コレクターズ2007年ラストライブ。一応ライブのあとメモを残したのですが細かいところは豪快に忘れているので、いつも以上に信憑性のないものになっています。ご了承の上お読みください。
というわけでクアトロは入場が少し押して客入れだったのですが、開演時間はそれほど変わらずにメンバー登場。リーダーは黒いシャツにネクタイをして、さらにジャケットを着たフォーマルな感じでした。「こんばんは!」「こんばんは!」と、フロアから大きな反応が返ってくるまでしつこくあいさつするリーダー。一曲目は「東京虫BUGS」で新譜のあとに嬉しい選曲です。その後、もっと後半にあってもおかしくない迫力ある「ツイスター」が来て驚き。疲れる前の元気なときにリーダーがシャウト出来るようにとの心遣いでしょうかとけっこう失礼な想像をします。ツイスターのシャウトはライブのほうがすごくいいな! とてもかっこいい部分で盛り上がります。
「モールズ・オン・ザ・ヒルズ」の難しそうなピアノのフレーズを器用にこなすPATさん。リーダーもその部分を嬉しそうに覗き込んでいました。「大丈夫? 出来る? 出来る?」みたいな感じで。生だとこのピアノがゴージャスで、曲の世界観に合ってますねー。
「思ったよりもクアトロ暑いね。おかげでウールのジャケットが暑いよ」とリーダー。「脱ぎたいんだけど、脱ぐと体育の先生みたいな…教頭先生みたいになっちゃう。しかもえりが小さいから、レイプ後みたいになっちゃってる」と、ネクタイを緩めながらとんでもないことをサラッと言っていました。すると刑事が「脱いじゃダメだよ」と声をかけますが、「そう言ってるお前がもう脱いでるじゃん!」と怒るリーダー。最初「たよれる男」のPVでも着ていたジャケットを着ていたコータローさんは、自分はあっさりTシャツ姿になっていたのでした(笑)。
数曲やったところでコータローさんが、「そうとう暑いんだけどマジで着替えてきていい?」と、リーダーに言って、楽屋に行ってしまいました。それを見てリーダー、「あんな暑がってるのってね、たぶん更年期なんだと思う」としみじみ言ったのに爆笑。「やたら暑がるし、落ち着きないし…」と理由を言っているところに着替えたコータローさんが登場、たよれる男PVの牛乳瓶に顔と手足の付いたイラストの可愛いTシャツを着てきました。「ふつうのTシャツなんだ」とリーダー。「『勝訴』とか書いてあるのを着て来ればよかったのに。俺ああいうの好きなんだよね。ああいうの持ってる人って何であんな必死に走ってきたりするんだろうね」と言うと、コータローさんがアンプの上においてあったタオルをその紙に見立てて両手で広げて走るアクションをしてフロア大受け。リーダーも大笑いしたあと「絶対メガネかけてるしね! あれ、あんな必死に走ってくるならカメラが寄ってあげればいいのに。局によってエリアがあったりするの?」と刑事に質問。「いろいろ決まりがあるんですよ」とさすが刑事は物知りな感じで答えていました。するとリーダーが思い出したように、「そういうしょうもない決まりってあるよね! 重い話だけど笑って欲しいんだけどさ、おふくろがこないだ手術したんだよ」と話し出しました。ちょっとびっくりしたものの笑える話らしいので安心して拝聴します。「それで医者が『大成功でした!』とか言いながら、終わったあと『ここを切除しました』とかって説明されるんだよ。手術室のとなりのエリアにいて話を聞くんだけど、よく見えないから、ほんの少しラインを越えたら、『ダメです! そこは手術室です!』って止められたの。ほんの2ミリ! だったらドアでも付けといてほしいよねー」と、ご不満な様子で話していました。しかし「せめて扇」と言ってしまって微妙な空気が。「扇じゃない屏風か」と訂正したのですが、後ろで小里さんとQちゃんがでっかい扇をあおいでいるアクションをして大爆笑。ご丁寧にQちゃんは、それをたたんで閉じて刀のように腰に刺すところまでやってくれて受けまくっていました。
