持ってきていれば割引になったらしいが、忘れてしまった。

くやしい。

さらにリフトを利用して登ろうと目論んでいたが、リフト運行は明日(26日)からだと言う。

やむを得ない。

ここからは自力で上がろう。

昨日の予定では、スキーで登山するつもりであった。

ここから登るとなればスキーを持っていくのもお荷物であろう。

登山靴で登ろう。

・・・・・・

登山靴用のアイゼン忘れた。

スノーシューも忘れた。

・・・・・・・

アイゼンないと怖い。

・・・・・・・

仕方ない。

スキー兼用靴で登ろう。

兼用靴と言っても歩きにくい。

 

とにかく「行くしかない!」

 

雪は緩んでおり、先行のトレースがしっかりとあるため登りやすい。

でも、こんなトラバースの途中で怖くなったりするもので、恥ずかしげもなくアイゼン装着。

最後の鳳鳴ヒュッテへの登り。

急斜面だがこの雪質では滑り落ちることはないだろう。

ヒュッテが見えてきた。

このブッシュを抜けるのがやや大変。

踏みぬきやすく、枝に引っかかる。

鳳鳴ヒュッテからは夏道の岩交じりの登山道となる。

ひょっとすると、あれは八甲田の山々か?

向こうから見えたのだから、こちらからも見えるだろう。

夏道は、スキー兼用靴にとっては快適とは言えない。

短い距離でなければたまらない。

 

小屋がだんだん遠ざかる。

1625mテラス到着。

夢のカプセル埋蔵・・・・とあるがなんのことだろう。

 

ほどなく、山頂が見えてきた。

 

あっけないぐらいに着いた岩木山頂。

青森県の最高峰。

 

ちょっとガスが出た。

山頂の岩木山神社の社。

ご本尊はまだ雪の中。

山頂でお決まりのパチリ1枚。

 

山頂からぐるっと動画で見渡す ↓

 

むこうは日本海だろうか。

はっきりとわからない。

岩木山は独立峰なので見下ろす景色しかない。

展望は良いが、山々の景色ではないため迫力に欠ける。

天気が良く、これだけの眺めがあるのだから文句を言っては罰があたってしまう。

 

東京への帰路は長い。

パンを一つ食べてから、下山を開始する。

左は弥生コースにむかう竹竿の目印のようだ。

下りはあっけない。

ずんずん下る。

この時間と言うのに、スキーツアーの人たちが登ってきた。

彼らの登っている姿をパチリ。

山スキーはいいな。

今度こそスキーで下ろう。

 

無事、下山。

ターミナルハウスの屋上からの展望。

なかなか素敵な眺めである。

今日は天気が良くて本当に良かった。

(ここ、8合目ターミナルのトイレは素晴らしくきれい。間違いなく三ツ星!)

 

ブナの林をカーブの連続でスカイラインを下る。

嶽温泉・縄文人の宿で立ち寄り湯につかる。

 

後は、700kmにも及ぶ辛い帰路が待っている。

さあ、もうひと頑張りだ。

 

 

◆◆◆今日の感想◆◆◆

最高の天気。

言うことなし。

下から登らずに良かったかも・・・・・。

ここは、バス利用のスキーツアーがお薦め。

 

■今回のコースタイムです。

12:05  津軽岩木スカイライン・8合目駐車場
12:53  鳳鳴ヒュッテ
13:34  岩木山山頂
14:44  駐車場帰着

GPSのログです。(クリックで大きくなります。)

 

■そして今回の費用です。

6300円 道路通行料・行き  国立府中IC~大鰐弘前IC 
6200円 道路通行料・帰り  大鰐弘前C~国立府中IC
1500円 津軽岩木スカイライン通行料
15200円 ガソリン代(走行距離1726km!!!。燃費17km/L・ガソリン150円/Lとして)
---------------------------------------------------------------------
29200円 合計(入湯代、飲食費含まず)

※車でうろうろ回ったため、だいぶ距離が延びた。それにしても1726kmとは!!!)


