日本100名山のピークハントを目指す者は、日本中をうろつかねばなりません。
その中でも、九州の屋久島にある宮之浦岳は東京在住者にとっては一番の遠隔地。
行きに1日・山登りに1日・帰りに1日の2泊3日の旅行を組まざるを得ません。
平成24年12月18日~20日に飛行機その他の予約をとり、宮之浦岳を狙いました。
悪評高い100名山ピークハンターではありますが、それなりにお金がかかる訳で
どうせなら山だけではなく、観光旅行も兼ねることになります。
その観光旅行1日目・平成24年12月18日は・・・・・・・・。
いつもは羽田航空までリムジンバスで移動するのですが、今日は早朝6時25分発の
便に搭乗するため、やむを得ずマイカーで羽田入り。
そこで車を預かってもらい(安い民間です。)JALのボーイング737-800に。
雲のなかから日の出を眺めて約2時間のフライト。
どうやら雲のため富士山は見えなかったようです。
鹿児島空港到着。
ここからの便が悪い。
鹿児島市内の高速船ターミナルまでバスで移動しますが、52分の乗車時間です。
東京~鹿児島の飛行時間の約半分です!
鹿児島市内は、なんと懐かしい路面電車が走っています。
高速船ターミナルの真正面に桜島。
トッピー&ロケット号に乗船。
ジェットフォイルと呼ばれる水中翼船です。
鹿児島湾を出ようとする時、西に薩摩富士と呼ばれる開聞岳が見えます。
開聞岳も日本100名山の1つです。22年2月24日に訪れています。
まるで富士山が海に浮かんでいるよう。
海をごとごとと滑るように走り、佐多岬を過ぎると東シナ海を一直線。
屋久島の宮之浦港に入港。
もう時間はすでに午後3時40分。
レンタカーを借りて、今日の宿泊地に向かいます。
ここが今日のお宿。
素泊まり民宿「山ん神」です。
風呂(洗い場はコンクリート!)は、自分で沸かさなければならず、面倒なのでパス。
明日から温泉三昧をするからこれでよいのだ。
往復航空券+往復高速船代+1泊(素泊まり)のパック旅行です。
これで29500円!!
明日の山登り用のパンを購入し、晩御飯を食べに宮之浦をうろつきます。
首折れ鯖の刺身・飛び魚の刺身を期待しながらお店を探しますが
オフシーズンのしかも平日。
閉まっている店が多く、やっと見つけたお店に入り、メニューにある「首折れ鯖のお刺身」を
注文すると・・・・・・・・・
「ここのところ海が荒れているから鯖があがってない。」
と言われガックリ。
お店を出る訳にもいかず、イカ刺し・山菜天婦羅とビールで晩御飯としました。
まあ、初日はこんなもんでした。
温かい布団にくるまり、翌朝の早出に備え就寝。
z z z z ・・・・・・・・・・・・