ずっと暑そうにしていたリーダー、がまんが出来なくなったらしく、「ギター持つ曲だけ脱がせて」と、アコギを準備されているときにジャケットを脱いでスタッフの方に渡します。そのままギターを持って始まったのは「ミッドナイトボートピープル」。柔らかいボーカルが優しい歌の内容に似合っていたこの曲ですが、ライブではハイトーンボーカルのアレンジになっていました。こっちもかっこいいけど、CDバージョンも一度聴いてみたいなあ。
その後始まった「虚っぽの世界」がまた素晴らしい出来だった。最近この曲ライブで聴ける機会が多いので嬉しいです。切なくて悲しいのだけど、すごく美しくて迫力ある歌で、今回の魂抜かれたよコーナーはここ。しかし歌が終わったあと、何故かメンバーが楽器やマイクを置いてステージを去っていってしまいます。残されたのはコータローさんのみ。いつものインストコーナーでもなさそうだし、どうしたんだろうと見ていると、ステージに一人の刑事が口を開き、「さっきリハーサルでこの『虚っぽの世界』をやったときに、『これはもう燃え尽きちゃって一回引っ込むしかないよね』って話をしてて、そのときに『コータローくんだけ残って』って言われたんだけど…なかば冗談だと思ってたんですが、ほんとうに帰っちゃった…」と、困ったように状況を説明されました。「えーと、私が今立ってるのは皆さんから見て右側の、この場所を上手って言うんですけど、私この場所に愛着があって、焼き鳥屋でもマスターの上手に座ったりするんですけど、ちょっと今日はセンターに行ってみていいですか」と話すコータローさんに客席は大喝采。ES-335をかかえたままリーダーのふだんの位置に立ってみて、「おお、いいもんですね」と嬉しそうです。マイクスタンドを持って、マイクパフォーマンスをやりかけたりとかなりご機嫌。しかし「えー、先日東京虫BUGSってアルバムが出て」と話をはじめようとしたときに、手がマイクスタンドに当たってしまったり、ギターのネックがぶつかってしまったりと、ボーカル用のマイクスタンドに慣れていない様子がなんだか可愛い。「そのアルバムで一曲歌わせてもらったんですけど、青春ノークレームノーリターンって曲で。この歌詞はリーダーに取材を受けまして、ほぼ私の実話が元になっているんです」と、興味深い話も。「青春っていろいろ考えたんですけど、非常に無責任なもので、でも今でも青春だと思っています」というような話の流れがあったと思いました。「そこで、アルバムでも歌ったんですけど、ここでも一曲歌おうかと思いまして、永ちゃんのナンバーを一曲…」と言うと大きな拍手が。それに驚いたのかコータローさん、「こう見えていっぱいいっぱいなんで。結婚式の余興みたいな感じで見てください」と困ったようにしていました。そこで弾き語りで「I Love You.ok」を。曲の途中で「幸せだなあ」と入れるなどとても楽しそう。歌い終わったあとようやくメンバーが拍手をしながらステージに戻ってきました。リーダーにセンターを返した刑事は「すっごいここ緊張するよ」とリーダーに報告。「だって20年やってきてるじゃない」と笑うリーダーに、「そこに立つとたちまち素人になるよ!」と訴えていました。自分の定位置に戻って、「やっぱりここが落ち着くよ」と嬉しそうな刑事です。そのまま「青春ノークレームノーリターン」が始まったのですが、リーダーが珍しくフェンダーの赤いストラトなど持っていたのが新鮮だった。しかし何故かコーラスがグダグダでびっくり。エレキ持ちながら歌うのが久しぶりだったのでしょうか。
その後いつものようにインストコーナーで今度はリーダーのみがステージからはけて、ブライトンのテーマを。PATさんも含めとてもかっこいいステージでした。そして「たよれる男」のイントロのギターが鳴り響き、お色直しを終えたリーダー登場! ワイン色のスーツにきれいなターコイズのシャツ、薄紫のチーフと、非常に可愛くていい色の組み合わせでした。素晴らしい! 変な柄シャツに真っ赤なパンツのリーダーはもういない! いやあのころの衣装も好きでしたけどね。でもふつうにかっこよくてすてきでした。
