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虹色サーカス団

2006-12-03 | コレクターズ
コレクターズDVDBOXがなかなか制覇できないので、CDのほうをよく聴いています。「ようこそお花畑とマッシュルーム王国へ」。名盤の誉れ高いアルバムですが、確かにこれは素晴らしい。曲がいい上にパンキッシュで力強くて、各曲の存在感と世界観が非常にかっこいいです。こんなものをインディーズで作っちゃうってんだから恐れ入りますよ。加藤さんもライナーで書いておられますが、この当時はまだ機材がいいものがなくて、あるものでアイデアを凝らして作ったとのコメントにしみじみ。なんだかずいぶん昔のことのように思えますが、87年って自分も充分ロックを聴いていた時代なんだよなあ。そのころを思い出すと、まだごく最近のような気がしてしまうのは自分がその当時から成長していないということなんでしょうか。もう一声さかのぼって、リズムボックスとかドラムマシーンとかを使っていた、チープなテクノが好きでした。

ところで今回のDVDBOXに入っていたこのアルバム、ちゃんとコロムビアとトライアドのロゴが入っているということは、メジャー流通なんでしょうが、歌詞がもともとの「虹色きちがいサーカス団」で歌いきってますね。デビュー後のアルバムに収録するに当たって、レコ倫にひっかかって「虹色おかしなサーカス団」に変更したというエピソードがあったはずですが、今回のはいいのかな。もしかして歌詞カードが入っていないことで、そう歌っていないと強引に押し通すこととか出来るのでしょうか。以前有頂天のアルバムに「メイクラブ」という言葉が歌詞に入っていたのに、ケラさん的には「メクラ」と歌っていたことがあったのを思い出します。もちろんケラさんは最初からその歌詞のつもりで作ったようですが。あとピロウズの「スワンキーストリート」も、「信号が何色でもブレーキなんて踏まない」がOK出なくて、空耳アワー的な英語になってますね。うーん、なんか他にもこういうのあったな。ユニコーンだっけ、ハゲって何回か以上言うと放送禁止とかそういうネタ聞いたことあるような…。もう記憶の地層も下層すぎて掘り起こせませんが、何か抜け道があるんでしょうねー。オリジナルトラックの歌詞で再版されたのは嬉しいことです。

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