アナタキコウのラジオ聞き逃しましたー! ショック! 24:45からって中途半端な時間もどうかと思うんですよ。私のように夜更かし好きな人間からしてみたら、全然深夜じゃないと言うかまだ夕方? みたいな。飲みながらネット見たり麻雀ゲームやったりしてるちょうど気が抜けてる時間なんで、そうとう意識してないと素で忘れます。でも悲しいなあ。この悲しみを紛らわすために、以前もちょっと触れましたがANATAKIKOUの歌詞について思ったことを書いてみようと思います。
アナタキコウといえば、曲と歌詞をそれぞれ松浦さんと北條さんが書いているわけですが、この二人の作風の違いというのが常々面白いなあと思っておりました。まず松浦さんの歌詞ですが、「午後5時の追随画」や「眠たい電車」など、リアルな事象をテーマにしていても妙にファンタジックになる、非常に幻想的な世界を持っている人だと思います。「アーチ、越えて」もこの、テーマはリアルなのに描写が幻想的というカテゴリに入るかな。それ以外に「幻想港町」や「うろこのない魚」「モネラ氏の庭園」など、テーマそのものが現実離れしていると言うか、まるで別次元の世界を歌っているかのような、暗喩的なものもあり、これも非常にクオリティが高くて好きですね。総じて松浦さんは、「非現実」を書くのがうまい人だと思います。この不思議な感覚はちょっとコレクターズの加藤さんにも似てるなあ、フィクションの面白さをよく知っているという印象です。あと、印象的な単語のチョイスがうまいですね。「それは秘密」の「はさみを使って」とか、「またたく合図」の「今届かない手を恥じて」などは、一回聴いたら忘れられないフレーズだと思います。
一方の北條さんは、これでもかというほどリアルな世界観を打ち出す歌詞をよく書かれますね。なんと言っても「五つの夜まで」の「熱いうどんがまた食べたいの」にはたまげましたよ。うどんが出てくるロックあんまり知らない。他にもアル中がテーマである「カリントボンボン」や、まんま商品名が出てる「パンとホープ」なども、北條さん的リアル感に裏打ちされた面白さがあると思います。しかしここで注目したいのが、リアルな生活を歌っている北條さんの歌詞が、ときどき非常にファンタジックに聴こえることでしょうか。「五つの夜まで」なんて、飾り気のない素朴で幸せそうなカップルのイメージが浮かぶのに、実際にこんな二人は存在するんだろうかという非現実性。松浦さんの世界と対照的でありながら、どこか同じベクトルを持っている気がしてなりません。
さて、ここで私が一番好きで、松浦さんと北條さん二人の共作(藤井さんも参加されてるのかな? だとしたらすみません)である「甘い種の不思議」について語りたいと思います。これはクレジットがANATAKIKOUになっているので、私の想像でしかないのですが、おそらくそれぞれが歌っているパートを、それぞれが作詞作曲してつなぎ合わせた曲なのではないかと思っています。そうだと仮定しての話になりますが、Aメロの北條さんパートが情景描写っぽい歌詞になっているのに対し、Bメロの松浦さんパートがまたしても幻想的な言葉。これが交互に続き、サビの二人の掛け合いの美しさとメロディの妙には、初めて聴いたときからあまりの素晴らしさに気が遠くなるかと思いました。今でも聴く度に、初めて見たライブで感じた不思議な懐かしさと輝きを思い出します。これは松浦さんと北條さんの、一見対照的でありながら、似た世界観を持つ二人の、完璧な程のコラボレーションだと思います。同じくコラボといえば、松浦さんが曲を書き、北條さんが歌詞を書いた「リリー」。これがアナタキコウの代表曲とされているのも充分納得の行く出来で、松浦さんの曲に乗せることを意識したのか、北條さんにしては(と言うと失礼かもしれませんが)珍しく、ロマンチックな側面を排除したシニカルな歌詞に仕上がっていて、メロディの美しさとあいまってドラマチックな曲になっていると思います。
松浦さんと北條さん、両者の作る曲はどちらも好きなのですが、最初はやはり松浦さんの独特な世界観に惹かれましたねー。北條さんの曲もどんどん深みが増してきて、すごい成長する人なんだなあと感心してます(えらそうですみません)。これからの新曲も楽しみですね。とりあえず来週はラジオ聞き逃さないぞ。
ここに書かれた文章は全部私の思い込みみたいなものなので、信用しないでくださいね。