何の話の流れだったか思い出せないのですが、リーダーが刑事に「コータローくんは色んな面白い出来事よくにあう」と言ったときのこと。コータローさんが思いついたように「俺この間夜の街にいたらさ」と口に出しました。するとリーダーから「お前夜の街にしかいないじゃん」とツッコミが(笑)。しかし続いて出た言葉は「パスポート貸してくれって言われたことある」との衝撃的なものでした。なんという犯罪のにおい。「貸してくれって!?」とリーダーもびっくり。「貸したら最後だよね」とのんきにしていましたが、くれぐれも気をつけていただきたいものです。
「こないだスペシャに出た、音知連って見た?」とリーダー。「ブリグリの最後の問題ってどうよ!?」と、客席に訴えます。「ありえない!」との返答をもらって「ありえないだろ?」としみじみ。「あれが一般レベルだよ。音を憎んで人を憎まず!」と名文句が出ました。それで思い出すということはそのバンドに対する印象も推して知るべしなのですが、「コータローくん、ファンキーモンキーベイビーズってバンド最近出てきたの知ってる? あれすごいよ? 矢沢のファンらしいから、そうとうシメ甲斐があるよ」などと面白いことを言っていました。しかし「まあそういう奴らとも対バンとかしていきたいよね」と、ずいぶん柔らかい発言だなと思いきや「口も効かないじゃん! 俺らいつもすごい気ィ遣ってさー!」と、リズム隊を見ながら抗議する刑事。やっぱり適当に言ってたんですね。その後も「年末だけどイベントの予定も入ってないので、今日が今年最後のライブにあるんだけど」と言った加藤さんに「断っといてよく言うよー!」とばらす刑事。言いたい放題で楽しそうです。「そういうこと言うなよ! Queの店長とか見てたらどうするんだよ」と困りながらも、「だって嫌なんだよ大晦日まで仕事したくないじゃん。幕張とかあんなの寒くてさー。今年は人間らしい年末年始を送れそうですよ。餅つきとかしてもいいよね」と、マイペースなリーダー。それにあわせて「餅つきも最近減ったよね」と返すコータローさんですが、「いつと比べて減ったんだよ!?」とリーダーから突っ込まれてしまいます。「金八のファーストシーズンあたりの…」と答える刑事にフロア爆笑。さらに「それ何十年前だよ! お前やったことあるの?」との質問には「ないけど」とあっさり答える刑事が面白すぎる。「何でそう口からでまかせが出て来るんだよ! ノークレームに餅つきって歌詞入れればよかったな。『餅つき禁止!』とか」と、突っ込んで呆れていたはずなのに結局面白い会話に飲まれてあわせてしまうリーダーでした。餅の話の流れから、「正月は必ず年寄りが餅をのどに詰まらせるという事故が起きる」と心配されるリーダー。「あれは、掃除機を口に突っ込んでのどから吸い込むと取れるんだよ」とまめ知識も披露です。「でもわかる、ほんとこの歳になってくると、のどに詰らせたりするんだよ」としみじみすると、刑事も「思うように飲み込めなくなったって言ってたよね」と同意してました。そんなリアルな悩みを…。
「愛してるというより気にってる」「PUNK OF HEARTS」「MILLON CROSS ROADS ROCK」と盛り上がる曲の目白押しで本編は終了、珍しくアンコールで「…30…」が始まります。「僕は47~」と歌うリーダーかっこよすぎる。さらに「TOO MUCH ROMANTIC!」は間奏の刑事ギターソロを2度作るロングバージョン! その後2度目のアンコールもあったのですが、なんとメンバーがサンタ姿のコスプレで登場して大盛り上がり。「正直誰が一番似合ってる?」と、何度もしつこいリーダーが可愛かったです。
サンタ姿でリグレイとコレクターの盛り上がりは面白すぎた(笑)。なんだかんだと時事ネタも好きなリーダーは、俗物な面もあって好きだなあ。刑事のソロコーナーとかネタ満載で、楽しいライブでした!
