教授の苦悩

2023-03-31 17:06:45 | 日記
こんにちにゃ。

今日は、花金、年度末。
いま、桜満開の舞鶴公園にいます。






ブルーシートの真ん中に座って
花見の場所取りという大役を
果たしている最中です。

みんなの到着を待ちきれず
チビチビやりながら待っているので
みんなの仕事が終わって
舞鶴公園に到着する頃には
ワタシはきっと出来上がっているでしょう。

全員、駆けつけ三杯な!(←アルハラ)




コロナ対策緩和のせいもあってか
最近、ノミゴトが続いております。

ちなみに昨日は
古い友人と久しぶりに会って
酒を飲み交わしました。

その友人の職業は
大学のセンセイ(統計学)です。
年齢は、ワタシと同世代かやや年上くらい。

人生経験も、それなりにあるとはいえ
さすがアカデミックな世界に生きているだけあり
10代の若者がそのまま歳をとったような
妙なピュアさがあり

てらいもなく青くさい議論ができる友として
サイコーに面白い人です。




その友人が、昨日言ってたのが

生活のため、統計学の教鞭をとっているが
本当は、人工知能の研究をしたかった。

近年のchatGTPの進化を見るたび
自分が関われていないことが
口惜しくてならない。

宇宙飛行士にもなりたかった。
若い民間人が選ばれていることが
口惜しくてならない。

もっと研究がしたい!
もっと真理に近づきたい!

自分の寿命があと数十年しかないなんて
悔しすぎる!

宇宙の真理を掴めるのなら
999のメーテルに魂を売って
ネジにならされてもいい!


・・・げな。(°▽°)




そんな、狂おしいほどの熱い思いを
まだそんなに酔ってもいないうちから
熱く、熱く、語ってくれるわけですよ。

死ぬまでの暇つぶし、と思いながら
ダラダラ生きているワタシからしたら
その暑苦しさが面白くてたまらず
肴がいらないくらい
美味しいお酒を飲むことができました。
(料理は料理で美味しかったがw)




そういえば、ファウストも大学教授だったかな。
ジェイムスン教授もそうか。

(ジェイムスン教授とは
ロナルド・ジョーンズの小説
「ジェイムスン教授シリーズ」の主人公で
最後の地球人類。
ゾル人の科学力により
立方体の身体に円錐状の頭、という
不死の身体を手に入れた機械人。)


思考回路が全く違う人間の話は
非常に興味深いものだね。

本人としては、苦しいんだろうけど
永遠の命を切望するほど
やりたいことのある人生って
なんだか羨ましいわん。





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居心地の悪い春

2023-03-27 20:06:30 | 日記




こんばんにゃ。

3月末、人事部門は、1年で一番忙しい時期です。

人事部は、組織改編や人事異動があるし
採用部は、会社説明会や面接のピークだし
育成部は、入社式や新人研修が迫っているし
みんながピリピリ張りつめて
目を三角にして仕事をしています。

そんな中・・・
ワタシだけが、ぼんやり手持ち無沙汰状態。

というのが
ワタシは、定例業務を持っておらず
上司の特命を受けて動く、遊軍の役割なのです。

今は、上司も1年で一番忙しい時期のため
指示を下す暇もないくらい
会議や打合せで、ほぼ席にいない状態です。

仕方ないので
マニュアル作成や他社研究など
自分で自分のために、仕事を作りだしては
自分でシコシコ取り組む日々ですが
なんてマッチポンプなブルシットジョブwww

せめて、他の人の仕事を手伝えればいいのですが
どれもデリケートな個人情報を扱う仕事のため
うかつに手が出せません。

みんなが毎晩遅くまで必死に残業している中、
ワタシ1人だけ毎日定時退社するのも
心苦しくてたまらないわけよ。

付き合い残業する必要もないのだから
胸を張って「お先に失礼します!」と
堂々と帰ればいいとは分かってるんだけどね。

働かざる者ナントヤラ、と育てられた
昭和世代の申し子としては
「仕事が無い=居場所が無い」
みたいに感じてしまって
「申し訳ない」という気持ちを通り越して
むしろ「つらい」・・・。(T_T)




とはいえ
仕事の波があるのは、しょうがないことなので
開き直ってプライベートを満喫するしかありません。

キチガイ乱読ブームも続いています。

そういえば、ちょこざっぷも
入会して早3か月目が経ちました。


(ハンバーグに使うごく少量のパン粉にまで
 文句をつけてくるちょこちゃん)


初めのうちは、はりきって
出勤前・退勤後と、1日に2回通っていたりもしましたが
最近はめっきり、通う回数が落ちています。
(週イチペースくらい)

このままでは、無駄サブスクになるわと
早くも「退会」が頭をちらついてきましたが
そんな折、ちょこざっぷから
高機能体重計と腕時計型バイタル測定機が
自宅に届きました。