 

日本百名山 第73座 岩木山 終わりました。

 

 

さてさて、次は、どこを目指そうか。

 

 

 

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山行記録  72.八甲田山  その3

2012年04月27日 12時15分56秒 | 日本100名山  山行記録

八甲田山・大岳、1584mからの展望 ↓

 

 

お鉢の縁の向こうに見えるのは高田大岳。

右手に小岳、奥に雛岳を従えているよう。

井戸岳と赤倉岳。

鞍部に避難小屋が見える。

ぽっかりと岩木山。

頂上でお決まりのパチリ1枚。

今日はご機嫌だ。

 

さて次は小岳に向かう。

お鉢を時計回りに東に進む。

ここから滑りだそう。

正面の高田大岳に向かって大きなバーンが広がっている。

ちょっと緩み過ぎた雪。

若干重くなっているが問題なく滑り降りることができた。

大岳の大斜面を振り返る。

 

ここからは適当に小岳に向かってシールで登る。

頂上近くでハイマツにつかまり苦労したが小岳1478m山頂到着。

山頂標には仙人岱大岳と記してある。

ここでも素晴らしい展望。

下ってきた大岳。

この位置からだとお鉢が見える。

井戸岳と赤倉岳。

東側の斜面は雪が豊富だ。

硫黄岳と南八甲田。

そして高田大岳。

小岳からの下りは、ガイドブックによれば南側の雪庇の切れた部分から先の見えない斜面に

飛び込むと素晴らしいバーンが待っているとか・・・・。

南に雪面が繋がっていなかったことと、もし繋がっていたとしても、自分は先の見えない斜面に

飛びこめる訳はない。

地図を眺めても崖マークが記されているところだ。

馬鹿げている。

おとなしく、西斜面の樹林帯を下る。

正面の硫黄岳手前に避難小屋が見える。

天気の良い時は、方向がきっちりと目視できるが、ガスがかかっていたら平坦で迷いやすい

ところであろう。

地獄沢を下る。

下りやすい斜面。

傾斜の緩いツアーコースをほぼ真西に向かって下っていく。

ほどなく酸ケ湯温泉の屋根が見えてきた。

無事、帰着。

大きな駐車場では、連休に備えてか除雪作業が行われていた。

 

 

◆◆◆今日の感想◆◆◆

最高の天気。

言うことなし。

酸ケ湯温泉をベースにしてゆっくりといろいろなツアーコースを楽しみたいところ。

 

しかし、今度来る時は車は止めよう。車ではあまりにも遠すぎる。 

 

■今回のコースタイムです。

05:03  酸ケ湯温泉駐車場出発
06:42  仙人岱ヒュッテ
07:45  大岳
08:58  小岳
10:01  駐車場帰着

■GPSのログです。(クリックで大きくなります。)


日本百名山 第72座 八甲田山 終わりました。

 

 

次は、岩木山を目指します。

 

 

 

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山行記録  72.八甲田山  その2

2012年04月26日 18時38分12秒 | 日本100名山  山行記録

平成24年4月25日(水)

 

前日、酸ケ湯温泉前の駐車場で車中泊。

けっこう寒かったが、充分眠ることができた。

4時に起床。

朝ごはんを食べていざ出発。

まだ5時を少し回ったころ。

 

 まだ静かな酸ケ湯温泉から道路を少し東に向かって歩く。

正面に今日の目的地、八甲田山・大岳1584mを望む。

 

 この鳥居が出発点。

スキーツアーコースの大岳環状ルートを進む。

プレートによる番号表示があり、これにそってすすんでいくが、前日までのトレースもはっきり

しており、道間違いの不安はない。

南側には素晴らしい姿の南八甲田が広がる。

こちらも山スキーヤーにはたまらないフィールドとなっている。

 

 大岳がはっきりと確認できる。

 やがて地獄沢に出る。

ここからは沢沿いをつめていくことになる。

ところどころに道しるべの竹竿がたててあり心強い。

 朝日が顔を出したところが地獄沢の源頭。

 登りきって振り返ると、昨日、雨のために中止した岩木山がぽっかりと浮かんでいるよう。

岩木山のアップ。

今日は、津軽岩木スカイラインの開通日。

リフトを利用すれば短時間で登れない事もない。 

 まずは、目の前にそびえる大岳に向かおう。

 そのあとは小岳。

小岳の向こうに高田大岳が見える。

 仙人岱ヒュッテとその向こうに硫黄岳。

 素晴らしい展望だ。

大岳の東側は素晴らしい1枚バーンの斜面。

帰りはあそこを滑り降りる。

今は見えない湿原地帯を突っ切って登り始める。

振り返って硫黄岳の奥に広がる南八甲田の山々。

昨日、雨でくさっていたが嘘のよう。

今日のこの天気は最高!!!!!

