気づかなかったビックリ

2023-07-31 07:54:40 | 日記



今朝、会社に出勤する前に
マニキュアでも塗ろうかと
ふと爪を見ると
爪の白い部分が、すごく黄ばんでいて
ヒイイィッ!と驚きました。

加齢にともなう黄ばみか、
不潔にともなう黄ばみか、、、
どちらにしても、ヒイイィッ!
((((;゚Д゚)))))))

でも、一瞬考えてすぐに分かりました。

昨日の晩ごはんで
カレーを手づかみで食べたからだwww






昨日は、アプサラ邸にて
カレーをご馳走になったのです。


(まさにこのカレー色になってた)

彼女の家でごはんを食べるときには
郷に入れば郷に従え、で
ワタシも手で食べるようにしています。

最近はだいぶ上手に
食べれるようになってきましたが
爪が染まるのには気づかなかった!

食べ終わったあとは
ナプキンで指を拭っていたのだけど
もっとちゃんと丁寧に
手も洗わないといけないね。

そういえば
アプサラちゃんの指を思い出すと
濃い色のマニキュアを
(かわいいペティキュアも)
確かに塗ってましたわ。

あれは
実用的なオシャレだったのか・・・。

草の根国際交流、
いつも試行錯誤ばかりです。




ところで、今日ブログに書きたかったのは
そんなしょうもないことではなく
日常の漢字についてです。

クーラーをかけた室内で
カレーを食べていたのですが
汗が噴き出す暑さなのです。

カレーの辛さだけでなく
室内温度が、まじで暑い。

アプサラちゃんの顔を見ても
汗をダラダラ流しています。

クーラーの設定温度を
もう少し下げようよ、
と言いたいところですが
普段からこんな温度ということは
電気代節約のため
敢えてこうしているのでしょう。

彼女たちの経済状況を察すると
何も言えません。




しかし
頻繁にハンカチで汗をふきふき
しているワタシを見て
さすがに哀れに思ったのか

「好きな温度にしてください」と
エアコンのリモコンを渡してくれました。

そのリモコンを見ると、何と!

エアコンの設定が
「冷房」でなく
「除湿」になっているのです!
:(;゙゚'ω゚'):

こりゃー、冷えないわけだよ。。。




すぐに
暖房・冷房・除湿、
それぞれの違いを説明して
冷房に切り替えて
それからは快適な室内になったのですが

今までずっと
冷房を使わずに暮らしてきたのかと考えると
熱中症にならなくて良かったねー!!!
と、つくづく思いました。

あと、同じように
漢字が充分に分からないがゆえ
知らず知らずのうちに
不便な生活を送っている外国人も
結構いるのかも?と想像すると
冷や汗が出てきました。

混ぜてはいけない洗剤を
混ぜてしまったり
賞味期限と消費期限の
違いが分からなかったりとか・・・。

まずはこんな身近なところから
我々が先に気付いて、
商品開発や、注意喚起や、多言語表記を
していかなくちゃいけないね!





.




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ニシコーの松岡先生は相変わらず元気です

2023-07-30 09:50:15 | 日記

昨日は、久しぶりに
学生時代を過ごした小倉の街に
行ってきました。

高校1年生のクラスメイト女史3人で
当時の担任の、松岡孝先生を囲んで
プチ同窓会!



(ストリップ小屋の隣にある
 24時間営業の居酒屋、白頭山にて)


松岡先生には、久しぶりにお会いしましたが
77才になられた今も、全く変わってなくて
あまりの変わらなさぶりに
こちらが度肝を抜かれたくらいです。

担任をもってもらった期間は
たった1年間でしたが
振り返って思い出すと
とても濃密な時間でした。

授業や生活指導やクラス運営の
ハチャメチャさもさることながら

今の時代だと、危機管理やら労働時間やら
とても考えられないことだけど
休日には、山登りや、海水浴に
(わざわざJRで山陰まで!)
連れて行ってくれたりしてたんだよ。

当時の写真を見ながら
懐かしい昔話に花が咲きました。




そして。

担任当時の先生の年齢を超え
充分な大人になったワタシたち。

ただ昔話をするだけではつまんない。

今だから話せる話・・・
たとえば、学校や日教組との対立、
先生同士の権力模様や人間関係などなど
根掘り葉掘り聞いたのですが
まあー面白いこと、面白いこと!(^o^)




中でも特に面白かったのが
松岡先生の恋バナです。

松岡先生は、小柄で冴えない外見ながら
天然の魅力的なキャラクターにより
他の先生陣からも、老若男女問わず
モテまくりでした。

特に、女性からのモテがすごいのwww

高校生にとっては
40代の既婚の冴えないオジサンに
惚れたはれたの話があるなんて
想像だにしてませんでしたが
今聞くと、よく分かります。

この人、かなりモテる男だわ!

