まずは見た目でハッタリかます作戦

世間様は、早いところだと今日から
ゴールデンウイークに突入されてるようですね。
皆さま、この連休はどのように過ごされますか。

ワタシは、重いコンダラICHIZUな性格なもんで
来月のゴルフコンペデビューのことで
とにかくもう頭が一杯です。

この連休は、女子プロ（レスラー）のように
コソ練に明け暮れる予定！

あまりの気合の入りっぷりに恐れをなした家人は
「お願いだから家でおとなしくしときなさい」とばかり
室内でパッティングの練習ができるマット
（細長い緑色のフェルトを床に敷くアレ）を買ってくれました。

今までは、絨毯の上でボールを転がしていましたが
マットの上だといかにもグリーンな雰囲気が出て、いいね！

「貴方が買ってくれたんだからしょうがない」という言い訳のもと
炊事掃除洗濯などほったらかして
ますます練習に専念してやろうと思います。やったね！（テヘペロ）




さて、上達の遅さは今さらどうなるものでもないので
悩むまでもないのですが
当日の服装について、実はずっと頭を悩ませています。

いかんせん、イレギュラーな体型のため
たかが普段着の１枚を買うのにすら苦労して
自分の「これが着たい」という趣味は二の次三の次、
「サイズが入るかどうか」という切ない条件で
服を選ばなくてはいけない屈辱を味わっている日々。

普段着でさえそれなのに、ゴルフウェアときたらっっ！！

選択肢、ますますないわっっ！！（怒）

100歩譲って、ちょうどいいサイズがあったとしても
そもそも、「これが着たい」と思える服がほとんどありません。

ゴルフウェアって、いかにもゴルフウェアでしょ。
あのセンスは、何とかならないものかね。

・・・ゴルフだからゴルフウェアなのはしょうがないのか。

いや、それにしても、色といい柄といいデザインといい
あのセンスは、あまりにあんまりだわ。

以前、同世代のファッション大好きでお洒落な仕事仲間が
「アベノミクスで、女性管理職の比率を上げるというなら
　オッサンどもが旗を振って下手な政策うつよりも
　40代女性を美しく見せるデザイン素材の上質なスーツ、
　20代女性が『将来はあれが着たい』と憧れるようなスーツを
　洋服ブランド各社がこぞって売り出したらいいんだよ！」
と息巻いていましたが、まさに同感です。

現在下火傾向にあるゴルフも
女性に裾野を広げて生き残りを図ろうと思うならば
ゴルフなんかに全然興味の無い女性たちが
「あの服を着て、天神を歩きたい！」と思うくらい
KAWAIIウェアをこぞって売り出したらいいと思うのです。

もちろん、ヒラヒラフリフリなどは論外ですが
競技の品格を損なうことないよう、プレーの邪魔にならないよう
シンプルシックの路線をしっかり保っていれば
いくらだってもっとKAWAIIウェアはつくれるはず。

女性のゴルフ人口を増やそうとしたら
時間的・金銭的に考えて、40代あたりが主ターゲットと思われますが
40代女性の二の腕やお腹周りやヒップ周りなんかを
うまくチャーミングに見せてくれるような服があれば
女子高生が制服のKAWAIさで進学先を選ぶように
元女子高生だって、ウェアのKAWAIさで趣味を選ぶわよ。

固定観念を持たない、門外漢のブランドのデザイナーさんに
ゴルフウェアを作ってほしいと切に願います。




「人は見た目が9割」とも言いますが
格好いいゴルフウェアを着こなして、堂々とした態度でいれば
多少スコアが悪くても
「実は上手いのに、今日は調子が悪いに違いない」と思われると
思わない？思わない？