 

 

ちょっと一休み。

コーラが旨い。

残雪を口に放り込み、コーラ。

先週の巻機山とは違って、絶好調。

 高田大岳の向こうにちょっこりと雛岳。

山頂南の火口壁の縁に到着。

正面に頂が見える。

もう少しだ。

 

 山頂には積雪がない。

三角点も姿を現していた。

 

展望方位盤と小さなお社。

 

素晴らしい眺めが待っていてくれた!

 

<<<続く>>>

 

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山行記録  72.八甲田山  その1  73.岩木山  その1  

2012年04月26日 12時32分44秒 | 日本100名山  山行記録

平成24年4月18日(水)

本州最北端 青森県の八甲田山 大岳~小岳

同じく青森県の岩木山に行ってきました。

八甲田山・大岳山頂にて

岩木山・山頂にて

 

遠くておいそれとは来ることができない青森県に遠出しました。

4月24~25日と2日間の予定です。

4月24日に岩木山、25日に八甲田山を登るつもりでした。

 

実際には24日の朝、岩木山の予定出発地点の嶽温泉に到着した時、雨降り・・・・・。

計画変更をしなければなりませんでした。

24日は諦めるとして、晴れの予報の25日・八甲田山だけはなんとしても登らなくては。

嶽温泉から八甲田山・酸ケ湯に移動。

あいかわらず雨でしたが、奥入瀬渓谷と十和田湖観光をする事に。

 

午後、酸ケ湯に戻り天婦羅定食を食べ、温泉に入りました。

酸ケ湯温泉のヒバ千人風呂は、混浴で有名です。

期待をしなかったと言えば嘘になりますが、女性は入浴していませんでした。

 

東京~青森の長距離移動で寝不足、明日のために早めに就寝です。

温泉には入りましたが、宿泊は車中泊。

東北遠征計画、潤沢な予算が組めませんでしたので・・・・。

 

明日はばっちり晴れてくれるはずです。

 

八甲田山に        <<<続く>>>

 岩木山に     <<<続く>>>

 

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山行記録  71.巻機山  その2

2012年04月20日 06時12分09秒 | 日本100名山  山行記録

山行記録  71.巻機山  その2

 

ニセ巻機から見えた巻機山は遠かった。

ニセ巻機からいったん避難小屋に向かって下るのだが、小屋など影も形もない。

雪の下だろう。

シールを外さず、最後の登りに備えてそのまま下った。

相変わらず、足を攣りながらの苦しい登り。

でも、もうそこが山頂だ。

 

雪のない最高地点と思えるところには山頂標もなにも見当たらない。

GPSも山頂を示しているし、そばにあった石積み(ケルンとは呼べない)を山頂としよう。

 

お決まりのパチリ1枚。

本当は、金正日風のオーバーグラスを掛けているのだが・・・・・・記念写真の時は外さなくては。

 

気取っている時ではなかった。

 

本当の話をしよう。

両足の両太ももを攣った。

動けない。

痛い。

必死にマッサージしたり叩いたりした。

石積みのそばでひっくり返った。

攣っているんではなくて、筋でも切れたんでは・・・・?