しかも、先生自身も
かなり惚れっぽい、恋多き男なのです。

しかし、生来の小心さから
いざという時に、奥さんを裏切ることができず
決定的な一線は越えることができず。

さすがに詳しくは書けないのですが
切ない大人の恋が
生徒の知らないところで
学校内で繰り広げられていたなんて
HEEEEEの連続でした。

いやー、大人って、面白いものですね。
(ニヤニヤ)




いまや
切ない関係だった女性教諭も早逝され
先生の奥様も、昨年癌で亡くなりました。

こうやって少しずつ
「今だから話せること」が増えてくるんだね。
寂しいことだけど。

松岡先生は
元気でお変わりない姿でしたが
この年齢ともなると、お互いに
「元気でお変わりない」ことが
どんなに僥倖か、が身に染みます。

松岡先生に限らず

人生の一時期に
一緒に濃密な時間を過ごした人が
生きていて
会って、話せる、ありがたさよ。

会えるうちに、会える人と会い
話せることを、たくさん話そう。

そんなことを考えさせられた
楽しく切ない、貴重な同窓会でした!





(クラス文集の表紙。鬼丸画伯、アンタ天才だわ!)







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美野島のシン・ニーサ

2023-07-24 18:40:03 | 日記

商店街の夏祭りのため
美野島まで行った時
掲示板でこんなポスターを見つけました。



美野島公民館にて
ファイナンシャルプランナーによる
新NISAのセミナーがあるんですって!

開催日は、夏祭りの翌日です。

新NISAに関しては、ちょうど
GPTさんに相談してみたり
投資詐欺グループをからかってみたり
していたところだったので
渡りに船のタイミング。

公民館が開催するものだから、安心だし
参加費も無料です。

すでに満席になっているかも?と思いつつ
ダメモトで問い合わせてみたら
OKとのことだったので

祭りの翌日も、美野島まで行き
セミナーに参加させていただくことになりました。




参加した感想はというと・・・

申し込んで良かった!!
長年のモヤモヤがスッキリしました!!
(^O^)/




そもそも、NISAとは何かというと
株式投資や投資信託で、利益が出た場合に
通常かかる税金が、かからなくなる、という制度です。

んで、今回のセミナーは「第1回目」ということで
本題のNISAの説明に入る前に
「なぜいま、投資をしたほうがいいのか?」
「投資をしないと、どうなるのか?」
という、経済のいろはの説明からしてくれました。

この「経済のいろはの話」が
すごく考えさせられたのよね。

・この30年間を振り返ると
 世界は、平均2%程度のインフレ率で成長している。
 日本だけ、ずっと停滞していたが
 最近ようやくインフレになりはじめた。

・「30年間、2%のインフレが続く」ということは
 1000万円の現預金を持っていても
 30年後には、半分程度(550万円)にまで
 価値が減るということである。

・日本の年金制度は、60年前にできた。
 当時の平均寿命は、男性58歳・女性60歳。
 その前提で設計された制度である。

・今は年金だけで暮らしていけない時代のため
 老後資金は自己責任で確保するようにと
 国策としてNISAが始まった。

・・・といった説明でした。




でね。

ワタシがおおっ!と思わず膝を叩いたのが
「国策としてNISAが始まった」の部分です。

薄々とは分かってはいたものの
講師の口からハッキリと
「国策」と言ってもらったことで
モヤモヤが言語化されてスッキリしました。

そうです!全ては国策なんですよ!

