おーちゃんの 「目指せ。日本200名山!」  そして最近、いい加減な家庭菜園 (^^♪ 

日本百名山トレッカー(悪名高い?)を目指して人生後半ラストスパート!

100座完登後は、200名山を目標に!

山行記録  55・旭岳(大雪山)  その2

2011年07月12日 06時53分05秒 | 日本100名山  山行記録

平成23年7月7日

 

今日は七夕。

1年に1度の織姫と彦星のデートの日?で、今日ぐらいは良い天気にしてくれなければ神様も
野暮と言われるであろう。
昨日までの北海道は本当に天気に恵まれなかった。
6日の十勝岳登山の後、旭岳の登山口である旭岳温泉(大雪山旭岳ロープウェイ出発点)に向い
ロープウェイ乗り場手前の公営無料駐車場に入った。

ここで、また車中泊。
明日の天気を信じて早めに就寝。
夜中に寒くて服を重ね着した。

 

写真左は前日6日夕刻の旭岳山頂方面の様子。山頂付近にうっすらと雲がかかっている。


翌 7日、起きて山を眺めてみれば・・・・・「やったぞ!晴れている。」 旭岳に朝日が昇る?

 

今日は良い天気だ。

ロープウェイの始発は朝6時。

早朝にもかかわらず、満員の乗客でびっくりした。

さすがに北海道のメジャー級の観光地である。

 

約10分ほどで姿見駅に到着。

目の前には大きく旭岳がそびえている。

さあ、出発だ。

駅のそばにはこんな雪田がある。

そして旭岳。

大勢の観光客が皆、素晴らしいと感激するであろう。

そして、もちろん自分も大感激である。

来たかいがあった。

整備された登山道を少し登って、振り返る。

この先は登りがきつくなり、さすがにハイヒールで・・・・という訳にはいかないだろう。

音をあげての噴気は迫力がある。

山頂に向かう道。

お日様がまぶしい。

山は晴れると本当に気持ちが良い。

昨日、出発地点でいきなり横っ面を張られて断念したトムラウシ。

山頂で強い風とガスでまったく面白くなかった十勝岳。

今日のように素晴らしい天気であればよかったのに。

特にトムラウシは今回の北海道でメインの山と考えていただけに残念であった。

しかし、眺められたので良しとしよう。

 

岩の多い登りを過ぎるとやっと山頂が見えてきた。

金庫岩を過ぎれば、もう山頂である。

ここで、下山中の登山者(途中、追い越された)とすれ違う。
走り下りていたのでトレランでの十勝岳登山を行っていたのであろう。
自分にもあの若さとあの体力がほしいものである。

いよいよ旭岳山頂到着である。↓

 

 

 

山頂の標柱と三角点。

そしてお決まりのパチリ1枚。

手前ののっぺりした丘のような山は後旭岳。奥は黒岳か。

手前は噴火口のある熊ケ岳。奥は北鎮岳(だと思う)

右奥がトムラウシ。

続く山並み。

平な山頂の片側が切れ落ちている山は忠別岳か。

比布岳。

間の谷間には中岳温泉。
岩で囲った湯船で砂利は自分で掻きだすワイルドな風呂。
付近には熊も多く出没するらしい。

 

飽きることのない壮大な景色。

山の大きさに感動。

森林や湿原・草原の緑の濃さに感動。

豊富な白い残雪に感動。

そして空の青さに心を洗われる。

 

北海道のフィナーレとして最高の旭岳山頂だった。

 

 

ぼつぼつと到着始めた登山者。

独り占めの山頂はもうない。

 

今日、東京に戻らなくてはならない。千歳空港までの長い帰路がある。

下山開始する。

 

 

ニセ金庫岩。

 

赤茶けた登山道。名残惜しい山頂を振り返る。

 

上から見る噴気孔。雪田にぽっかり水面を現した姿見ノ池。

 

緊急時以外の宿泊禁止の旭岳石室。姿見ノ池のそば。

姿見ノ池。

水面に映る旭岳。

数多くある噴気孔。

右上の細い雪渓(3本に分かれている一番右側)の上部の鞍部にポツッとある岩が金庫岩。

その左の緩やかな丸い山頂が旭岳山頂。

 

行きは満員・帰りはガラガラのロープウェイで下界に向かう。

駐車場に戻ると、山頂付近には雲がかかり始めている。

本当に良い天気のひと時に山頂に立つことができてラッキーだった。

さあ、帰ろう。

 

 

旭岳温泉の湧駒荘に立ち寄り、日帰り温泉で山の疲れをとる。

 

旭川北インターから高速道路で千歳まで戻る。

 

 

搭乗便はまだ先。

千歳国際空港の屋上展望デッキからぼんやりと飛行機を眺める。

ほろ酔いセットで1杯。いつの間にか2杯。

締めに札幌ラーメン(味噌)を食べて満腹で夜空に飛び立った。

 

3泊4日の北海道が終わった。

 

 

■今回のコースタイムです。

06:00 大雪山旭岳ロープウエイ乗場(始発乗車)
06:15 姿見駅出発
07:51 旭岳山頂~8:10
09:15 姿見ノ池 付近散策
10:01 駐車場帰着



■そして今回の費用です。(後方羊蹄山・十勝岳・旭岳 合算)

 3000円 日野バス停~羽田空港リムジンバスの往復
  43000円 ツアー料金(航空運賃・宿泊費1泊代・レンタカー4日)
  420円 同上送金料
 6300円 レンタカーの安心保険代
 1700円 札幌のコインパーキング1日
        (レンタカーが3ナンバーでホテルの立体駐車場に入らなかった!)
 2700円 ロープウェイ往復料金(高いなあ。)
 7864円 ガソリン代(走行距離1019km・訳あり)
 4200円 高速道路通行料
---------------------------------------------------------------------
69184円 合計(飲食費・お土産代・温泉入浴代など含まず)


1 山当たりの単価は、23061円。



日本百名山 第55座 旭岳(大雪山) 終わりました。

次は、どこを目指そうか。

 

 

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