東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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中学で偏差値の高い子は高校でも高いのか

2015-06-23 11:42:57 | 高校生さん

中学での偏差値が高かった生徒さんが高校でも同じように偏差値が高くなるのか?

簡単に言ってしまえばYesでしょう

中学時代に偏差値が例えば60突破(Vもぎレベルの模試で)しようとしてもできなかった生徒さんが

高校で60(河合模試レベルの模試で)を超えられるか?と言えば厳しいのは誰でも想像がつきます

そもそも中学時代の60と高校での60ではその高さの感触は明らかに違います

中学時代では偏差値70以上の難関校、つまり日比谷高校から戸山高校あたりまでですが

大学受験で70は東大になってしまいます

なので高校受験期に見ていた偏差値から数字的に下がるのはある意味当然です

都道府県別から全国レベルになるという厳しさも実感できますから定期テストだけでなく

高校1年生のうちから外部模試を受けることが重要だと思います

*高校受験より大学受験の方が模試の種類は多く、統一できませんので一言で偏差値を数字化しても

模試により差が生じます

 

高校受験期に高い偏差値を持って進学しても、近いレベルの学力の集団の中で秀でるのは簡単ではありません

そしてそのレベルの高校は全国にあり、その中のどこに自分が位置しているかを把握する事がまずは大切です

 校内順位を上げる必要があるのは全国の同じレベルの中での順位を上げることに共通して考えることができます

例えば、クラス内順位が10位だったとして上に9人いるわけです

全国に同じレベルの高校が100校あったとしたら、自分の上に900人いることになります

実際はもっとありますし、自分の上のレベルの高校も含めて考えるととてつもなく「下」だということが分りますよね

こうして考えた時、校内順位がこれまで以上にリアルな問題ととらえることもできます

 

冒頭に書いたように、頑張っても偏差値60に乗らなかった生徒さんが高校に進学してから

60を超えていった人を抜かすには相当な努力が必要でしょう

登るのは誰にとっても大変な事です

偏差値70で進学した人と高校で肩を並べるには1年から真剣に学習と向き合い

しかも良質な学習時間の必要性が出てくるのは言うまでもありません

 

例えばGMARCHクラスの大学に進学したいと思っているなら、高校受験期に偏差値60以下で良いわけありません

そこから狙うのであれば、1年生から受験生という自覚を持ち、日々熱心に学習する姿勢が最低必要です

難関高校に進学した生徒たちの滑り止めとして使われることも考えると、遊んでいる暇などないはずです

実際、中学で偏差値70あった生徒さんは最低ラインがそのレベルになることを予想して学習しているわけですから

下から狙うには相当の努力が必要なことは誰にでもわかりますよね

 

中学で偏差値が高かった生徒さんはとても有利・・と感じられると思います

実際有利です

しかし、登るのは大変でも下りるのは簡単です

難関校で上位をキープできない時点で成績は下がっていると考え、危機感を持って学習する必要があるでしょう

実際のところ、難関高校に進学した皆さんは国公立大学を受験するでしょう

中学時代の偏差値が通用するはずもなく、順位も下がり始めているのに何の対策も取らないということは

ランク下げをし、早慶にとどまればまだ御の字です

本当に登るのは大変でも下がるのは簡単ですね

 

当教室の講師は言います

「学校の定期テストは自分を試すチャンス」

*どう取り組むことでどんな結果になるのか

*自分の暗記力を確認する

*解く速さの確認・・・・・・・などなど

順位や結果を恐れるのではなく、このテストを利用して次のテストに向かう準備や

自己分析するためのデーターと捉える

そんな風に学校のテストをとらえていたのか!

と感心しませんか?

この講師の勉強カリキュラムはとても論理的です

一つ一つの学習に根拠があり、今なぜそれをするのか?に対する明確な答えがあります

彼は開成高校でしたが、そのなかでもやはり上位にいたことは言うまでもありません

 

先日、別の講師が言っていた言葉

「僕たちのレベルの人間は、自分がそれをいつ忘れるかを知っているんです」

え?どういうこと? って思いません?

「問題に向き合っていると、この問題は1週間したら解き方を忘れているだろうな・・とかこの問題はもう忘れる事はないな。

と自分の脳がどの程度かを把握しているんです。」

確かに、違う講師も以前こんなことを言っていました

「問題は忘れるから、忘れたころにまた同じ問題を解く。自分がいつぐらいにこの問題を忘れるかを理解する必要がある。

その繰り返しが定着に結びつき、しかも暗記力が向上し本当の学力がついていく。」

 

言われてみれば確かにそう!

