さて、今日のニュースでは大きく「本マグロ漁獲枠削減」の記事が。
「マグロ類の最高級魚、クロマグロ(本マグロ)の地中海を含む東大西洋での総漁獲枠が、現在の年3万2千トンから07年には2万9500トンに減らされることが決まった。日本人が食べるクロマグロの約6割は地中海産。07年からは供給量が減って、一層の値上がりも見込まれる」(アサヒ・コム)
・・・記事ではこの削減量は妥協の産物で「実際には割当量を超えた違法操業が横行しており、ICCATの科学委員会は漁獲枠の約1・6倍の年5万トンが漁獲されていると指摘」って書いてある。
それって便宜置船という国際規制逃れのマグロ漁のことで(要は密漁)、漁獲されたマグロの多くが日本に流れ込んでいるというのは、それほど報道されないけど衆知の事実。「資源量を超えて獲りまくり、それを日本が買い漁った結果の資源減少」(「生活と自治」8月号:特集 Xでー近し!?マグロが食べられなくなる日)なわけで、いわば自業自得。
資源の危機が叫ばれてるのは、クロマグロだけではないし、ウナギもタラもタコも銀ムツも資源の急減や乱獲に晒されてて、程度の差はあれ問題は抱えてる(井田徹治『サバがトロより高くなる日』講談社現代新書)わけで、たこ焼き用のモロッコ産のタコの輸入量が急減したのは去年のことだし(2005.4.3の日記)、この手の問題はこれから次から次へと出てきそうだ。何せ世界中の魚が日本には溢れてるんだもんな。天然資源には限界がある。当たり前のことなんだけどね。
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