向こうの岸辺

2014-08-31 07:36:23 | 日記
おはよーございナツ。

一昨日、友人の奥さんが闘病の末亡くなり
昨晩はお通夜に行ってきました。

土曜日にお通夜、日曜日に葬儀、という週末葬でしたが
さすが、喪主(友人)が現役会社員だけあって
お通夜で100人を超す大人数でした。

もしこれが、喪主が会社を退職した後だったら
奥さんは専業主婦だったので
親族と友人が主の、こじんまりしたお通夜になったでしょうか。

ずらりと並んだ立派な花輪たちを見ながら
ぼんやりとそんなことを考えていました。




大勢の葬儀と、少人数の葬儀、どちらが「よい」と感じるかは
もちろん人によって様々でしょうが
ちなみにワタシが故人になった場合は
「こじんまり」のほうがいいなぁ。

葬式・墓・戒名、全て無用。
遺灰は公園の砂場にでも撒いて(←迷惑(^_^;))
遺品は全て断捨離してもらって
この世からそっと足跡ごと姿を消せるのが理想です。

 #見送る側にとっては
  こんなはた迷惑な公開遺言を残されても困るでしょうが
  まぁ、好きなようにして下さい。

今月は、お盆ということもあり
主人と自分のそれぞれの実家に帰省した際に
「親が亡くなった後」のことを、親本人たちとも
正面から話し合う機会がありました。

和やかにあけすけに、ワイワイ話せる家族でよかったわ。
エンディングノートの記載事項はできるだけ叶えてあげましょう。




あと、「残すほう」と「残されるほう」、どちらが「よい」かも
人によって全然違うところでしょうね。

ワタシは「残されるほう」の痛みを味わいたくないので
ずるいけど「残すほう」がいいなぁ。叶うならば。




今回のお通夜に出た、友人とその奥様は
何十年間、出勤前の「チュ!」が恒例だったくらい仲が良く
奥様の闘病中も、友人は感動的に献身的な介護を続けてきました。

そのラブラブっぷりを知ってるだけに
残された側の、友人の心境を思うと
胸が締め付けられ、何も言葉が見つかりません・・・。




 彼岸は、ただのあちらではない。
 思いもよらない、別の時間が流れている場所。死後の時空時間。
 その岸辺に立って、こちら側の自分を観察したら
 何が見えてくるだろう?

 目前のことばかりにしゃかりきになっている私を
 遠くから見つめるもう一つの目。
 お彼岸は、そんな時間の遠近法だ。
 年に二回くらいあっていい。いつか、私もたどりつく彼岸。
 向こう岸があることに気付いたとき、こちら側の時間が生きてくる。

 (山下 柚実)
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ハング・オーバー!

2014-08-21 21:47:27 | 日記
こんばんにゃ。

今さらこんなこと書くのも気が引けるのですが
お酒はほどほどにせないかんですよ。うん。。。(しみじみ)



先日、知り合いから
「箱崎にいい角打ちがあるから行こう」とお誘い頂き
仕事後、わざわざ天神から箱崎くんだりまで
安酒を飲むために足を伸ばしてきました。

結論から言うと、さすが箱崎まで呼び出すだけのことはあって
刺身や焼鳥やおでんなど、つまみも充実しており
素材は新鮮だし、味もとても美味しくて
とーーーーってもいい角打ちでした。

んで、困ったことに
あまりにいいお店すぎて、少々飲みすぎてしまってね。

飲み会後半の記憶が、ぶっとんでるのです。。。




角打ちで飲んでるときの記憶は、断片的に残っています。

なんせ、立ち飲み酒場だから
その辺にいる初対面のお客さんたちとも盛り上がっちゃって
身長について絡んでくる爺さんとケンカしたり
若い女の子にどさくさにまぎれてキスしたり
なんか、そんなこともしたような気が、しなくもないような。

んで、お店を出た後
どうやって家まで帰ったのか、全く記憶がないのです。

タクシー??JR??バス??

朝、自宅の布団の上で目が覚めて、
昨晩の記憶がないことに衝撃を覚えつつ
慌てて手がかりを探しました。

財布には、レシート類は一切見当たらず
見つかった手がかりは、以下のようなものです。

(1)ローソンで購入したスナック菓子

(2)台所で料理をした形跡

(3)携帯には、某友人への度重なる発信履歴

さぁ、昨日のワタシは一体何をしていたんだ?!?!