確かに、入会する時に
全員プレゼントがあるとは聞いてましたが
「新規入会が立て込んでいるため、
 配送に3か月程かかります」とも
最初から言われていたので
すっかり忘れていました。

新規入会が立て込んでいる、というのは
テイのいい言い訳で
退会を思いとどまらせるために、わざと
数か月遅らせて配達しているのでないか?とも
邪推してしまいます。

しかしまぁ、せっかくいいものもらったから
これを機に、また毎日通おうかしらん。




人事部門にきて
この3月で、丸2年が経過します。

この春での異動は無く
3年目も続投することになりました。

ありがたいことに、上司も同僚もいい人ばかりで
居心地の良い職場ではあるのだけど
もっとハードな仕事を任せてもらって
もっとゴリゴリ働きたいぞと願ってしまう
いたたまれなさMAXの、春まっさかりです。






 灰色の陰鬱な日々に
 耐えることが出来なくてはならない。

 価値ある事が発酵し、結晶するのは
 単調な時間を忍耐強く
 辛抱することを通してなのだから。

 (森 有正)





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活字とニート

2023-03-19 11:26:46 | 日記




(明日はどっちだ?!)




こんにちにゃ。

週10冊、という
キチガイ的な乱読週間が
先月からいまだ続いてます。

たくさん本を読んだからとて
頭が賢くなることはなく

むしろ、インプット量が多すぎて
自分の中で熟成する暇もなく
次に読む本がどんどん溜まる一方だから
追われるストレスがパないwww

海水を飲んだ漂流者のように
身体が読書を求めているため
今はそういう時期なんだと諦めて
活字の海に溺れることにします。



先週読んだ本のうち
特に面白かったのは
「山奥ニート、やってます。」

山奥の建物で
15人のニートたちが
共同生活している様子を
淡々と紹介している本です。

(「山奥ニート」で検索をかけたら
 いろんなネット記事が出てくるので
 ぜひ見てみて)

社交性が無く、居場所が無く、
他人とのコミュニケートは苦手だけど
完全なる孤独はつらい、という
10〜40代のニートたちが
廃校になった小学校をシェアハウスにして

地元の農林水産業などをお手伝いしたり
アフェリエイトや内職などで
月2〜3円程度の小銭を稼ぎながら
衣食住は半自給自足でまかないつつ

あとは、ゲームやマンガやネットに浸りつつ
ひっそりニート生活を送っている、
という話です。

本人たちには
特にさしたる思想信条もなく
死ぬまでの暇つぶしとして
静かに日常生活を送っているだけ
とのことですが

ブルシット・ジョブから
抜け出すこともできない
くされホワイトカラーなんかより
よほど人間的な生活を送っていて
羨ましくなりました。




自分と全然違う人生を送る人と
親しく脳内会話できるのが
読書の楽しいところです。

乱読ブームの波が落ち着き
生身の五感を使いたい時期がきたら
このシェアハウス、行ってみたいな。
(和歌山の山奥だそうですがw)

お試しで短期滞在もできるそうなので
まずは1ヶ月くらい、ニートやってみたい。

残りの人生でやりたいことリスト、
1行追加です。(^ ^)





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マスクのご作法

2023-03-13 19:52:14 | 日記





こんばんにゃ。

今日からマスク外しが解禁になりましたが、
まだまだ皆さん、今まで通り着用されてますね。

厚労省は、半年以上前から
「屋外では外してヨシ」と言っていますが
街を歩いている人を見渡しても
いまだ、95%くらいは着用してるかな。
(ワタシは天邪鬼な5%側www)


(多国籍僧侶まつり@吉塚商店街)




ワタシが勤める会社でも
社員向けのコロナ対策ガイドラインが
「マスクを外してヨシ」と改訂になりました。

実は、その改訂内容に至るまで
ケンケンガクガクの議論がされててね。

政府や経団連の基本方針は
「個人の判断にゆだねる」というのが原則で
あまり細かい縛りは示していません。

なので、会社方針としても同様に
ゆるいルールにする予定でした。

しかし!

「高齢の社員や、基礎疾患のある社員もいるのだから
 社内でもできるだけマスクは着用してほしい。」

「ある程度のルールを示してもらわないと
 収拾がつかなくなる」

「会議や打合せでは、マスク着用をルールにしてほしい」


という慎重派の声がたくさん出てきました。

逆に、

「マスクを外している人が非難されるのはおかしい」

「そこまで細かく会社が指示するべきではない」

「このタイミングで外せるようにしないと、いつ外せるのか」


という、タカ派の声もあり
なんかいろいろケンケンガクガクwww




結局、
「重症化リスクのある方へ配慮すること」
「マスクは常に携帯すること」
という、曖昧な文言を追記することで
落ち着いたんですけどね。

今日からルール変更になったとて
慎重派が恐れていたようなトラブルは
別に起こっていません。

マスクを外している5%のタカ派社員も、
「パソコンで作業をしている時には外すけど
 誰かと会話をするときにははめる」

という、紳士淑女な対応をしていて
日本人の同調圧力・・・もとい、礼儀正しさを
なめんなYO!といった感じです。(怒)




そもそも、マスクがこれだけ普及した今
積極的に、人様に嫌な思いをさせてまで
自らの権利を主張する人って
本当にごくごくわずかだと思うんです。

珍しいからこそ、そういう人がいたら
ニュースになって目立つけど
もし、そんな迷惑な人が
日本全国に1万人いたとしても
1億2000万人の人口に占める率は、0.01%以下!

