8.織り
A
織り始めは踏み木5と6を踏み、平鉄2本をはさみます。緯糸(よこいと)を板杼に巻きます。織りの一段目はふさのかがり分(織り幅の約3倍)の長さを残し、しばらく織り進んだら平鉄を抜き、男巻き棒の下側に平鉄をはさんだ紙とともに巻きあげます。
B
織り始めのふさのかがりを仕上げ、さらに織り進めます。
C
構造上シャトルを通す幅がないので、板杼を使います。踏み木5を踏み、板杼を右から通し、踏み木6に踏み変えて、筬をはたきます。今回は田中織りの変形で緯糸は1本どりで0.5ミリの間隔で筬をはたきました。板杼を左から通し、踏み木5に踏み変えて、筬をはたきます。この繰り返しです。