来年の高校受験生の学年からセンター入試が使われない大学受験が
始まるという事になっています
今回の入試変更はそのスタイルが一新されると言うだけではありません
内容の変更点も大きく、新スタイルで試される力は
教わったからと直に使える物ではないという事はこれまでの記事にも書いてきた通りです
私がとてもこの変更を危惧している理由は
現代っ子の弱点をまさに突かれた という実感があるからです
小学生時代に国語は苦手教科ではない
と思っていらっしゃるお子さん、ご家庭は多いです
しかし、入試問題になったとたんに わからない できない となるのです
今国語の話をしてしまうと、国語力を強化すれば対策できるのではないかと思われてしまうかも
しれませんが、単に国語の話ではありません
国語という教科は代表例だと思って下さい
私は 国語 という教科ではなく 記述 という時間割を設けるべきだと思っています
現代っ子は、普段から 書く という事から遠ざかっています
手紙は過去の物となり、友達とのやり取りはメールすら古い時代になりました
友達だけではありませんね、ご両親とのやり取りもそうです
自分の気持ちや考えを、書いて伝えるという事はなくなり
逆もそうです
読んで理解するのではなく、主語の抜けた会話のやり取りで成立してしまう事が非常に多いです
そうした現代の風潮に逆行し、書く事で自己表現をする事が求められるというわけですから
それだけでも難しいと感じるのに
物事を深く考える習慣の無い現代っ子に、追求型の学力を要求するのですから
なんだか得体の知れぬ絶望的な感情すら湧いてきそうです
こうした新体制での教育にはこれまでより時間がかかるのだということはご理解頂けると思います
(最近の私のブログはこの話が中心になっているので重複している所もあります)
特に、現在小学生のお子さん達にとって、とても厳しい状況になると思われます
子ども達の準備が整う前に試験だけが難易度を上げてくる可能性があるからです
これまで知識の詰め込みだけで乗り越えられてきた受験やそうした入試により上位難関として
雲の上にいた進学校の変動も予想されています
しかし、こうした変更はいきなり始まった訳ではないでしょう
公立一貫校が行っている適性テストがその先駆けにあたるように思います
知識だけでは解けない問題、長い文章から何が問題なのかを見つけ出し推理に近い解決を導くなどの
問題を小学生がどこまで対応できるのかを数年かけてデーター収拾してきたのだと考えるのが自然かと思います
先に書いた通り、時間のかかる分野への移行という事がわかっていますので
当教室でも次世代教育にマッチしたご指導を行って行きます
また、小学生さんについては学童教室にて行われるスタディタイムのご利用をお勧めします
塾にかかる費用はご家庭の大きな負担を伴います
受験期はある程度仕方の無い事だとしても、小学生からの多額な負担は重荷です
小学生のスタディタイムは週に2回通って頂いても1万円を切り
さらに次世代教育を視野に入れた適格な学習をご提案しております
学童教室にて
10月29日 13時より 説明会
同日 15時より ハロウィンパーティー
を開催します
ぜひ実際の取組みをご覧頂きご検討下さい