(1)から推理すると
角打ちの近辺にはローソンはなかったはずなので
自宅近くのローソンに寄ったと思われます。

でも、自宅近くのローソンだけでも複数軒あるので
どの方角から、どの手段で帰ってきたのかは、特定できません。




また、(2)の残骸を見てうっすら思い出しましたが
確かにワタシ、家に帰ってから、料理つくったわ・・・。

帰って来た時点で、自分がかなり酔っ払っている自覚があり
「このままだと、明日は二日酔いになってしまう」
→「水分をたくさん取らなくてはいけない」
→「でも、拷問じゃあるまいし、水ばっかり何リットルも飲めない」
→「そうか、スープを作ればいいんだ」
→「美味しくできちゃった!鍋いっぱいに作ったけど、全部飲んじゃう!」

なんて、一人上手なスープ祭りをやっていたような気がします。

 #スナック菓子に手を出さなかった自分を褒めてあげよう!
 #確かにそのおかげか、翌日の二日酔いはあまりありませんでした。




しかし、記憶がないというのは、人間としてはとても不安なものでね。

下手に理性が残っていたであろうだけに
何か不祥事をやらかしてるんじゃないかと
心配で心配でたまりません。




そこで、最後の手がかりは、(3)の友人です。

恐る恐る、電話をかけ
「昨日は深夜遅くに電話かけたみたいでごめんね。
 ワタシ、どんなことを喋ってた・・・?」
と、聞いてみました。

すると!!!
ようやく、いろんな謎が解けました。




・ワタシは、箱崎からバスに乗って帰ってきた。

・中洲でバスを降り、歩きながら友人に電話をかけた。
・ろれつが回っておらず、かなり酔っている様子であった。

・話している最中で、突然
 「いったん電話を切るわ!10秒後にかけ直す!」
 と叫び、電話が切れた。

・律儀にも(しつこく)数十秒後に再度電話をかけ直してきた。

・いったい何があったのかという、友人の問いに対し
 「ローソンに立ち寄っており、レジに並んでて自分の番が来たので
  お金を払うところだった。」
 「スナック菓子だけ買うつもりだったが
  レジ隣のショーケースの唐揚げが美味しそうだったので
  つい一緒に買ってしまった。」と回答した。

・喋っているうちにこらえきれなくなったようで
 「唐揚げは温かいうちに食べなくては!」と叫び
 話しながらムシャムシャから揚げを食べ始めた。
・ただでさえろれつが回っていないのに
 唐揚げをほおばっているものだから
 何を喋っているのか、全然分からないくらいであった。

・そうこうしているうちに自宅のマンションへ到着。
・エレベーターの中で通信が途切れた。
  
・・・そんな経緯があったそうです。




言われて、なるほど何となく納得。

行きはバスで来たから、帰りもバスが分かりやすかったのでしょう。
中洲から我が家まで、歩けば結構な距離があるけど
だからこそ、ローソンに寄っちゃったと思われます。

ローソンに寄ったことはやっぱり思い出せないけど
からあげ君のチーズ味を歩きながらムシャムシャと
食べてたような気がしなくもありません。

 #日々のダイエットの努力の積み重ねが
  無意識のうちにパーになっちまったよ・・・。




それにしても、記憶をなくすほど飲みながらも
ちゃんとコンタクトを外し、寝具に着替えてから寝てたのは
我ながら偉いと思うわ。

逆を言うと
料理を作って食べて、就寝準備までする余力がありながら
記憶がないなんて、我ながら怖いわ。

多分ワタシ、自分は覚えていなくても
生きてるだけで、他人様にたくさん迷惑かけてるような気がします。

ごめんなさいね。よく分かってないけど謝ります。

逆に、迷惑かけられても許すからね。

ごめん!!!!!!!
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もういっこ、苦労話。

2014-08-21 07:26:39 | 日記
おはよーございナツ。

前回のキーワード羅列によるアクセス増加実験では
見事にアップし、上位1%にまで食いこむことができました。

本当にこんな簡単なことで結果が出るのかしらん?

ということは、全く違うジャンルのキーワード
例えば時事ネタ系だったら
「タイ」「代理出産」なんてのをちりばめてみたら
いよいよ上がるかね。

分析→仮説→検証、を繰り返してみたいところですが
いつまでもこんなことを続けていてもしょうがないので
そろそろこの実験はお開きにします。




ところで、タイの代理出産報道の渦中にいる
謎の24歳億万長者の彼ですが
ブラック企業として名高い、某H社の
創業者の息子という線が濃厚だそうですね。

この報道より少し前の話ですが
「以前、某Hに勤めていた」という男子
(そこそこイケメン、あだ名はずばり「イケメン」)から
当時の話を聞く機会がありました。

その某H社は
「入社1年時点での退職率が9割」という
「3年で3割」な世間様のモノサシを大幅に裏切ってくれる
なかなかしょっぱい会社なのですが

イケメン君は、見かけのスマートさとは対照的に
意外に根性がある奴で
「どんなにつらくても、3年間はがんばろう」と決め
周りの社員が次々に退職していく中
見事に3年間勤め上げたげな。

もちろんその3年間は、楽なものではなく
エピソードの一つ一つが
聞いてるこっちが心の病になってしまいそうなくらい
ヘビーな漆黒なネタが満載で
おかげでその飲み会は大いに盛り上がったのでした。




みんな、いろんな経験してるのね。

みんな、生きてたら大変なこともいろいろあるけど
みんなそれぞれ、がんばろうや!(復唱)
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苦労話大会

2014-08-18 22:17:02 | 日記
こんばんにゃ。

実は、先月~今月と、公私ともにいろいろあって
萎えまくり弱りまくり、泣きまくりウツまくり、の
ネガティブなビッグウェーブに乗っていました。
(こういうのって、なぜか重なるときは重なるよね)

さすがに心が折れそうになり
しばらく水面下に潜っていましたが
もう、大丈夫です!もう、復活しました!