というわけでクアトロは入場が少し押して客入れだったのですが、開演時間はそれほど変わらずにメンバー登場。リーダーは黒いシャツにネクタイをして、さらにジャケットを着たフォーマルな感じでした。「こんばんは!」「こんばんは!」と、フロアから大きな反応が返ってくるまでしつこくあいさつするリーダー。一曲目は「東京虫BUGS」で新譜のあとに嬉しい選曲です。その後、もっと後半にあってもおかしくない迫力ある「ツイスター」が来て驚き。疲れる前の元気なときにリーダーがシャウト出来るようにとの心遣いでしょうかとけっこう失礼な想像をします。ツイスターのシャウトはライブのほうがすごくいいな! とてもかっこいい部分で盛り上がります。
「モールズ・オン・ザ・ヒルズ」の難しそうなピアノのフレーズを器用にこなすPATさん。リーダーもその部分を嬉しそうに覗き込んでいました。「大丈夫? 出来る? 出来る?」みたいな感じで。生だとこのピアノがゴージャスで、曲の世界観に合ってますねー。
「思ったよりもクアトロ暑いね。おかげでウールのジャケットが暑いよ」とリーダー。「脱ぎたいんだけど、脱ぐと体育の先生みたいな…教頭先生みたいになっちゃう。しかもえりが小さいから、レイプ後みたいになっちゃってる」と、ネクタイを緩めながらとんでもないことをサラッと言っていました。すると刑事が「脱いじゃダメだよ」と声をかけますが、「そう言ってるお前がもう脱いでるじゃん!」と怒るリーダー。最初「たよれる男」のPVでも着ていたジャケットを着ていたコータローさんは、自分はあっさりTシャツ姿になっていたのでした(笑)。
数曲やったところでコータローさんが、「そうとう暑いんだけどマジで着替えてきていい?」と、リーダーに言って、楽屋に行ってしまいました。それを見てリーダー、「あんな暑がってるのってね、たぶん更年期なんだと思う」としみじみ言ったのに爆笑。「やたら暑がるし、落ち着きないし…」と理由を言っているところに着替えたコータローさんが登場、たよれる男PVの牛乳瓶に顔と手足の付いたイラストの可愛いTシャツを着てきました。「ふつうのTシャツなんだ」とリーダー。「『勝訴』とか書いてあるのを着て来ればよかったのに。俺ああいうの好きなんだよね。ああいうの持ってる人って何であんな必死に走ってきたりするんだろうね」と言うと、コータローさんがアンプの上においてあったタオルをその紙に見立てて両手で広げて走るアクションをしてフロア大受け。リーダーも大笑いしたあと「絶対メガネかけてるしね! あれ、あんな必死に走ってくるならカメラが寄ってあげればいいのに。局によってエリアがあったりするの?」と刑事に質問。「いろいろ決まりがあるんですよ」とさすが刑事は物知りな感じで答えていました。するとリーダーが思い出したように、「そういうしょうもない決まりってあるよね! 重い話だけど笑って欲しいんだけどさ、おふくろがこないだ手術したんだよ」と話し出しました。ちょっとびっくりしたものの笑える話らしいので安心して拝聴します。「それで医者が『大成功でした!』とか言いながら、終わったあと『ここを切除しました』とかって説明されるんだよ。手術室のとなりのエリアにいて話を聞くんだけど、よく見えないから、ほんの少しラインを越えたら、『ダメです! そこは手術室です!』って止められたの。ほんの2ミリ! だったらドアでも付けといてほしいよねー」と、ご不満な様子で話していました。しかし「せめて扇」と言ってしまって微妙な空気が。「扇じゃない屏風か」と訂正したのですが、後ろで小里さんとQちゃんがでっかい扇をあおいでいるアクションをして大爆笑。ご丁寧にQちゃんは、それをたたんで閉じて刀のように腰に刺すところまでやってくれて受けまくっていました。
ずっと暑そうにしていたリーダー、がまんが出来なくなったらしく、「ギター持つ曲だけ脱がせて」と、アコギを準備されているときにジャケットを脱いでスタッフの方に渡します。そのままギターを持って始まったのは「ミッドナイトボートピープル」。柔らかいボーカルが優しい歌の内容に似合っていたこの曲ですが、ライブではハイトーンボーカルのアレンジになっていました。こっちもかっこいいけど、CDバージョンも一度聴いてみたいなあ。