そもそも、ワタシがNISAに興味を持ったのも
テレビや、新聞雑誌や、YouTubeなどから
「今のままではダメだ」
「早めに行動開始するべきだ」
「さもなくば惨めな未来になる」

国や、国の尻馬に乗った人たちに
不安を煽られていたからでした。

自分の過去のブログを検索してみると
現行NISAがスタートした10年前にも
気になるけど、何となくいかがわしくてイヤ
といったことを書いていました。

当時からずっとモヤモヤしていたのよ。

「NISAは国策」という、ごく当たり前のことに
10年も気が付かなかったことが
我ながら腹が立つ!
(。-`ω-)キーッ

要するに
「女性は子供を産む機械」と考えているような
官僚や政治家や経済人たちが
「非課税」という、そう大きくもないエサを
国民の目の前にぶらさげられて
自己責任の名のもとに
自ら財布を開くよう誘導しているわけでしょう。

30年もの長い間、景気を低迷させておきながら
出産や子育てが困難な社会を作っておきながら
若い世代にまで格差を広げておきながら

労働力不足が深刻になりだした途端に
女性活躍だと持ち上げだしたり、
外国人を中途半端に受け入れだしたりしながら

その果てが、こんなしょぼい制度に向かって
洗脳されていたのかと思うと
ますます腹が立つ!
(。-`ω-)キーッ




とはいえ
人口減少・少子高齢化は更に進むので
今から数十年、この国で生きていくならば
早くから投資を始めた方が良い、というのは
確かだと思います。

銀行預金やタンス貯金をしていても
30年後には半分近くにまで減る、というのも
単なる煽りではなく
高い割合で実現しそうな話です。

しかし、ワタシ個人としては
そんな損得勘定よりも
どうにもこうにも
怒りの感情の方が勝ってきちゃってね。

「NISAなんて、絶対やってやんねー!」
心のけじめがスッパリつきました。

(やりたい人はやればいいし
 むしろやった方がいいことだとは思うけど
 ワタシは、絶対やってやんねー)


今後、どんなにお得なNISA情報を見ても
一切心を揺さぶられることなく
華麗にスルーしますわよ!





ありがとう、美野島!





.
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遅れてきたダンシング・クイーン

2023-07-23 10:29:36 | 日記



昨日は
美野島商店街の夏まつりに
行ってきました。

普段はさびれた商店街なのだけど
年に一度、この夏祭りの日だけは
どんたく並みの大賑わいになるのです。

とはいえ
たかが数百メートルの短い商店街で
サクッと一往復できてしまい
すぐに見終わってしまうのが難点。

実はいま時期、
天神の市役所前広場でも夏祭りをやってて
盆踊りもあるそうなので

美野島をサクッと冷やかした後は
天神に移動して、盆踊りに参加して
夏祭りのハシゴをしようかな、なんて
思っていました。

しかし!

予想に反して、美野島で
盛り上がりまくってしまったのでした。




事の始まりは
商店街へ向かう道すがら
ラビン君(ネパール人の知り合い)と
バッタリ会ったことからでした。


(手前のチョビヒゲが、ラビン君。
 清々しいほどのダメンズなチャラ男。www)

「僕たちもイベントやってるんで
 来てくださいヨ!」
と誘われたので、付いていくと

美野島商店街の中程にある日本語学校が
キャンパスを開放して
イベント会場にしてたのでした。




ちなみに、商店街の両脇には
たくさんの出店や屋台が並んでいます。

その日本語学校も
射的やヨーヨーすくいなど
子供たちが喜びそうなコーナーを
用意しているのですが

コーナーの店番をしているのが
ネパール人ばかりということもあってか
子どもたちは、外巻きに見ているだけで
なかなか建物の中に入ってこようとしません。

せっかく、留学生たちが
ネパールのことをもっと知ってもらいたいと
地域に門戸を開放しているのに!

ここはひとつ、
ワタシが呼び水となって
日本人に「入ってみたい」と思わせるような
雰囲気づくりをしなくては!
という、妙な義侠心が湧いてきました。




というわけで
チャラ男ラビン君の後について
校内に入ったところ

校内の壁には、華やかな飾り付けがされ
現地のポップミュージックが流れ
祭りの賑わいの雰囲気を楽しむ
ネパール人の若者たちが
ゆるゆると踊っていました。

そういえば
以前、アプサラちゃんからも
TikTokを見せてもらったことがあるけど
かの国の人たちは
日頃から普通に、よく踊ってるんだよね。
(インドの隣国だから、ノリが同じなのかな?)

言葉が通じなくても
踊りなら、何とかなりそう!