でも、やはりそれを実行する粘り強さ、実行力がほとんどの生徒が弱いんですね

当教室の生徒さんたちが講師に憧れを持ち、勉強に対して素直になっていく理由は

こうした講師たちの頼もしさにあるのだと思います

 

中学で高い偏差値を出せたなら、尚のこと大学入試では上を目指して頑張りましょう

中学で本気になれなかったなら、大学進学に向けてこうした講師陣の指導の下

本気の勉強をしてみましょう!

 

偏差値より、順位より一番大切な事

それは目標に向かって手を伸ばす事だと私は思います

 

 

 

 


賢い子に育てたいと思うなら

2015-06-21 08:42:35 | まま塾

ネットは凄い拡散力と影響力を持っていますね

私はテレビのニュースを含めてテレビを見るのが子どもの頃から習慣に無く

ほとんどを「読む」事で情報を得てきました

大人になってからもテレビを見る機会はなく、今でも情報は「読んで」います

そこにネットという便利な情報ツールが出来た事で読む事は更に楽しくなり

欲しい知識が直に手に入る時代になりましたね

 

世の中で起こっている問題に目を向ける事も大切ですが

自分にとって大切な情報や知識をネットで集める事つまり専門性のある知識もいつでも得られる訳です

私の関心事は教育にあります

それも、一時の突発性なものではなく

生まれたばかりの子どもが大学卒業するまでの約22年間です

どのような経験や環境がどういった子どもを育てるのか?

どのように働きかける事で(促すことで)どのような経緯を辿るのか?

それは非常に多様性があり、ひとくくりには出来ない物です

時代背景も関係しますから兎に角複雑ですよね

しかし、「一般的」といわれる部分での傾向はあります

 

賢い子を育てる為の子育てはおそらく教育関係者やそれに準じている方なら

同じ事を言うでしょう

私も教育業界に入ってから、深く納得しています

 

*勉強しろと言わない

*野外での経験を沢山させる

*どちらかと言うと放任主義

*スポーツや趣味にも熱心に取組む

*生活態度やしつけが厳しい

など、直接学習とは関係ない話が多い物です

 

実際、当教室の講師陣の8割が「勉強しろ」と言われていないと言いますし

模試の結果や、やもすると学校の成績すら親に見せていない

自分がどこを受験するか、直前まで親は知らなかった

というエピソードを本人達から聞く事ができます

 

当教室の講師で「教育ママ」に育てられたのは1名のみ

教育だけでなく、しつけや礼儀作法に至まで厳しく育てられたと言います

 

1名、お茶の水女子の講師が上京してビックリした事として

「教育ママの多さに本当に驚きました!」と話していました

そして、その教育に子どもが従う事にも驚いていました

 

実際に東大を始めとする高学歴の皆さんは、大方自由な環境で育って来た事が伺えます

塾に通わず、国立に進学した講師は今の所1名いますが

基本的には塾に通い、高校では難関校に進学しています

高校入試で塾の掛け持ちをしている人は少ないですが、大学進学にあたりは二つ三つと通い

学校と合わせると本当に勉強に忙しい高校生活をおくっていた事も伺えます

 

こうした経緯をまとめてみると

本人の意思で進学を決め、本人の意思で塾に通い、親はあまり関心を示していなかったという結果になりますね

こんな話をすると「でも、何も言わなければうちの子は本当に何もしないですよ!」と言われる事があります

そこで気がついて頂きたいのですが、例に挙げた

講師陣のご家庭が本当に何もしなかったのか?という所です

 

私の言い方で合っているかは分かりませんが、こうしたご家庭はお子さんを「まっすぐな子」に育てようとしたのではないかと思います

勉強以外の部分で(結果的には繋がりますが)広い興味を持たせ、熱中する楽しさを経験させたり

旅先で得られる新鮮な知識を共に味わったり、小さな事でも自分で選んだ事への責任感を持たせる等

人として豊かでまっすぐな子に育てた結果、誰もが経験する受験にも熱中して取組めたのではないかと思うのです

「やらされている」のと「自らの意思でやっている」のでは結果は目に見えていますよね

 