・・・思ってほしい！！

探偵物語

おはよーございナツ。

先日から、人探しをしています。

「初恋の人を探しています」とかだったら
ちょっとワクワクして面白い感じですが
そんな色気のある話ではなく
一度も会ったことすらない人についてです。

名前は分かるのですが、その他は、年齢も住所も不明、
そもそも、現在ご存命かどうかすら不明！という
無い無いづくしの人探し。

あと、氏名の他にもう一つだけある情報としては
50年ほど前に、福岡市上東町（今は現存しない住所）
にお住まいだったということだけです。

たったそれだけの情報しかない人探しなんて
まるで雲をつかむような話ですが
森三十郎氏との縁をつかんだ執念と強運さでもって
今回も、何とか探し当てたいところです。




まずは、ネットで氏名を検索しましたが
案の定、本人らしき方は出てきません。
まぁ、世の中そう簡単にいくもんじゃないわな。

次に、区役所に電話をして
「福岡市上東町○番」が、今のどこに当たるのかを聞いたところ
「上呉服町○番」という回答が来たので
周辺に聞き込み調査を実施することにしました。

当時は閑静な寺町であったであろう地も
今やビルやマンションが立ち並ぶ一角になってしまっていて
その中でも、古くからお住まいであろう家を中心に
聞き込みアタックしていきましたが、全て玉砕。（涙）

これ以上、何をどうやって調べたものか、
さっそく行き詰ったため
こういうとき、プロはどうするんだろう？と考え
今度は、人探しの技術を探すため、書店巡りをしました。

大型書店をグルグル回り、それらしき本を探しましたが
あるのは三流週刊誌の抜粋のような本ばかり。

結局amazonにて、「完全探偵マニュアル」という
現在は絶版になっている本を中古で購入しました。

探偵会社の社長さんが出した本で
具体的な技術をこんなに披露しちゃっていいの？と心配になるくらい
盛りだくさんな内容ではあったのですが
いかんせん、個人情報保護法なんてのが存在しない
のどかな時代に書かれた本なので
今の時代には残念ながらどの方法もほぼ使えない！（涙）



という訳で、素人七吉どん、すっかりギブアップです。

これ以上は、探偵会社に頼むなり
住民票の職務上請求権を持っている弁護士さん等に頼むなり
プロの手を借りるしかないのかもしれません。

でも、せっかくだから
自分の力でやれるとこまでやってみたいのよ。

人探しについて、他に方法をご存知の方がいらっしゃったら
教えて下さいまし！

株価雑感

こんばんにゃ。

日経平均が15年ぶりに2万円台に乗ったとかで
今日のニュースでワイワイ言っていましたが
世間様の好景気の尻馬に乗っかって
ワタシのような、株式投資のド素人でも
一緒にワイワイ言いながらちょっぴり笑顔になってます。

せいぜい、主婦のお小遣いの範囲内で
勘と運と度胸だけを頼りに、細々とやってるお遊びなので
あまり威張るのもアレなんですけど
現在のところ、年利10%くらいで運用できてます。えへへ。

いかんせん、元金のたかがしれてるので
儲けの額なんて、本当に微々たるものなのですが
普通預金の金利が0.02%とか言ってる時代に
それを大きく上回る利率が達成できたというのは
金額うんぬん以前に、ただただ嬉しいわん。

世間様の尻馬に乗っかってみるっつーのも
なかなかいいもんですな。

しかし、面白いことに
「ド素人のくせして、10%なんてラッキーな経験をさせてもらって
　ありがたいこっちゃ・・・」
と感謝する気持ちよりも
「ド素人のくせして、10%なんてバブリーな経験ができるのなら
　日々の食費を削ってでも、元金をもっと増やしておけば
　もっと利益が出たのに・・・」
と、悔しい気持ちの方が湧き出てきて
心がザワザワしてます。

人間の欲って、ホントきりがないねー。。。（しみじみ）




世間様がこんなに浮かれて、
オノレの心もザワザワしてるときだからこそ
最近は、わざと１週間おきに
「相場を休む」という練習もしています。

こんなに株高で盛り上がってる時期に
みすみす指をくわえてチャンスに目をつぶるなんて
もったいないという焦りもあるのですが

そもそも、株式投資という遊びも
自分の欲望の量を見極め、精神力を鍛えるための修行、
という意味もあって始めたものなので
ここは敢えて、ひとりＳＭプレイです。

こういう「余白」の時間が
次の経験に向けた、いい助走になってると思いたいゼ。




　源義経、司馬仲達、范蠡、こうして3人を並べてみると
　おのずから見えてくるものがある。
　長期的に見て何が最善か、自分の幸せにとって何が大切なのか、
　それが洞察できなければ
　白星の積み重ねが裏目に出てしまうことも多いのである。