なんせこちとら、
商店街に来るまでに
既に一杯ひっかけているものだから
いい感じの酔っ払いとして
早くもデキあがっていたのです。

(酔っ払いに怖いものは無いのだ)

踊りの輪の中に飛び込み
見よう見まねで
テキトーな踊りを始めたところ

「日本人の謎のBBAが
 妙なタコ踊りを始めたぞ!」と
若者たちも爆笑、拍手喝采!

ワタシも
「陽気な連中とノリノリで踊る」
なんてこと、久しぶりなので
めちゃ楽しくて、調子に乗りまくり。

訳の分からない盛り上がりにつられて
日本人のお客さんも増えてきて
狙いは大当たりです。

踊れば踊るほど、汗をかいて喉が渇き
飲めば飲むほど、テンションは上がり
夜がふけるまでブイブイいわせまくり
フィーバーしまくったのでした。




・・・そして、一夜明けた、今日。

腕が、脚が、腰が・・・
さっそく身体が悲鳴をあげております。

ディスコやクラブで
ブイブイいわせていたのは
はるか昔のこと。

年寄りの冷や水、やっちまいましたYO。。。





(女子の民族衣装、めっちゃカワユス!)
 





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欲張りボランティア

2023-07-20 19:32:56 | 日記


このたび、福岡市が主催する
「日本語ボランティア入門講座」を
受講することになりました。

日本に住む外国人の方々が
日本語を勉強する際のお手伝いができる
ボランティアを養成するための講座です。

毎週1回、9月末まで全10回。

ボランティアとはいえ
5,000円の受講費を払って参加する
ガチで気合いの入った講座です。




今日が、その講座の第1回目でした。

初めて参加者の顔ぶれを見ると
9割5分が、中高年女性!www

こんな講座に参加するくらいですもの、
気さくで社交的なオバチャンばかりです。

自己紹介タイムも
まぁ盛り上がる、盛り上がるwww

東京オリンピックでボランティアをしてた方、
カンボジアに留学経験のある方、
イベントネタを探し中の公民館勤務の方、、、

皆さん、いろんなキャリアをお持ちです。

我々、オバチャンという生き物は
「誰かの何かの役に立ちたい」という
ふつふつと湧き立つエネルギーが
有り余っているんすよ。

#このエネルギーを有効活用できたら
 電気自動車くらいは
 軽く走らせられそうだなwww


外国語はそんなにしゃべれなくとも
通訳翻訳の分野は、進化がめざましいAIが
何とかしてくれそうなので

血の通った交流支援など
人間にしかできない仕事にて
オバチャン力を発揮させていただきますわ。




講座に申し込んだきっかけは
アプサラちゃんのためにできることが
何かないかなと探していたことですが

講座終了後は
アプサラちゃんのため以外にも
何かしらのボランティアができたらいいな
と考えてます。

「困っている人を助けたいから」
という綺麗な気持ちだけでなく
「自分の世界を広げたいから」という
自己中心的な気持ちの方が
むしろ大いにあるわけですが

福岡市に住む外国人は、いまや
コロナ前を上回る過去最高にまで
増えているそうなので

「自分が楽しみながら、人の役にも立てる」
という欲張りなことが
できそうな気がするんだよねー。




今日の講座は、初日ということもあり
もっぱらガイダンス的な内容でしたが
来週から、本格的な内容に入っていくようです。

来月以降は、地域の日本語教室へ出向いて
学習の様子を体験する回もあるげな。

「外国人支援ボランティア」という
知らない世界を経験できるだけでなく
おもろいオバチャン友だちもできそうで
楽しみだわん。

がんばるじょー!(*´▽`*)





(今週末だじょー!)




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トキオ散歩 <九段下>

2023-07-16 19:41:57 | 日記
7/13(木)〜16(日)の4日間、
靖国神社にて
「みたままつり」という
お祭りが開かれています。


(写真はネットから拝借)

昭和22年から始まった
戦没者の御霊を慰めるための
お祭りです。

参道には、約30,000個もの献灯が並び
能楽堂やステージでは
かっぽれ、和太鼓、神輿、など
(つのだ⭐︎ひろのコンサートまでw)
芸能が奉納されるのげな。

かなり大掛かりな祭りのため
毎年ものすごい人出だそうです。




せっかく東京滞在中に
そんな大きなお祭りをやっているのなら
行ってみようかなと思いつつ

行くかどうか
ギリギリまで迷っていました。

というのが
東京に到着した初日に
ちょうど浅草寺で
「ほおづき市」というお祭りをやっていたので
軽い気持ちで、冷やかしに行ったんですよ。

そしたら!