同じ歳の子でも、知識を豊かに持っていると、そうでない子より大人びて見えます

行動に移したり、言葉を発する前に「考える」からかもしれません

甘やかすとう親の行動が、子どもの成長の妨げになる事は多々あります

将来を考える事も無く、不安を抱く事もありません

その結果、将来を見据えて今自分がどう立ち振る舞うべきかを考察する力を失ってしまうのです

いわゆる他力本願になってしまっては受験という自分の力で乗り越えなくてはならない試練に立ち向かえるはずもありませんね

 

賢い子に、我が子を東大や国立へ!と願うなら今親として本当にすべき事が見えてくるのではないでしょうか

 

受験や勉強はダメだしの連続で自信をなくしてしまいがちです

挫けそうになった時、そこを持ち堪えられる精神力は

負けん気の強さばかりではありません

むしろそれより強いのは「なんとかなるさ」というポジティブな捉え方ができる人のように思います

賢い子に育てたいとお考えでしたら、今日の話をご参考までにぜひ親として出来る事を模索してみてくださいね

 

夏休みももう少しです

どう過ごすか?お子さんと計画を立ててみましょう!

 


eトレの夏期講習で自立学習・中学高校生

2015-06-20 10:00:35 | 高校生さん

 

今年の夏休みの計画、もう立てていらっしゃいますか?

中間テストはあるものの、夏休み前に成績が出されない公立中学に通っているご家庭には

お子さんの理解度や定着度は分かりにくいとは思いますが

全ての中学・高校生に私はeトレ学習をお勧めします!!

 

学習塾を始めてから全てのお子さんに共通して言える事は

良質の学習時間が足らない!

という事です

本当に良い学習環境があれば、子どもは学習を楽しみ、自信を持って勉強に取組むでしょう

いつも当教室で伸びた生徒さんの話を自慢させて頂いていますが、伸びた生徒さんの共通点も

簡単に言えば”良質な学習”で勉強が楽しくなったからです

 

良質な学習とは一体なに?という話になるのですが

良問と言われる問題を使うのはもちろんの事

学習する為の質の良い環境がそこに合わさる事

私がeトレをお勧めする理由はこの二つです

 

eトレは復習教材です

一つの単元は基礎と応用、そして入試対策や定期考査対策として細かく別れています

高校生はセンター対策カテゴリーもありますから高校受験からセンターまでの生徒さん全員が対象です

英語・国語・数学・理科・社会

それぞれ全ての単元が細かく別れ、さらにその中で学力別になっています

 

自分で勉強するのになぜ塾でやらなくてはならないの?

と思われるかと思いますが

塾で行うという事は家庭で行うのとは違い

「問題を選ぶのが学習指導に当たっている講師であり、その結果を考察して次の問題を選び

また理解不足の単元には解説をその場で講師が行う」

というところにあります

 

授業を受けるには時間制限があり、また考える時間も限られます

じっくり問題と向き合い、自分の力で解くには授業内時間だけでは足らない事が多いのですが

学校がある日常では「無制限に考える」という事ができませんよね

私がお勧めしている理由の一つ

「自分で考える時間」をシステムに乗っ取って行う事で「自立学習と思考力が磨かれる」

という大きい利点があります

 

他塾さんではeトレだけを使った合宿などのイベントを組まれている所もありますが

当教室では

地域の皆さんにより知って頂く為に

今年の夏は

”夏期使い放題”

として、eトレ学習体験の場にしたいと思っています

 

期間

7月20日から8月30日

 

学習の流れ

お子様にテストを受けて頂き、弱点に特化した計画表をお作りします

各教科役5単元として25単元(およそ100ページ以上!)

 

利用可能日時

月曜から土曜の午後4時から夜10時

 

費用

利用料 ¥7,000  (塾内生¥5,000)

設備費 ¥2,000

 

大変お得な料金となっておりますので

今年の夏、ぜひお役立てください!