よりによって最高地点でこんな体になろうとは・・・・。

下山ができない。

「遭難」の2文字が浮かんだ。

しかし、足を「攣りました。」では話にならない。

少なくとも「足を折りました。」ぐらいでなくては救助要請などできるわけはない。

 

幸いなことに、天気は最高。

時間もまだある。

なんとか回復させなくては・・・・・。

 

そんなこんなの辛い山頂だったのである。

景色は良かった。

ニセ巻機などずいぶん下に見えた。

勉強不足でどこの山か判らないがとにかく素晴らしい展望だった。

方角的には妙高・火打~北アルプスであろうか。

 

 

ようやく動ける程度になった。

あとは下るだけだぞ。

なんとかなる。

 

 

山頂からは一下り。

2名の後続登山者があがってきた。

ああ、まだ登りがあった。

ニセ巻機への登り返しだ。

必死につぼ足で登る。

 

3名の登山者。

食事をとっている方と、ペアで来られた方。

男性はボーダーで、彼女を残してピストンで巻機に向かった。

 

ザックを下して座り込み、、ショッツをいただく。

ワイルドビーン味のすごく甘いショッツも雪と一緒に頬張ると最高においしい。

一気に回復するかもしれない・・・・・。

 

そうならなかった・・・・・・。

さらに悲惨な地獄が続くのであった。

 

いよいよ急な下り。

ここはおとなしく下って・・・・。

8合目付近の緩いバーンは自分のようなスキーの技術でも楽しめる。

適度に緩んだ雪で、シュテムボーゲンでも通用するのだ。

なんとかなったのはここまで。

 

この先の樹林帯では、少し下っては座り込んで足のマッサージ。

とにかく攣りっぱなし。

しかもボーゲンでハの字にスキーを開こうと思えは、太ももはいちころ。

 

運動不足。

体力不足。

 

反省の言葉。

 

もっと精進しなければ。

 

とにかく、こんな厳しい下りは初めてだ。

 

 

ところで・・・・・転がって休んでいる時に、目の前にあったザックをパチリ。

これは、先日、友人からいただいたもの。

ディナフィット:ザックを背負ったままスキーを担ぐことができる優れもの。

 

ハナタレ爺さん。

これはアスリート用ですよ。

ザックなど決して降ろさないで登り・滑り続ける人向けでしょう。


足を攣りっぱなしのような素人さんの使うものではありませんとも。

だって、ひっくり返って休んで、ザックはすぐにほっぽり出しますから。

素人用の、ぱっと降ろせるザックを見つけて下さいな。


でも、スキーは着けやすかった。

ありがとう。

 

必死の思いで下り続け(休み続け)写真を撮っている暇がない。

5合目付近でニセ巻機を振り返る。

途中、ちらっと見えた山。

東洋のマッターホルンと言われる大源太山ではないだろうか?

 

とにかく、やっとの思いで下山した。

厳しい山行だった。

 

 

橋を渡って、除雪された林道を下る。

 

 

ほどなく駐車場到着。

辛い1日であった。

 

帰京途中、塩沢石打のサービスエリアにて。

4月18日と言うのにこの雪の状態。

今年はいかに積雪が多かったか。

 

巻機山のログ ↓

 

◆◆◆今日の感想◆◆◆

 

厳しかった。

辛かった。

痛かった。

参った。

帰りの高速運転中にも、オートマのため動かしていない左足が突然攣ってあせった。

 

でも、とにかく展望は最高だった。


思い出深い登山となった。

 

■今回のコースタイムです。ただし酷過ぎて参考になりませんので。

05:59  駐車場出発
11:09  ニセ巻機山
12:04  巻機山
12:57  ニセ巻機山
15:09  駐車場帰着

■そして今回の費用です。

2300円 道路通行料・行き  八王子IC~塩沢・石打IC 
3500円 道路通行料・帰り  塩沢・石打IC~八王子IC
4000円 ガソリン代(走行距離456km。燃費17km/L・ガソリン150円/Lとして)
---------------------------------------------------------------------
9800円 合計(飲食費含まず)


日本百名山 第71座 巻機山 終わりました。

 

 

さてさて、次は、どこを目指そうか。

 

 

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山行記録  71.巻機山  その1

2012年04月19日 12時45分21秒 | 日本100名山  山行記録

平成24年4月18日(水)

上越の巻機山に行く。

東京を早朝に出発。

関越自動車道の塩沢石打インターから清水に向かう。

 