ひさかたぶりに、力強くブログ更新しちゃうわよ。

んで、久しぶりにブログの操作画面を開いてみたら
ロボットちゃんがコツコツとキーワードを拾ってくれてたようで
本日時点のGooブログのアクセスランキングでは
2,049,583ブログ中、47,723位げな。

これだけ放置しておきながら、上位2%に食い込むなんて
すごくない?
・・・というか、なぜなんだ。意味が分からん。

調べてみるとどうやら、検索キーワードとして
「赤崎水曜日郵便局」などの社会系ネタ、
「中洲/ストリップ」などのシモネタ、
「セーラー服おじさん」などの地元ネタ
などが人気なようです。

ということは。
今日のページでも、これだけ人気キーワードを羅列したから
どれだけアクセス数がウナギのぼることかしら。

肝心の本文は、社会系もシモ系も地元系も触れませんが
ちょっとした社会実験です。(ニヤリ)




さて、今日のブログの本題は
「世の中には、たくさんの苦労人がいるなー!」ということです。

何を今さら的な話ですけど
最近しみじみ感じたことについて、ちょいと話を聞いてくださいな。




ちなみにワタクシ、打たれ弱さにかけては自慢じゃないけど
町内会一くらいの器を誇るヘタレ子です。

今回の、心が折れそうになった事件たちも
別にそこまでウツに入るような大層なことではなく
頭では「たかがこれくらい!」と思うのですが
心が想像以上にダメージを受けて
驚くくらいにへこたれてしまいました。

頭では「たかがこれくらい!」というのは分かるのよ。
でも、心がそれについてこない。

なので、こういうときは、
他の人の「もっとすごい苦労話」を聞かせてもらうことで
「ワタシのことなんて、やっぱり『たかがこれくらい』だわ。」
と、客観視させてもらうことで
浮上の足がかりにさせていただきたいと思いました。




普段、明るく楽しくハイテンションで生きてるときには
わざわざ他人様とそんな辛気臭い話をすることもないので
人様が裏にどんな苦労を隠し持っているかなんて知りませんでしたが

いつも「頭の中がややお花畑」で生きてる七吉どんが
どんより顔に縦線を浮かばせて、沈んだ目をして
「今こんな状態なんで、ワタシを励ましてもらえませんか」
と、(弱ってるくせにずうずうしい)お願いをすると
みんな親身になって、自分の「もっとひどい苦労話」を話してくれるのです。

(みんな優しいねぇ・・・涙)

日頃から親しくしている人でも、初めて聞く話もたくさんあり
「えっ!あなたがそんな苦労人だったとは!!」と
目からウロコなことがたくさんありました。




中でも、一番衝撃的だったのが
とある女性経営者から聞いた

「事業の運転資金がにっちもさっちもいかなくなり
 サラ金に手を出したところ、雪だるま式に膨れ上がり
 十数社からトータルで○○億円になってしまった!!!!!」

という話です。

毎日あちこちからのヤ○ザさんたちから督促や脅迫があり
弁護士さんからも
「普通の経営者であれば、ここまでなると
 自殺するか、事故に見せかけた殺人をされてますよ」
と呆れられたそうです。

 #そんな修羅場に追い込まれたら
  ワタシだったら、秒速で死んでしまうわ・・・。

しかも、それがいつくらいの時期なのかを聞くと
つい最近(今年に入ってから)の話ということで
更にビックリ!

しょっちゅう会ってたのにもかかわらず
いつも優雅で羽振りのいい雰囲気だったから
水面下ではそんなことがあってたなんて
全然気付きませんでした。




高利貸しから命を狙われるような苦労に比べると
ワタシのなんて、シアベスのチャイラテくらいの甘さです。

「自殺への誘惑はありませんでしたか?」
「実際に殺されかけたことはありますか?」
「この問題は、どうやって片付けたんですか?
 そもそも、ちゃんと片付いたんですか?」

などなど、質問を浴びせながら、
彼女から返ってくる回答にまた感動しながら、

「ワタシもこれしきのことでいちいち凹まず
 起こるすべての事を成長の糧にしよう。」 

と、気持ちを新たに励まされたのでした。





みんな、生きてたら大変なこともいろいろあるけど
みんなそれぞれ、がんばろうや!
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