お申し込みは

03−6914−7471

ホームページお問い合わせフォームよりご連絡ください

 


大学は自分の意志で

2015-06-19 11:14:40 | 高校生さん

職業柄というだけでなく、今の時代大学進学は必須だというのが私の考えです

そして、最後の進学に向けては本人の意思を尊重すると言うのも

 

高校3年生になるまでに、自分の意志を持って目標を設定し、努力できる人間に育てる事

親の課題の一つでもあると思います

とは言えまだ成長段階の彼らに全てを一任するわけにはいきませんから

大学進学に向けても、そこに親の意思が存在しなと言ったら嘘になりますね

 

昨日は高3のある生徒さんが、なんとなく私の周りをうろうろしていました

いつもは自習しているので私が話しかけないと会話ができない生徒さんです

「どうした?なにかあった?」と声を掛けると、待っていましたとばかりに私の横の椅子に座り

「実は・・・」と話し始めました

この生徒さんが当教室に通い始めたのは去年の秋

それまで大手予備校に通ったりもしていて、学校でもひたすら自習する真面目な性格の生徒さんです

1年の頃から勉強に手を抜いて来た事はない・・と言えるくらい自習時間は一般的な生徒さんの平均を超えている事は

見ていて分かります

その生徒さんには明確な目標があります

行きたい大学も、学部も全て明確でした

その為に成績を上げる事に真剣でしたが、一つ弱点をあげるとすると「勉強効率が悪い」と感じていました

志も高く、真摯に向き合っているのに、その方法の質が悪いのです

しかし、これまで学習法について深くレクチャーされた経験がなかったせいか

生徒さんはこちらのアドバイスに従って学習法を変える勇気がなかなか持てずにいました

学習法は突き詰めていけば思考回路にまで関わります

なのでどこまでアドバイスするかは話し手によって異なるでしょう

この生徒さんの学習法は一つの問題をいつまでも考え続け、時間だけが過ぎていくパターンです

そして、その問題の”本質”を見抜けないまま次の問題へいってしまう事

 

高3のこの時期になっても志望校への光は見えてきません

焦りや不安が、家では不満と言う形で口から出ていたようです

その結果、ご家庭からは「他の大学にしなさい」という言葉が出て来たそうです

真面目な生徒さんはそれを真に受けて、頑張る気力が薄れたそうです

 

この生徒さんが第一志望にしている大学は確かに厳しいかもしれません

しかし、その大学にしかその学部がないわけではありません

少し下がってしまいますが、それでもやりたい事が明確なのですから学部で選んでいく事の方が

将来を支えてくれると思います

「自分の人生だよ、大学は自分の意思で決めるべき。ご両親もそれを望んでいるはず。」

と話をし、学部で大学を選ぶ事、まだ第一志望を諦めない事等を話し合いました

ご家庭では生徒さんが苦しんでいる姿を見て、そこまでしなくても・・という気持ちで

他の大学を勧めたのだと思います

親子の歯車はこんなちょっとした所からずれてしまう事もあるんですよね

 

この話には講師も1名加わり、彼の視点からのアドバイスもあり

生徒さんは気持ちも晴れたようで和やかに席に戻っていきました

もちろん、自習学習の質の問題も徐々に改善され始めています

 

高3生にとってこの夏は勝負です

つらい受験期を乗り越える気力と体力を維持して、まっすぐ前を見て進みましょうね!

 


学年による夏期講習の学習の違い

2015-06-17 11:48:16 | 学習全般

生徒さん達は学校の定期考査で頭がいっぱいの時期です

しかし、私はその先

夏期講習の計画で頭がいっぱいです

講師陣も目の前のテストに向けた指導と確認で忙しそうです

みんながそれぞれの目標をもって取組んでいます

 

当教室はまだ今年度の夏期講習の内容を発表していませんが

大枠、学年別に取組む内容をご紹介します

 

小学生のクラス指導に参加されている生徒さんは追加授業はありません

ご要望があれば個別指導で夏期のみ追加授業をいたします

作文や文章題にフォーカスし弱点克服と復習がメインです

 

中学生さんは・・・

1.2年生は復習と応用です

1年生は特に計算力を鍛え、高校入試で扱われる大問1に強くなるように学習しましょう

また、復習と言っても範囲がまだ狭いので応用問題を解き難易度の高い問題に慣れる学習です

2年生は

1年の計算問題を発展問題で復習しましょう

そして2年生で出て来る単元の復習です夏休み明けにある学校でのテストに備える意味でも

復習が最優先ですね、理解が追いついていると確認できた生徒さんから先取りを考えています

1年も2年もeトレを使って自主学習をしましょう

学校の宿題も塾でするという習慣があると8月の終わりにやっつけ仕事にならず、しっかり学習できると思いますよ

 

3年生は飛躍の夏です

学習は5教科、入試に着目した学習をします

とは言ってもまだ総単元学習が終わっている訳ではないので、それぞれの未習単元は個別授業で進めます

復習は入試で出題率の高い単元を優先的に行います

また、国語は読解から作文まで一通り学習する計画です

7月に行われるvもぎの結果を参考にし、弱点克服も行いますので

相当忙しい夏になりますね

 

次は高校生です

高校1年生さん

既に数学で遅れをとっている・・なんてことはありませんか?

