日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

旅の後遺症

2018年08月13日 | 旅行
船から降りてもしばらく地面が揺れてるように、旅から帰っても体のどこかがまだ旅行中みたいに動いている。

そういえば私は移動も見知らぬ場所も好きなんだった、思い出した。

その気分のまま、海に行こうよ!と声をかけたら、娘が付き合ってくれた。
哀れに思って。かなり渋々。

でも、旅の仲間の大半がいない。

あーあ、つまんないな。

また旅に出たい。

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悪をどうするかという話

2018年08月12日 | 旅行
旅の途中、一時間に一本のバスで日本海沿いを走っていた。

私が始めた「悪」についての話に、隣に座る友だちが聞いた。

じゃあ私たち、どうしたらいいのかな?
どうやって戦えばいいんだろう?

そうしたらずっとはっきりしなくて知りたかった答えが、何かを手繰り寄せるように口から出てきた。

戦うのは違うと思う。
もちろん目の前にそういう場面が現れて戦う時はあっても、基本的に戦うということはエネルギー効率が悪いことだから。
(大きな目で見たら自分の足を蹴るようなもんだし)
それよりは、良きものを応援する、加勢する、良きものに、なる。

甘い、ぬるい感じではなく。

戦うよりも強く。

善きものに、なる。








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夏の旅 その2

2018年08月09日 | 旅行
計画は友だちが立ててくれたから、それに従って旅は進行した。

みんなで話してるうちにそれぞれの希望、思いつきや寄り道も加わって転がっていく。

昨日は予定だったものが、今日はそれを生きて、明日には思い出になる不思議。

観光って久しぶりだったけど、思ったよりも燃焼感がある。

体力と気力を使うスポーツみたいだった。

欲しいお土産は最初に見たときに買った方がいい。

切符は早めに買った方がいい。

写真もそこそこ撮った方がいい。

荷物と服はなるべく軽く。

出会いとひらめきは逃がさない。

やりたいことはやった方がいい。

考えないで楽しむ。

旅してるといろいろ思い出してもっとやりたくなるね。

誰もがするわけじゃない。
いろんな余裕がある、そういうことが好きな、この時代の人の、ひとつの遊び方。

そして帰ってくる。
日常の中へ。
そこもとても重要なポイント。

とても面白かった。

一緒に旅してくれた人たち、ありがとう。

また遊ぼうね。















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夏の旅

2018年08月08日 | 旅行
友達親子と一緒に友達親子を訪ねる旅に出た。

自分だったら考えもつかない盛りだくさんの計画に楽しく巻き込まれる。

茶屋街、博物館、遊覧船、水族館。
励ましあい荷物を転がしながら電車からバスへ。
青い空と日本海。

今年はひどく暑いから、ちゃんと夏の中に出て行くのは初めてかもしれない。

友達が飲ませてくれた紫蘇ジュースは冷たくて何かが生き返る味わいだった。

こんなに遠くに暮らすのに、縁という強力なワームホールを私たちは何度もくぐる。

私たちを引き合わせたものは何なんだろう。

不思議な気持ちをポケットに隠し、明日の予定を相談し切符を買いご飯を食べておやすみを言う。

また明日ね。

まだ旅の途中だから。








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死なせてあげる

2018年08月04日 | 日記

辛い行き違いを

そっと横たえて

気がすむまでそばにいる

悲しみも苦しみもそっくりそこにある

そっと手を出せばちゃんと触れる

優しくなでるように

寝かせてあげる

笑いと喜びがやり切れなさと怒りに彩られた

わたしとあのひとの長い物語も

ぷつりと切れた形の

そのままに

たいせつに、ここにある












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