　（米長　邦雄）

今年最初の大決断

こんばんにゃ。

今宵は、薬院の某居酒屋さんで飲み会だったのですが
17:00スタートという早い開始時間だった上に
料理もお酒も接客も生簀も（そもそもお店自体も）
全てがツッコミどころだらけという
近年まれに見るメイ店だったこともあり
何と18:30には、失意のうちに早々にお開きとなってしまいました。

18:30といえば、まだ宵の口でっせ！
普通であれば、今から（もっと遅くから）飲み会が始まるべきところ。

晩ごはん抜き推奨委員会としては
むしろ喜ばしい展開でありますが
中途半端にほろ酔い加減な酔っ払いとしては
逆に変に飲み直さずにはいられない衝動にかきたてられ
いつの間にやらハシゴ酒。♪




でも、ハシゴ酒をした後でも
こんな風に、ブログを書ける力が残ってるってすごくない？！

そうなんです。ワタシ、すごいんです！！！

今日はアドレナリンが脳天からピュンピュン放出されてて
頭のてっぺんを手で押さえてないと
「歩く噴水」みたいな大変なことになってしまいそう！！！




実は、ワタシが所属する、とある団体において
ゴルフコンペが開催されることを知ってしまったのです。

時期は、5月下旬。
場所は、小郡カンツリークラブ。
定員、72名様。申し込みは先着順。
友人知人は誰もいない、完全アウェイ。

・・・い、い、行きたいっっっ！！！




最近は、オノレのあまりの下手さ加減に呆れて
ブログにも登場させてないゴルフネタですが
コソ練だけはちゃんと欠かさず続けているのですよ。

ただしかし、今までコースに出たことがあるのは
たったの2回だけ。

しかも、その2回とも
友人や師匠など、仲間内で回っているため
ショットを失敗したら、打ち直しさせてもらったり
距離の目測からクラブの選択まで、全てオマカセだったりと
甘々スイートな回り方をさせてもらっておきながら
1回目（半年前）のスコアは、150・・・。
2回目（3ヶ月前）のスコアは、ハーフで75・・・
（ある意味、安定した実力と言えば言えなくもない）

そんな状態でありながら
公のゴルフコンペに単身殴りこみに行こうなんていうのは
きっと正気の沙汰ではありません。




さすがに自分一人で決断するのは危険だなと思い
「これに参加をしたいんだけど、どう思う？」と
案内チラシを家人に見せて、意見を求めました。

すると、ワタシの実力を充分に知っている家人は
脳天をハンマーでかち割られたような顔をして
しばしポカンと口を開けたまま無言になったあと

「常人には、とても考えられない挑戦だ。
　前から常々、神じゃないかと思ってたけど、確信した。
　もはや貴女は、神ですらない。
　神をも超えた、何かだ！！」

と、絞り出すような声で言われました。

結局、ゴルフコンペに参加することに対して
賛成なのか反対なのか、よく分かりませんでしたが
「神を超えた」というからには、きっと絶賛の意味だと思いたい。

言葉通りに前向きに解釈することにして
さっそく申し込みを行いました。




んで、いざ申し込んでしまったら
それはそれで、改めて
ドキドキが止まらなくなってきちゃったのよ。

嗚呼、これから毎日パターの練習しなきゃっっ！！
嗚呼、素振りの練習も真面目にやらなきゃっっ！！
嗚呼、格好いいゴルフウェアもそろえなきゃっっ！！




どんなにハシゴ酒をしても、酔いがぶっとんでしまうくらい
本日のオノレの決断に興奮しています。

目標、130で回るっっ！！！！！！！！！！！！
がんがりますっっ！！！！！！！！！！！！

晩ごはんの引力

こんにちにゃ。

最近、ナンダカンダでバタバタしてて
朝ごはんや昼ごはんを食べ損ねることが多く
「一日二食」な日が、時々発生します。

以前は「今日は二食しか食べてない！」と考えると
何か損をしたような、うすら寂しい気持ちになってましたが
よく考えたら、昔の日本人は普通に一日二食だったわけで
慣れてきたら、徐々に二食でも平気になってきました。