アナタキコウといえば、曲と歌詞をそれぞれ松浦さんと北條さんが書いているわけですが、この二人の作風の違いというのが常々面白いなあと思っておりました。まず松浦さんの歌詞ですが、「午後5時の追随画」や「眠たい電車」など、リアルな事象をテーマにしていても妙にファンタジックになる、非常に幻想的な世界を持っている人だと思います。「アーチ、越えて」もこの、テーマはリアルなのに描写が幻想的というカテゴリに入るかな。それ以外に「幻想港町」や「うろこのない魚」「モネラ氏の庭園」など、テーマそのものが現実離れしていると言うか、まるで別次元の世界を歌っているかのような、暗喩的なものもあり、これも非常にクオリティが高くて好きですね。総じて松浦さんは、「非現実」を書くのがうまい人だと思います。この不思議な感覚はちょっとコレクターズの加藤さんにも似てるなあ、フィクションの面白さをよく知っているという印象です。あと、印象的な単語のチョイスがうまいですね。「それは秘密」の「はさみを使って」とか、「またたく合図」の「今届かない手を恥じて」などは、一回聴いたら忘れられないフレーズだと思います。
一方の北條さんは、これでもかというほどリアルな世界観を打ち出す歌詞をよく書かれますね。なんと言っても「五つの夜まで」の「熱いうどんがまた食べたいの」にはたまげましたよ。うどんが出てくるロックあんまり知らない。他にもアル中がテーマである「カリントボンボン」や、まんま商品名が出てる「パンとホープ」なども、北條さん的リアル感に裏打ちされた面白さがあると思います。しかしここで注目したいのが、リアルな生活を歌っている北條さんの歌詞が、ときどき非常にファンタジックに聴こえることでしょうか。「五つの夜まで」なんて、飾り気のない素朴で幸せそうなカップルのイメージが浮かぶのに、実際にこんな二人は存在するんだろうかという非現実性。松浦さんの世界と対照的でありながら、どこか同じベクトルを持っている気がしてなりません。
さて、ここで私が一番好きで、松浦さんと北條さん二人の共作(藤井さんも参加されてるのかな? だとしたらすみません)である「甘い種の不思議」について語りたいと思います。これはクレジットがANATAKIKOUになっているので、私の想像でしかないのですが、おそらくそれぞれが歌っているパートを、それぞれが作詞作曲してつなぎ合わせた曲なのではないかと思っています。そうだと仮定しての話になりますが、Aメロの北條さんパートが情景描写っぽい歌詞になっているのに対し、Bメロの松浦さんパートがまたしても幻想的な言葉。これが交互に続き、サビの二人の掛け合いの美しさとメロディの妙には、初めて聴いたときからあまりの素晴らしさに気が遠くなるかと思いました。今でも聴く度に、初めて見たライブで感じた不思議な懐かしさと輝きを思い出します。これは松浦さんと北條さんの、一見対照的でありながら、似た世界観を持つ二人の、完璧な程のコラボレーションだと思います。同じくコラボといえば、松浦さんが曲を書き、北條さんが歌詞を書いた「リリー」。これがアナタキコウの代表曲とされているのも充分納得の行く出来で、松浦さんの曲に乗せることを意識したのか、北條さんにしては(と言うと失礼かもしれませんが)珍しく、ロマンチックな側面を排除したシニカルな歌詞に仕上がっていて、メロディの美しさとあいまってドラマチックな曲になっていると思います。
松浦さんと北條さん、両者の作る曲はどちらも好きなのですが、最初はやはり松浦さんの独特な世界観に惹かれましたねー。北條さんの曲もどんどん深みが増してきて、すごい成長する人なんだなあと感心してます(えらそうですみません)。これからの新曲も楽しみですね。とりあえず来週はラジオ聞き逃さないぞ。
ここに書かれた文章は全部私の思い込みみたいなものなので、信用しないでくださいね。
今週はラジオレポが出来なくて、不甲斐なくて申し訳ないです。来週また見てくださるとうれしいです!
もうすぐ名古屋ライブ、もちろんそれも更新するつもりなのでがんばりますね~。
あと、コメント二重になってたので、勝手ながらひとつ削除させていただきました。
またいらしてくださいね、どうもありがとうございました!
じゃなくてぇ!ばやさん聞き逃しちゃったんですかー!
じゃぁ、少しだけ。
今夜の絶品は松浦さん。以前LIVEでファンの子にもらった「カワカミヤ」の栗きんとん♪
松)また食べたいです
アナタに聞こう~は、①パフェとサンデーの違い②ポン酢って何語?③タルタルソースのタルタルって?
録音に成功したので、後日ラジオレポします。
いや、今夜は眠れないので今から書きます。
良かったら、あとで見に来てください。
ラジオレポ拝見しました、感謝します。川上屋の栗きんとんはほんとおいしいんですよねー。ただ高い。和菓子界のゴディバと呼んでいますよ。干し柿の中に栗きんとんが入った奴も今の季節出てますが、これも高かったような。でもおいしいんですよねー。
聞けなかったラジオの様子がうかがえて嬉しかったです。どうもありがとうございます!