その後始まった「虚っぽの世界」がまた素晴らしい出来だった。最近この曲ライブで聴ける機会が多いので嬉しいです。切なくて悲しいのだけど、すごく美しくて迫力ある歌で、今回の魂抜かれたよコーナーはここ。しかし歌が終わったあと、何故かメンバーが楽器やマイクを置いてステージを去っていってしまいます。残されたのはコータローさんのみ。いつものインストコーナーでもなさそうだし、どうしたんだろうと見ていると、ステージに一人の刑事が口を開き、「さっきリハーサルでこの『虚っぽの世界』をやったときに、『これはもう燃え尽きちゃって一回引っ込むしかないよね』って話をしてて、そのときに『コータローくんだけ残って』って言われたんだけど…なかば冗談だと思ってたんですが、ほんとうに帰っちゃった…」と、困ったように状況を説明されました。「えーと、私が今立ってるのは皆さんから見て右側の、この場所を上手って言うんですけど、私この場所に愛着があって、焼き鳥屋でもマスターの上手に座ったりするんですけど、ちょっと今日はセンターに行ってみていいですか」と話すコータローさんに客席は大喝采。ES-335をかかえたままリーダーのふだんの位置に立ってみて、「おお、いいもんですね」と嬉しそうです。マイクスタンドを持って、マイクパフォーマンスをやりかけたりとかなりご機嫌。しかし「えー、先日東京虫BUGSってアルバムが出て」と話をはじめようとしたときに、手がマイクスタンドに当たってしまったり、ギターのネックがぶつかってしまったりと、ボーカル用のマイクスタンドに慣れていない様子がなんだか可愛い。「そのアルバムで一曲歌わせてもらったんですけど、青春ノークレームノーリターンって曲で。この歌詞はリーダーに取材を受けまして、ほぼ私の実話が元になっているんです」と、興味深い話も。「青春っていろいろ考えたんですけど、非常に無責任なもので、でも今でも青春だと思っています」というような話の流れがあったと思いました。「そこで、アルバムでも歌ったんですけど、ここでも一曲歌おうかと思いまして、永ちゃんのナンバーを一曲…」と言うと大きな拍手が。それに驚いたのかコータローさん、「こう見えていっぱいいっぱいなんで。結婚式の余興みたいな感じで見てください」と困ったようにしていました。そこで弾き語りで「I Love You.ok」を。曲の途中で「幸せだなあ」と入れるなどとても楽しそう。歌い終わったあとようやくメンバーが拍手をしながらステージに戻ってきました。リーダーにセンターを返した刑事は「すっごいここ緊張するよ」とリーダーに報告。「だって20年やってきてるじゃない」と笑うリーダーに、「そこに立つとたちまち素人になるよ!」と訴えていました。自分の定位置に戻って、「やっぱりここが落ち着くよ」と嬉しそうな刑事です。そのまま「青春ノークレームノーリターン」が始まったのですが、リーダーが珍しくフェンダーの赤いストラトなど持っていたのが新鮮だった。しかし何故かコーラスがグダグダでびっくり。エレキ持ちながら歌うのが久しぶりだったのでしょうか。
その後いつものようにインストコーナーで今度はリーダーのみがステージからはけて、ブライトンのテーマを。PATさんも含めとてもかっこいいステージでした。そして「たよれる男」のイントロのギターが鳴り響き、お色直しを終えたリーダー登場! ワイン色のスーツにきれいなターコイズのシャツ、薄紫のチーフと、非常に可愛くていい色の組み合わせでした。素晴らしい! 変な柄シャツに真っ赤なパンツのリーダーはもういない! いやあのころの衣装も好きでしたけどね。でもふつうにかっこよくてすてきでした。
何の話の流れだったか思い出せないのですが、リーダーが刑事に「コータローくんは色んな面白い出来事よくにあう」と言ったときのこと。コータローさんが思いついたように「俺この間夜の街にいたらさ」と口に出しました。するとリーダーから「お前夜の街にしかいないじゃん」とツッコミが(笑)。しかし続いて出た言葉は「パスポート貸してくれって言われたことある」との衝撃的なものでした。なんという犯罪のにおい。「貸してくれって!?」とリーダーもびっくり。「貸したら最後だよね」とのんきにしていましたが、くれぐれも気をつけていただきたいものです。
