令和3年10月21日(木)
山岳会主催の山梨「今倉山~二十六夜山ハイキング」に参加しました。
中央線大月駅から富士急線に乗り換え都留市駅下車。そこからタクシー移動します。
登山口の道坂トンネル入り口からの登りとなります。
少し上ると尾根に出ます。北の今倉山方面へ進みます。
天気も良く、富士急線から真っ白な富士山が見えたので、富士山の展望に期待しま
したが・・・・・・
カラマツ他、雑木の静かな尾根道をゆっくりと登っていきますが、途中、まさかの
熊に遭遇。犬より少し大きい子熊でしたがグループに向かってきたのでびっくり。
熊はすぐに西の斜面に走り下っていきましたが母熊がいると恐ろしい。
緊張しました。
その後は、平穏で穏やかな登り。
今倉山(東峰)1470mに到着。しかし木々に囲まれて展望もなく残念。
西に稜線を進みます。西峰の御座入山から下り西ヶ原。
雰囲気の良い静かな稜線です。
すぐに松山(赤岩)に到着。
ここからの眺望は雄大な富士山、南アルプス、三ツ峠、八ヶ岳、奥秩父の山々、さら
には新宿高層ビル群、相模湾まで見渡せる360度パノラマ大展望と期待していました
が、南アルプスや奥秩父は見えたものの富士山は見えませんでした。残念。
ここで昼食。今日はボリュームのあるカツサンド。
次は二十六夜山に向かいます。紅葉はまだまだのようです。
林道を横切って登り返し。
ほどなく二十六夜山1297mに到着。やはり富士山は見えません。「二十六夜」の大き
な石碑があります。
二十六夜山は、江戸時代に旧暦の正月と7月の二十六日の夜に、人々が寄り合い飲食
などを供にしながら月の出を待つ二十六夜(三日月)待ちの行事に由来するとか。
この日の夜半の月光に現れる、阿弥陀如来・観世音菩薩・勢至菩薩の三尊の姿を拝む
と平素の願いがかなうと信じられ、かつては、この二十六夜山の山頂で、麓の村人達
によって、遠く道志山塊から上がる月を拝む月待ちの行事が行われたそうな。
まあ、月を見ながら大宴会ということだったんではないでしょうか。
戸沢方面へ下山です。途中にある「仙人水」は、岩から湧き出す水場です。
かっちゃ岩を過ぎ、戸沢に下る道路に出て山道はおしまい。
のんびりと富士急の赤坂駅まで歩き、山行は終了。
いろいろな山のいろいろな楽しみ方、そんなことを感じた今倉山ハイキングでした。