まだ、桜坂の駐車場までは除雪がすすんでおらず、少し手前の臨時と思われる駐車場に駐車。

平日ゆえ、先に駐車している車は1台。

まだ、仮眠をしているようであった。

準備して6時少し前に出発。

除雪された林道はすぐに終わり、雪面を進む。

橋もこんな状態。

 

桜坂と思われるところ。

赤いテープが見印であるが、どこを進んでも良い。

正面の小山から尾根が始まる。

 

今日の足ごしらえ。

スキー登山。

巻機山は山スキーで有名なところである。

 

 

雪はザラメの湿雪。

井戸の壁と呼ばれるけっこう急な樹林帯を喘いで登る。

ひょっこりと尾根の端に飛び出す。

5合目・焼松か?

この向こうは雪庇。知らずに覗き込むと危険。

徐々にガスが晴れてきた。

天気予報では今日は好天のはず。

やっぱり天気が良いと気持ちが違う。

雪庇の向こうを恐る恐る覗く。

米子沢の様子を見たい。

状況が良ければ、この沢を降りてこようかとも思っていた。

すごいデブリが出ている。

こりゃあ、止めとこう・・・・。

 

このころ、気持ちには充分な余裕があった。

まだ、このころは・・・・。

あとでとんでもない挫折感を味わうことになろうとは夢にも思っていなかった。

このころは・・・・。

 

頑張って登り続ける。

少しずつ、筋肉に疲労が蓄積しているのも気づかずに・・・・・・。

せっせと登り続ける。

 

あそこがおそらく巻機山か?

おそらく6合目付近。

素晴らしい展望。

割引岳と三角の黒い岩肌は天狗岩。

 

 

360度の大展望。

 

 

ニセ巻機へはなだらかな雪面。

ところどころに竹竿の赤い目印がある。

すこし疲れを意識してきた。

知識不足でよく判らないが、とにかく素晴らしい展望。

ニセ巻機への急な斜面。

ジグザグに斜登行を行うが、太ももが攣った。

左に向って登るときは右太もも。

右に向って登るときは左太もも。

その繰り返し。

足元がおぼつかないので、アイゼンに履き替えて登り続ける。

やっとこ着いたニセ巻機山頂。

9合目。

割引岳。

右に続くなだらかな稜線の奥に位置するのが・・・。

 

目指す巻機山の山頂。

 

ヤスヒロ先生であれば「待っていなさい!」と言うところであろう。

 

自分はそうとう疲れが出ている。

その距離感に半ば、ぞっとしてしまった巻機山頂である。

 

<<<続く>>>

 

 

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デブの素

2012年04月09日 16時01分57秒 | 雑記

100名山には関係ありませんが、ザーネワンダー ホイップクリーム。

スプレー式の生クリーム。

コーヒーやココアにクリームをシュワッと入れたりします。

写真にもある通り、何にでもシュワッといきたくなります。

3時のおやつにアップルデニッシュを買ってきました。

ただでさえハイカロリーなのに、もちろんシュワッとやってしまいます。

 

そう、どら焼きなんかにも

「あんことクリームは合うんだ。」

などと言いながら、シュワッと・・・・・。

 

これは「デブの素」ですね。

 

 

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遥かなる100名山。

2012年04月07日 13時58分34秒 | 山行計画

100名山登山・・・・・ハードルが高い。

残すところ北から

北海道      利尻山
          トムラウシ
          幌尻岳
東北       岩木山
          八甲田山
          八幡平
          岩手山
          早池峰山
          会津駒ケ岳
上信越      平ケ岳
          巻機山
          赤城山
北アルプス   剣岳
          立山
          薬師岳
          黒部五郎岳
          槍ヶ岳
          穂高岳
中央アルプス  木曽駒ケ岳
南アルプス    塩見岳
          聖岳
          悪沢岳
          赤石岳
伊豆       天城山
北陸       白山
          荒島岳
近畿       伊吹山
          大台ケ原
          大峰山
九州       宮之浦岳

以上、30座。

赤城山と天城山は、そう遠くはないが、他の山々は

アプローチ往復で最低500km以上ある。

楽には終われそうもない。

あと2年か・・・・・。

 

来週の水曜日は雨模様。

また、山はパスか。

 

 

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