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東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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教育を見直す必要性を感じています

2016-10-08 20:02:09 | 学習全般

今日は英語検定でした

雨も上がって良かったです

 

中学生の皆さんは模試の結果が出されると真剣に自分の成績を見つめ

上がった、下がった と自分と向き合っています

ある生徒さんとの会話から、常々気になっていた事が現実に起き始めている事に

緊張します

 

それは、文章題です

今回の模試で飛躍が見られなかった生徒さん

「原因は何だと思う?」という私の問いかけに

「文章が・・・わからない」という返答でした

 

数学も文章題が中心になる事を数年前から把握していましたし

一時期は話題にされていました

そんな時期を過ぎ、実際に模試を受け始めた生徒さん達は

文章題という壁にぶつかっています

数学は計算が得意なら苦手になりにくいのがこれまででした

そこに異変が起きる事になる

今回も数学が得意な生徒さんからの発言だった事もあります

数学は公式を覚えて当てはめるという基礎

どの解法を使うかを判断する力が問われます

新教育ではどの解法を使うかという力を試す問題が文章題となる事から

読解力が必要になるので、学習方法を変えていく必要がある訳です

詰め込みだけでは太刀打ちできない問題

をこれから主流にしていこうと言う事ですね

 

数学だけではなく、国語も英語もその他の教科も「書かせる」事が主流になっていくでしょう

選択問題のような知識だけで乗り越えられる入試の時代は終わる訳です

ただ、これらは高校・大学の上位難関を目指して学んで来た人たちにとっては

あまり大きな問題ではないと言えるように思います

つまり、難関を目指していた人しか触れてこなかった分野を

一般にも取り入れる

と言ったらわかり易いでしょうか?

 

この新教育を行う上で一番問題だと思うのは

親である世代が経験していない事で、何が適切か、どう対処すれば良いのか

という部分が明確でない事と意識の問題です

 

未就学の頃から教育に目を向けるご家庭では小学受験をさせたいと思われる一方

全く学習には目を向けず、子供は元気に育てれば良いというような極端さが目立ちます

未就学の子供に教育を行う場合、子供の脳の働きや発達度等に目を向け

長い先を見据えた教育を目指していく方が、結果良かった となるように思います

 

就学前、小学低学年、小学高学年、それぞれ脳の働きは大きく異なる時期です

なのでその月齢に合わせた教育が必要となるのですが

それが、新教育を視野に入れた物にしていく事が今求められているように感じます

 

文章を書く力、読み取る力は

国語のテストの点数で計れるように思いがちですが、一概にそうとは言い切れません

次世代で 出来る子 と評価される教育に目を向ける時だと思います

言うまでもありませんが

当教室はそうした教育に着目し新教育スタイルでの授業を始めています

ただ、子供の脳の発育はどうしても低学年の頃にピークを迎える為

来年度から小学生になる、今現在低学年 というご家庭にはより高い意識を持って

取り組んで頂きたいと思っています