それでなくても、ワタシの勤める会社は
おっとりした社風で
優しく良識的な社員が多いのです。

マスクを外している人と
会話をするのが怖いのであれば
「マスクを付けてもらえませんか」と
普通に頼めばいいじゃん。

大半の人は
「あら、気付かずごめんなさいね」と謝って
慌てて付けるでしょうし
着用を断る人なんて稀だと思います。

その程度の社会性もない
困った社員があちこちにいることを前提に
がんじがらめで過保護なルールを
作ろうとするなんて

ハト派の皆さんの方がよほど嫌な奴で
どれだけ仲間への信頼が少ないんや!
どれだけ対話力が無いんや!と
モヤモヤした気持ちになり

少数派 5%側のワタシは
ガイドライン改訂をめぐる議論を
冷ややかな目で見ておりました。




いま流行りの「多様性」って
言うほど簡単なものではないよね。。。







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夜空ノムコウ

2023-03-06 21:05:52 | 日記





 

(長身痩躯すぎてバランス悪いシロコと
 老婆になって干からびてきたアカコ。
 ともに、壁にもたれないと立てないwww)





こんばんにゃ。

アバズレ姪っ子R嬢のアメリカ留学に続き
シッカリ姪っ子C嬢もスイス留学に旅立ちました。

姪っ子たちの母(ワタシの姉)は
さっそく、現地を訪ねる計画を立てています。
(まずはC嬢のスイスから)

「七吉も一緒に行こうよ!」と誘われ
面白そうだから行きたい!と思ったものの
旅行費用を聞くと
「1週間、贅沢せず質素な旅で、50万円位」
と言われ、ドン引いてしまいました。
_:(´ཀ`」 ∠):

何でも、スイスって
とーっても物価が高いんですって!
(留学生活を送るのも、一苦労だね)

いま、日本はどんどん
貧しい国になっているでしょ。

このような国にしてしまった世代の
大人の一員として責任も感じます。
若者たち、苦労かけてごめん。

R嬢やC嬢をはじめとする
海外に飛び出した若者たちが
よりよい日本や世界を創ってくれることを
陰ながら、応援・支援していきます・・・。




ところで。

自分が10代の若者だった頃は
オジサンやオバサン世代の人たちを
軽くバカにして生きていた気がします。

視野が狭く、保守的で、利己的で、
深刻な社会問題のことなんて
他人事としてしか考えていないようだし、

容色衰え、宇宙人みたいな体形になり、
異性との愛し愛されるトキメキなんて
この先もう一生無いだろうし、

目は老眼、耳は難聴、足腰は弱り、
痛いだの疲れるだの愚痴ばかりこぼして
相手をするのも面倒くさいし、

毎日何が楽しくて生きているんだろう???

そんな感じで、斜めに構えて
冷ややかに見ていました。




でも、実際に自分がオバサンになってみて
「若い頃の自分は
 想像力が大幅に欠如していた」
ということが、ようやく分かったYO。

若者世代から見ると
分別さかりのオジサンオバサンって
何も考えていないモブキャラ
くらいにしか見えないだろうけど

(オジイサンオバアサンになると
 会話もおぼつかなくなるから
 ますます何も考えていないように見える)


分別ついてる分、
本当のところ何を考えているのか
傍から見たら分かりづらいだろうけど

それなりにいろいろ
考えたり、迷ったり、覚悟決めたり、
勇気出したり、してるんだよね。

性格や価値観を変えるには
若者に比べると時間がかかるけど
それでも、変化も成長もできるし、
実際に、変化も成長もしてるんだよね。




ワタシも多分
傍から見たら、ただのモブキャラで
自分的には、足踏み四苦八苦の最中だけど
まだ、過渡期の真っ最中なんだ。

R嬢やC嬢たちの未来に期待するのと同じくらい
いや、それよりももっと
自分の未来にも、期待したいと考える所存です。




 あのころの未来に
 ぼくらは立っているのかなぁ・・・
 全てが思うほど うまくはいかないみたいだ

 あれからぼくたちは
 何かを信じてこれたかなぁ・・・
 夜空のむこうには もう明日が待っている

 (スガシカオ)







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