こうなると、だんだん欲が出てきて
「同じ『一日二食』をするんだったら
　夕食を抜くのが、ダイエットに一番効果的でないか！」
とひらめいてしまったのです。



しかし・・・
朝ごはんや昼ごはんを抜くのはまだしも
晩ごはんを抜くというのは、かなり勇気がいる決断です。

「とりあえず、試しに一日だけでいいからトライしてみようよ」
という心のささやきに対し
もう一人の自分が「だって○○だし」「それに△△だし」と
腰を折るような言い訳を並べ立てては邪魔をして
「試しに一日だけトライしてみる」という
すこぶるハードルの低い決意を固めるだけでも
ゆうに一週間はかかりました。



そして、決行の当日。

一日の仕事が終わり、家に帰って
1時間経過、2時間経過・・・

やっぱり、つらいのです。(T_T)

お腹がペコペコで身体が苦痛というより
心が、寂しくて悲しくてつらい。

一日の楽しいイベントでもある食事が無いこと、
晩酌でフワフワ楽しい気分になることができないこと、
就寝までの時間が手持ちぶさたになってしまうこと
（いろいろやることはあるんだけど、集中できない）、等々。

結局、あまりの心のつらさに耐えかねて
晩ごはんを作って、ペロリと平らげてしまったワタシ。
神よ、こんなか弱き羊を、どうかお許し下さい・・・。




ちなみに、日本人の食生活が二食→三食に変ってきたのは
明治時代の頃の話で
富国強兵策の一つとして、貧しい農家の若者に
「一日三食の銀シャリが食べられるぞ」とエサで釣って
盛んに徴兵するとともに
世間一般に対しても、国のお抱え学者を使って
「一日三食食べないと身体に悪い」という学説をばらまき
通説化したそうです。

（もっとも、当時は
　栄養失調による死亡率が高かったから
　三食食べて栄養を取った方がよいという説は
　お抱え学者さんがいなくても信じたはず？）

そういう経緯も知ってるから
「この飽食の時代、夕食くらい抜いても大丈夫」
と分かってるんだけどね。

それでなくても、年齢とともに基礎代謝も下がってるし、
毎日デスクワークで、体力消費も少ないし、
晩御飯と晩酌は、少々ハイカロリーなの、分かってる。

長い年月とお金をかけて、充分に備蓄した
お腹周りや二の腕の「非常用エネルギー源」も
そろそろ断捨離したくてたまりません。

頭では分かってるんだけどねぇ・・・。
心が、ねぇ・・・。（とほほ）




ちなみに、昨日の晩御飯は
Ｓ社長とアイリッシュパブ系のレストランにて
肉や野菜をがっつり喰い、ビールやワインをがっつり飲んだあと
最後の締めに、炭水化物のパスタ
（しかも、生クリームたっぷりめのカルボナーラと
　ひき肉たっぷりめのボロネーゼの、2皿！）を食すという
あるまじき暴挙に出てしまいました。（大汗）

今ここに書きながら、改めて
「夕食抜くとか言ってる割に、全く逆バリの食生活じゃん！」と
自分に対する罪悪感と背徳感を感じます。

そういえば、昨日のＳ社長とのおしゃべりの中でも
（食生活とは全然関係ない、別件のテーマではありますが）
罪悪感と背徳感に関しても、語り合ったのでした。

「Ｓ嬢はそれを『罪悪感』『背徳感』と言うが
　七吉的に言い換えると、それは『礼儀』である！
　親愛と敬意に裏打ちされた『礼節』なのである！」
と、偉そうに語っていたような気がします。