吐き気をもよおすほどの人混みで
人酔いして、気分が悪くなり
来なければよかった!と
激しく後悔する羽目になったのです。

また芋の子を洗うような人出で
ひどい目に遭うかも。。。

でも、せっかくだしな。。。

とりあえず早めに行ってみて
ムリそうだったらすぐに帰ろうか。。。

そんなことを考えながら
ほとんど期待せずに行ったのですが

まさかの、予想の斜め上!

最初から最後まで
心が打たれっぱなし!
涙腺が緩みっぱなし!

思いがけず
今回の旅で、一番印象深い
忘れられない場所になりました。




まず、九段下の駅を出ると
すぐ目の前に、靖国神社があります。

鈍色の光を放ちながらそびえ立つ
常軌を逸したバカでかい鳥居に
いきなり圧倒されます。

そして、境内は広々とした上り坂の道で
道の両脇は、献灯で埋め尽くされています。

ワタシが行ったのは17時くらいでしたが
夕暮れの空に、黄色い灯りが映え
何とも幻想的で
息を飲むような美しさでした。

まるで献灯の一つ一つが
戦争で亡くなった方の魂のようで
それがますます物悲しく
思わず涙があふれてきました。




確かに、心配していた通り
人はかなり多かったです。

浴衣コスプレのオンナノコ、
様々な肌色の外国人観光客、
カップル、友達連れ、小さな子供達、、、
たくさんの人たちで
参道はごったがえしていました。

フォトジェニックな灯籠を背景に
ばえる写真を撮りあったり、
キッチンカーの行列に並んで
かき氷やスイーツを食べたり、

みんな笑顔で上機嫌に
祭りを楽しんでいました。

しかし、そんな中、よく見ると
100人に1人くらいの割合で
80代以上であろうご老人も
いらっしゃるのです。

男性は、白シャツに黒いネクタイを締めて。
女性も、きちんとした正装で。

ある人は、杖をつきながら。
ある人は、車椅子に乗って。

表情は、夕闇に紛れてよく見えませんが
言葉少なに、枯れ木のような静かな佇まいで
いらっしゃるのです。

戦争で亡くなった方の御霊を慰めるために
わざわざこの人混みの中まで
出てこられたのでしょう。

近しい方を、戦争で失ったのでしょうか。
苦労の多い人生を歩まれてきたのでしょうか。
どんな思いで参拝をされているのでしょうか。

そんなことを想像するだに
また涙がこみあげてきます。




他人様の人生を
勝手にいろいろ想像して
勝手に泣いているあたりで
気付かれたかもしれませんが

そう!

この夕方の時点で、
すでにワタクシ、
酔っ払っております!

まあ、要するに
涙腺の緩んだ、酔っ払いBBAが
荘厳な景色を見て
勝手におセンチに浸り
泣き上戸になっている、
それだけの話です。www

確かに、献灯の景色は
涙が出るほど美しい景色だけど
だからといって
本当に涙が出るかというと
違う話だったりするじゃん。

しかし!
酔っ払っていると
(旅先という気楽さもあり)
大きく感情を揺さぶられ
伸びやかに泣ける!

周りからしてみたら
一人で泣きながら歩く中年女なんて
怪しい人にしか見えないでしょうが
知った人のいない旅先だから、関係ないわ。




それにしてもワタシは
どちらかというと
酔うと笑い上戸になるタイプです。

こんな風に、泣き上戸になるなんて
珍しいこと。

しかも
そんなにヘベレケになっていた訳ではなく
ほろ酔い程度でした。

それなのに
最初から最後まで
あんなに涙が止まらないなんて
一体どうしちゃったんだろうと
後から振り返って考えると

もしかしたら
みたまの依代になって
泣かされていたのかも・・・?!