一般的に高校入試で鍛えた学力の底が尽きるのは秋だと言われています

高校数学・高校英語は出来れば2年生の終わりには完成させておきたいところです!

のんびりしている暇はないのが高校生ですから、油断せずに学習していきましょうね

数学・英語の特訓を2回ずつ予定しています

 

2年生さん

2年生の夏は既に受験生と言う意識を持って過ごして欲しいです

2年生はこの夏から物理の学習が始まります

また、数学の復習は必須ですね

英語も少しずつ長文へ移行しますから熟語・イディオムなど自分で出来る学習は時間の許す限り取組み

授業に挑んでください

また、センター対策特訓も行います

単元復習特訓とセンター対策が2年生の夏期講習となります

 

3年生さん

高校生最後の夏休みです

受験生としての自覚も充分ですね、あとは目標に向かって適格な学習をするだけです

3年生の夏は志望校対策がメインとなります

それぞれが志望している大学入試問題での特徴や単元をしっかり抑えておきましょう

国公立ではセンターは必須ですが、この夏はセンター対策としては教科によって2回から3回の過去問解説を行うのみです

8月に入ってからも英語が足を引っ張るというのでは非常に弱いです

英語が弱いと言う人は8月に入るまでに英語力をステップアップしてくださいね

各志望校対策の特訓がこの夏のメインとなります

授業を受ける前にあらかじめ問題を解き、問題と格闘した末に授業に挑む事が前提となりますから

教室で過ごす時間が一番長くなるでしょうね

 

 

高校受験も大学受験も目標に向かった正確な学習が必要です

当教室の場合、講師陣の経験と知識が頼りです

彼らが使っていた教材は種類豊富で、その教材の特徴や実際受験期に使った感想、その結果等が非常に役立ちます

指導に使っていない教材で、「これは自分で出来る」といった教材を生徒さんの習熟度によってアドバイスする事もしています

 

先日、模試の結果を見ながら講師と生徒さんが面談をしているのを横で聞いていました

その中で、印象に残った話を皆さんにもお伝えしますね

講師「例えば無人島に人がいたとして、その人が生きる為に何かをしてあげるとする。

   君は魚を釣ってあげる?それとも魚の釣り方を教えてあげる?」

生徒「釣り方を教えてあげます。」

講師「そうだよね。釣ってあげても、自分がいなくなってしまったら、その人は魚を食べれなくなってしまうかもしれないし

   だからと言って、ずっとその人に魚をあげ続ける事も出来ないからね。

   僕たち講師が君たちにしている事もまさにそれなんだよ。答えを教えてあげる事は簡単だけど、君たちはその答えの出し方を

   知らなくては1人で解けるようにならない。だから釣り方を教える、その後は自分で釣ってみる事が必要。つまり

   自分でその問題を解けるように練習する事が必要なんだよ。そうしなくては魚は釣れない。問題は解けない。」

生徒「そうですよね。だから自習時間が必要なんですね。」

講師「ただ自習してもダメだよ。解けないと直に諦めるのでは勉強した事にならない。解けない問題と格闘して試行錯誤して

   初めて自分の物になるんだからね。いつまでもチャートをしていれば良いと言う物ではないんだよ。僕が出している課題の問題を

   チャート感覚で解いていてはステップアップはできないからね」

生徒「はい、問題と戦わなくてはいけないんですね。私すぐに諦めちゃうタイプで、わからないと飛ばす癖がありました。」

講師「それは分かっていたよ。ノートを見れば直にわかる。これからは1問1問とそうやって向き合ってごらん。

   君がもうワンステップ伸びるには今それが必要だから。」

生徒「はい、やってみます。ありがとうございました。」

 

いかがでしたか?

生徒さんの置かれている状況を把握していなくては出来ないアドバイスですよね

そして、これは今の時期だからのアドバイスですので、どの生徒さんにも当てはまる訳ではありませんから

ひとくくりに捉えないでください。

 

1人1人の生徒さんとこうして向き合いながら

夏期講習の準備は進んでいます

みなさんのお子さんにも「今必要な学習法」があります!

それを正確に見極めて、貴重な夏を過ごしましょう!!