前後の文脈が分からないと、なんのこっちゃな発言ですが
我ながら、奥が深いような気がするわ。ふふふ。（謎）




それにしても。
罪悪感だろうが礼儀だろうが、どうだっていいのですが
「晩ごはんを抜く勇気」がほしいと切に願う
今日この頃です。

「勇気」ってのは、人生の大きな決断の際に振り絞るものというより
毎日毎分、ささやかながらもがんばって振り絞るものなのよね。

う～ん、難しい。

たかが晩ごはんにここまで執着してる自分が、いとおかし。あのよろし。



　＃あ、そういえば今晩も飲み会なんだった。。。(ーー;)

面白いおしゃべりの秘訣

こんにちにゃ。

先日に引き続き、またまたＳ社長のご好意により
観劇のご相伴に預かり
野田秀樹作・演出「エッグ」を観に行って来ました。

出演者は、妻夫木聡、深津絵里、仲村トオルなど豪華な顔ぶれで
お客さんも、3階席（客席数：1,200超）まで大入り満員！

前回の観客が、9割9分女性ばかりだったのに対し
さすがに今回は、老若男女それ以外、幅広い客層で
演劇文化を支える層の厚さを感じました。

演劇マニアのＳ社長は
今回も「この演目を観るのは3回目」という
衝撃的な偏執ぶりをサラリと暴露した上で

「1回目で観た東京公演では、観客も業界関係者が多いせいか
　客席の温度感は割と冷静な感じだったけど、
　2回目の地方公演では、演劇好きの一般の人たちが主で　
　この公演を純粋に心待ちにしていた期待感にあふれていた。
　その空気感のせいもあってか、役者さん達は
　東京の時よりずっとノビノビと良い演技をしていた。
　今回の舞台も、期待されたし。」

と、さすがリピーターならではの解説をしてくれました。

役者さんの実力を計るモノサシを持っていない
演劇ド素人の七吉どんにとっては
今回の北九州公演が、いかほどの好演だったのか
観終わった後も、結局よく分かりませんでしたが・・・。(^_^;)




観劇終了後は、小洒落たレストランになだれこみ
いつものようにガールズトーク炸裂飲み会。

先ほどのステージのホットな感想や
ここ数ヶ月のお互いの近況報告から
経済・教育・文化といった、でっかい分野まで広がり
話は尽きることなく
終電ギリギリまでしゃべり倒しました。




かろうじて間に合った終電の新幹線に乗り込み
おしゃべりと酔いの興奮さめやらぬ頭で
ついさっきまで過ごしていた楽しい時間を反芻しつつ

「なぜＳ社長とのおしゃべりはこんなにも盛り上がるだろう？」
とぼんやりと考えていたところ

ふと「抽象化」というキーワードがひらめきました。

「具象化」の反対、「抽象化」です。




例えば、「演劇」というキーワードを例に取ると
「演技」「台詞」「衣装」「舞台装置」という風に
細分化していくことができます。

演劇マニアのＳ社長であれば、それらの一つ一つについて
いくらでもウンチクを語ることはできるのでしょうが
ど素人の相手に対し、そんな野暮なことをしても仕方が無い。

そこで、逆に上の概念にのぼって

・「演劇」とは、「芸術」というジャンルの１つである。
（「芸術」には他にも文学・音楽・美術・などたくさんある）
↓
・「芸術」とは、「感動」を喚起する活動の１つである。
（「感動」を喚起する活動は、他にも
　スポーツ・自然や子供との触れあい・恋愛・などたくさんある）
↓
・「感動」とは、「人間」の心の動きの１つである。
（「人間」の心の動きは、喜び・悲しみといった基本的感情から
　閉塞感・倦怠感みたいなモヤモヤしたものまで、たくさんある）