と、思いつきました。

インスタやFacebook に上げる
写真を撮るために来たような
笑顔の若者や観光客ばかりでなく

祭りの主旨を理解して
しんみり涙を流す人もいた方が
御霊も救われるでしょうしねぇ。

お盆には一足早いけど
不思議な夏のプチ怪談話でした。





(お土産に扇子を2本買いました)




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トキオ散歩 <上野>

2023-07-15 08:58:18 | 日記


ある日の朝6:30くらいに
上野公園をブラブラしていると
ラジオ体操をしている一団がいました。

参加者は、ざっと見ただけでも
300人くらいはいるでしょうか。

皆さん、地元の人たちみたいで
ラフな服装。
中高年、特にシニアがメインです。

参加人数は多いものの
何せ広大な敷地の公園ですから
ソーシャルディスタンスも広々!

距離感があるのをいいことに
ワタシもいかにも地元民みたいな顔をして
一緒にラジオ体操をさせてもらいました。

体操が終わったあとは
自然な感じで、自由解散。

ですが、シニアの方々は
すぐに帰らない人も多く
顔見知り同士が声を掛け合い
ベンチに座って、あるいは立ったまま
世間話に興じていらっしゃり。

地域に友だちがいるっていいなと感じる
微笑ましい光景でした。




会話の様子からして
どうやら毎朝ここで
ラジオ体操が開催されているようなのですが

後でネットで調べてみても
そのような情報は見当たりません。

町内会など、よほど小さなところが
主催してるのかしらん。

こういう地元の自然発生的な
しかもシニア率の高いイベントだと
ネットに情報が出ていないのも
ナルホドです。

たまたま、このような場に出会い
誰と会話をしたわけでもないけど
皆さんと一緒に、運動して汗をかいて
そこはかとない一体感を味わえたことは

話し相手のいない
気楽ながらも寂しい一人旅の身には
嬉しくありがたいひとときでした。




上野って
国立美術館や国立博物館など
選ばれし美しく貴重な文化財が
結集しているエリアでしょ。

それと同時に
上野駅から上野公園にかけては
ホームレスのおっちゃんたちが
普通にたくさんいるし

聖と俗、富と貧、澄と濁が入り混じる
カオスなところがたまんないっす。

観光客も多い街ながら
地元民のコミュニティも強そうだし

もし、今後
東京に異動になることがあるとしたら
住みたい町、ナンバーワンです。





(田原町駅から徒歩5分で
 家賃3万円!激安!
 ・・・ただし、8平米しかないがな。)










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トキオ散歩 <白金高輪>

2023-07-14 21:19:25 | 日記
先月号の東洋経済で
「富裕層のリアル」という特集を
やってました。

それによると
白金高輪駅の近くに
最近建ったタワーマンション
「白金ザ・スカイ」の坪単価は
何と、1000万円超げな!

そんな驚きの記事が
ちょうどまだ記憶に新しかったので
「坪イッセンマン」の豪邸に
どんな人が住んでいるのか
一目見てやろうと思い
わざわざ行ってきました。

#ロリコンストーカーの次は
 ヨネスケwww





マンションは
エントランスの前から
見上げただけですが
ものすごいラグジュアリーでしたっ!

怖そうな守衛さんが立っており
写真も撮れなかったので
不動産サイトより拝借。


建物を出入りしてい住民は
平日の昼間ということもあってか
大学生らしき若者や
子連れのママさんなど
20〜30代くらいの若い人が多かったです。

この若さで、こんな生活をしているとは
なんかSUGEEEE。。。

親や配偶者が資産家なのかな。
自分でビジネスを成功させたのかな。
どんな人生を送っているんだろうな。
羨ましいような。
羨ましくないような。

(どんなライフスタイルを送っているか
 セレブの生態をよく知らないので
 羨ましがりようもないのですが)





あと
1,000戸以上ある大規模マンションなので
1階には、高級スーパーやクリニックなど
様々なテナントが入っていました。

中にはなんと、ブックオフまでも!

