山里から ・写真と短い文で綴る田舎の生活

山里の自然と生活の一端を、短文と写真で記録しています。健康に感謝しつつ、日々、世界の平和と安全を願っています。

ぬばたま(桧扇の実)

2010年12月01日 | 日記

 ひおおぎの実である。万葉集に枕詞としてよく登場する言葉なので見知っている人は多いだろう。和名だがどこか東洋的な面影の花も好きであるが、ほとんどの花々が姿を消した庭に、枯れ姿で残るこの漆黒の実は何とも捨てがたい。一寸見には目立たないせいか、小鳥がついばむこともなく、人が手を入れない限り春までそのままである。

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