というように、大きな次元まで広げていくと
「演劇は、その広い位置づけの中での一つでしかない」
と捉えることができます。

「演技」「台詞」「衣装」「舞台装置」といった
具象化されたテーマについておしゃべりしようにも
演劇を見慣れていない七吉どんには
的外れな意見しか口にできませんが

抽象化していくほど
自分が持っている知識や経験との共通項が出てくるので
テーマをうまく繋ぎ合わせながら
自分なりの意見を出すことができます。

Ｓ社長のように「抽象化」の能力が高い人とおしゃべりしてると
自分も「会話の引き出しがたくさんある面白い人」になったようで
非常に愉快、愉快！(^O^)




そう考えると逆に、サラリーマンの赤提灯なんかだと
「○○部長からこんなにひどいことを言われた。」
「俺なんか、△△専務からこんな仕打ちを受けた。」
と、各人が具体的なエピソードをたくさん持っているものだから
そういったネタに終始しがちです。

個人的経験・個人的意見を、互いに交換することで
いろんなことが分かったような気分になって
「だからウチの会社はダメなんだ。」
という安易な結論にならざるをえないのかもしれません。

今後もし自分が、したくもない愚痴話に巻き込まれたときには
「抽象化」を意識したレスポンスを返して、話をまぜっかえすよう
意識してみようと思いますだよ。

ケの和食の素晴らしさ

こんばんにゃ。

昨日は、モーレツに焼鳥が食べたい気持ちだったので
「結婚願望がピークに達してる適齢期女子」と
「お兄さん以上＆お父さん未満な男子」を誘って
春吉にある、宇宙一美味しい焼鳥屋さん
「こっこ家」へ行ってきました。

美味しい料理に舌鼓を打ちながら
同時に、マシンガントークの舌鋒も繰り広げつつ
熱く激しく、男女のディープな話題で盛り上がりましたのよ。
ふぉっふぉっふぉ。




さて、最近は、円安とかビザ緩和とかの影響で
外国人観光客が急激に増えてきて
インバウンド消費が注目を浴びています。

ユネスコ無形文化財に登録された「和食」を
旅の大きな楽しみの一つとして来る方も多いでしょうが
「寿司」「刺身」「天ぷら」といったような
ベタなご馳走、いわゆる「ハレ」のごはんだけでなく
地味で安くて美味い、普段の「ケ」のごはんを
食べたいと思ってる人もたくさんいるだろうなぁ。
ぜひたくさんの人に食べてほしいなぁ。

ちなみにこのお店も、料理は天下一品ですが
どちらかというと、「ハレ」より「ケ」なお店の感じです。

仲のいい品のいいご夫婦で切り盛りされている
小さなお店なのですが
インテリアとか、接客の距離感とか、センス全般が
田舎風な手作り感があふれている反面
ほどよくスッキリとまとまっていて
そのバランスが絶妙な塩梅で、とても心地よいのよ。

ガイドブックに載ってるようなメジャーなお店ではなく
地元の人しか知らないような、家庭的な温かさのある
ケの美味しいお店に行きたい、という外人さんなんか
きっと感激すると思うのです。

こういう個人経営の小規模店でも
　・メニューに写真を載せる
　・メニューに中国語・韓国語を併記する
　・指差し会話帳を作る
　・タブレットに翻訳アプリを入れる
などなど、ちょっとした工夫をすれば
充分にインバウンド対応はできると思うんだが、どうかしらん。




ちなみに、ミシュラン2015年版に載っているお店は
ニューヨークは73件、パリは85件。
それに対し、東京は226件、京都は99件、と
日本はぶっちぎりのグルメ大国です。

しかもその中で、福岡は
東京や大阪や京都なんかより
ずっと庶民価格でちかっぱ美味いものが食べられるという
夢のグルメ都市！
裏ミシュランには、3桁の掲載が間違いなしだと思ってます。

こっこ家さんをはじめ、他にもたくさん
世界中の人たちに教えてあげたい名店が
福岡にはたくさんあるよ。

もしワタシに、韓国語や台湾語や中国語や英語ができたなら
現地の旅行サイトに、たくさんの書き込みをして
「ケ」の名店について世界中に吹聴しまくりたいところですが
自分の語学力の無さが、残念無念でたまらんらん。