「こないだスペシャに出た、音知連って見た?」とリーダー。「ブリグリの最後の問題ってどうよ!?」と、客席に訴えます。「ありえない!」との返答をもらって「ありえないだろ?」としみじみ。「あれが一般レベルだよ。音を憎んで人を憎まず!」と名文句が出ました。それで思い出すということはそのバンドに対する印象も推して知るべしなのですが、「コータローくん、ファンキーモンキーベイビーズってバンド最近出てきたの知ってる? あれすごいよ? 矢沢のファンらしいから、そうとうシメ甲斐があるよ」などと面白いことを言っていました。しかし「まあそういう奴らとも対バンとかしていきたいよね」と、ずいぶん柔らかい発言だなと思いきや「口も効かないじゃん! 俺らいつもすごい気ィ遣ってさー!」と、リズム隊を見ながら抗議する刑事。やっぱり適当に言ってたんですね。その後も「年末だけどイベントの予定も入ってないので、今日が今年最後のライブにあるんだけど」と言った加藤さんに「断っといてよく言うよー!」とばらす刑事。言いたい放題で楽しそうです。「そういうこと言うなよ! Queの店長とか見てたらどうするんだよ」と困りながらも、「だって嫌なんだよ大晦日まで仕事したくないじゃん。幕張とかあんなの寒くてさー。今年は人間らしい年末年始を送れそうですよ。餅つきとかしてもいいよね」と、マイペースなリーダー。それにあわせて「餅つきも最近減ったよね」と返すコータローさんですが、「いつと比べて減ったんだよ!?」とリーダーから突っ込まれてしまいます。「金八のファーストシーズンあたりの…」と答える刑事にフロア爆笑。さらに「それ何十年前だよ! お前やったことあるの?」との質問には「ないけど」とあっさり答える刑事が面白すぎる。「何でそう口からでまかせが出て来るんだよ! ノークレームに餅つきって歌詞入れればよかったな。『餅つき禁止!』とか」と、突っ込んで呆れていたはずなのに結局面白い会話に飲まれてあわせてしまうリーダーでした。餅の話の流れから、「正月は必ず年寄りが餅をのどに詰まらせるという事故が起きる」と心配されるリーダー。「あれは、掃除機を口に突っ込んでのどから吸い込むと取れるんだよ」とまめ知識も披露です。「でもわかる、ほんとこの歳になってくると、のどに詰らせたりするんだよ」としみじみすると、刑事も「思うように飲み込めなくなったって言ってたよね」と同意してました。そんなリアルな悩みを…。
「愛してるというより気にってる」「PUNK OF HEARTS」「MILLON CROSS ROADS ROCK」と盛り上がる曲の目白押しで本編は終了、珍しくアンコールで「…30…」が始まります。「僕は47~」と歌うリーダーかっこよすぎる。さらに「TOO MUCH ROMANTIC!」は間奏の刑事ギターソロを2度作るロングバージョン! その後2度目のアンコールもあったのですが、なんとメンバーがサンタ姿のコスプレで登場して大盛り上がり。「正直誰が一番似合ってる?」と、何度もしつこいリーダーが可愛かったです。
サンタ姿でリグレイとコレクターの盛り上がりは面白すぎた(笑)。なんだかんだと時事ネタも好きなリーダーは、俗物な面もあって好きだなあ。刑事のソロコーナーとかネタ満載で、楽しいライブでした!
コータローさんの「I Love You,OK」、永ちゃんライブの余韻が続いてたんですかね~。
マイクスタンドにギターぶつかってしまったときは笑ってしまいました。あれ素(す)なんですよね。かなり年上の人にむかって失礼なんですが可愛かったです。
年明け初コレはインストアイベントになりますがとても楽しみです!
クアトロ楽しかったですねー! コータローさんのソロコーナー自体にも驚いたのですが、リハーサルで「一回引っ込むしかないね」「コータローくんは残ってて」などという、冗談みたいな流れから生まれてしまったことだというのにもまたびっくりしました。ある意味すごいライブ感です。でも、一人でちょっと緊張していた様子の刑事はほんと可愛かったですね。メンバー登場で明らかにほっとしてたし(笑)。新鮮でしたね。
私も(行ければ)初ライブはコレのインストアかな? 怒髪天の名古屋に先に行くかもですが、アルバムツアーもあるし楽しみですね!
コメントどうもありがとうございました!