もちろん、高級品しか扱っていない
セレブブックオフでっせ。

こじんまりした面積ながら
幅允孝さんがプロデュースしたような
オシャンティなセレクトショップでした。

恐る恐る入ってみたところ
店内の中央にある
ガラスケースの中には
数十万円〜のバッグやアクセサリーが
並んでいました。




グッチだシャネルだのの高級店で
お買い物することはできないけど

高級スーパーや、高級ブックオフなら
本物セレブたちに混じって
なりきりプレイができるかも・・・

なんてことを思いながら
セレブの街からそっと立ち去ったのでした。




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トキオ散歩 <新宿>

2023-07-14 18:17:05 | 日記

水曜日は、映画の日なので
新宿駅前の映画館へ
映画を観に行きました。

断捨離パラダイス」という
ゴミ屋敷の片付け業者さんが
主人公の映画です。

シングルマザー、高齢者、外国人など
いろんな人たちが
自宅をゴミ屋敷にしてしまっていて

それぞれが抱えている生きづらさを
やさしく掬っていく
オムニバス形式のヒューマンドラマでした。




重いテーマを扱っているにも関わらず
というか、重いテーマだからこそ
軽く、楽しく、なストーリー展開で

その軽さに救われる反面
現実はこんな甘いもんじゃないぞ!と
怒りたいような気持ちもあり
感想は複雑です。

思えばちょうど去年の今頃でした。

ワタシも
とある方のゴミ屋敷問題に携わり
慌ただしいことになっていました。

おかげさまで今は無事に解決し
大円団となってよかったけど
あの地獄絵図、腐臭、害虫らは
一生忘れることはできないでしょう。。。




ちなみに、この映画は
オール福岡ロケで撮られています。

知ってる場所は映るかな?と
風景にも注意して見ていましたが
どこで撮影したのか
一つも分かりませんでした。

わざと分からせないように
撮ったのかもしれません。

こんなテーマの映画のロケ地になるなんて
あまり喜ばしいことではないもんね。
(苦笑)

去年のあんな苦労、こんな苦労を
走馬灯のように思い出しつつ
新宿から福岡の景色を見ていた夜でした。




(自分への東京土産として
 神田神田町のほぼ日TOBICHIで
 手帳カバーを買いました)





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トキオ散歩 <飯田橋>

2023-07-14 15:10:58 | 日記
朝の通勤ラッシュに
巻き込まれないよう
早朝7時くらいから
電車で都内をうろついていたところ

軍服のような制服を着た
小学生男子たちが
通学のため電車に乗ってきました。

(写真はネットから拝借)


白い帽子が海軍、
草色の服が陸軍みたいじゃない?!

これに、黒いランドセルを
背負っているのです。

防衛大学校があるのは知ってるけど
まだ年端もいかぬ小学校に対し
国防の教育なんてしてるのかしら?

とビックリして
スマホで調べてみるも
どんな小学校なのか
さっぱり分かりません。

自衛隊と、関係あるのか?ないのか?
すら分かりません。

同様の制服の女子はおらず
男子しかいないことも気になります。

学校名を聞いてみたいけど
そんなことしたら
不審者フラグ確定だしw

そうこうしているうちに
制服の少年たちはジワジワと増えていき
飯田橋駅で
一気に降りてしまいました。

てっきり、自衛隊のある市ヶ谷駅で
降りるのかと思いきや
まさか、1つ手前の飯田橋駅とは。

気になる!
君たちは何者なの?!?!
( ゚д゚)

謎の少年兵たちへの
好奇心を抑えられず
ワタシも一緒に飯田橋駅で降り
通学する少年たちの後を
つけて行きました。

#暇人もここまで極めると
 ロリコンストーカーwww





坂を登り、たどり着いたのは
「暁星小学校」という
ものものしい表札の出た
私立の小学校でした。

ネットで調べてみたら
1888年創立という
伝統あるカトリック系の
小中高一貫の男子校げな。

自衛隊と関係がないどころか
入学の競争倍率もかなり高い 
エリート難関校です。

いやー、、、
世の中、知らないことだらけですな。




それにしても。

いくら名門といえ
6才児の頃から18才の青年期まで
男だけのマッチョな閉鎖空間で育つとは
すごいことだね。

異性の目を気にすることなく
ノビノビと男子をやれるというのは
合う子には合うのでしょうが
合わない子にはちとつらそうな気がします。

ちょっとでも女性っぽさが見えたり
他の子と違っていたりすると
すぐにイジメのターゲットにされるだろうし

男子のイジメって
女子のそれとは比較にならないくらい
攻撃的で残酷で容赦ない感じがするから

・・・なんか、ねぇ。




ヨソの子をストーカーした挙句
勝手に将来の心配までしてあげる
暇なBBAなのでした。




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コメント
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