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『独裁者プーチン』の読後感など

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 今日は、善光寺界隈にチョイ散歩をした程度で、引き籠り。日中は格闘技イベントUFC146のライブをずっと観てた。“ヘビー級怪獣大戦争”も欠場者続きで、だいぶ色褪せたものの、それでも十分面白かったsmile

 ジュニオール・ドス・サントスとフランク・ミアの試合は、MMAの新旧世代対決。もう、年齢的なものがどうこうじゃなくて、新勢力が旧世代を追いやった象徴的な試合。あと、相手がアリスターじゃなかったのは残念だけど、やってたとしても結果は同じだよsymbol2

 このイベントだけは、録画はしといてもライブでどうしても観たかったからねぇ、出かける気は全くなかったんだ。うん、WOWOWに張り付いてた甲斐があったってもんだよ。



 さて、昨日から読んでた『独裁者プーチン』(文春新書)読了。2000年から2期8年大統領を務め、その職を腹心のメドベージェフに譲り、自らは首相に収まって4年。いわゆる“たすき掛け人事”で大統領に復帰hekomi

 大統領在任中には、豊かな天然資源による高い経済成長から、経済発展。とにかくエリツィン時代の停滞期を脱し、“強いロシア”を演出した指導者として人気は絶大だったから、いくら長期政権とは言え、ここに来て、突然の不人気ってなんで?って思いがあったから、つい衝動買いしちゃったのよyellow5



 プーチンの人気が出たのは、なにせ前任者のエリツィン政権末期がガタガタだったってのはあるわけ。アルコール依存で、持病を抱えて、首脳会談でふらつくような老いさらばえた指導者を見れば、そりゃ、40代のはつらつとした指導者に期待を誰だって抱くyellow8

 動画を見てもらうと分かるけど、筋肉隆々、射撃に堪能(虎を撃ったのは麻酔銃)、F1マシンを走らせ、柔道の有段者。メディアを巧みに操作し、強い決断力をアピールする・・・そうだな、今の日本だったら、<スポーツ万能な橋下徹>みたいなもん

<「タフガイ」プーチン露首相>



 市民との対話に精力的に応じ、事前に選ばれた質問者の要望をその場で次々と解決。KGBのスパイ出身だから、記憶力と頭の回転は抜群bikkuri

 もちろん、長く絶大な権力を握れば、腐敗の温床になる。周囲を側近で固め、政治も経済も思うがまま。経済発展は、貧富の差とともに、自立的な中間層を生み出すから、いつまでも、強い指導者を演じるプーチンのパフォーマンスには騙されなくなる

 結局、国を豊かにするってことは、自分を批判する“市民”も生み出すわけで、もろ刃の剣bomb2

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=tondemo04-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4166608614" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

 著者は、強権的で汚職まみれのプーチンを批判しながら、決められない日本政治にも苛立ってもいる。その辺にはちょっと違和感ありだな。クリーンで、ソフトなプーチン待望論には与したくないyellow3

・休肝日sake(10)

★5月27日現在の処分数(227/300)

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コメント一覧

haikyotansaku
http://black.ap.teacup.com/niwatori/
もともとKGBのスパイ出身であることを隠してもいないし、畏怖させることを演出していますね。少なくとも独裁者特有の猜疑心の強い人間だと思います。もちろん、外交上のマナーは、わきまえてはいるわけで、その辺はうまく使い分けをしてるんでしょう。

ヒョードルに対して?忘れちゃったなあ。ただ、ボードックの時も試合を観に行ってるし、好きでなくちゃいかないでしょう。そのくらいのことは言ってもおかしくはないですね。

UFC146の動画も紹介出来なくはなかったんです。ただ、最近はズッファが、“違法動画”をアップしたサイトやブログまで摘発にかかってるので、さすがにリスクは犯せないので、止めました。すぐに削除されますしね。

ヴェラスケスとドス・サントスがヘビー級では頭一つ抜けてるという感じはしますね。カーウィン、レスナーの4強の中で生き残ったのがこの2人ですから、旧世代のミアでは通用しなかったのも当然と言えば当然です(ひょっとしたら足関で決められるかも・・・という予感はしてましたが、まったくの杞憂でした)。

アリスターは旧世代の選手ではないんですが、ドス・サントスに勝てるとすれば、接近してのパンチとひざ蹴りで畳み込むしかないと思うんですね。ドス・サントスがその距離を許すとは思えないし、スピードも違う。

パンチの打ち分けで削られて、ガス欠になったところを仕留められるのでは?という気がします。もちろん、ヴェラスケスを除けば、ヘビー級でタイトルに挑戦するに足る唯一の選手には違いないんですが。

ヒョードルがMMAではなくて、K1ルールでやれば、想像はつきませんが、面白い気はします。どんな形にしろ、UFCファイターVSヒョードルの試合を観ておきたかったなあ、って思いますね。クートゥアがチャンピオンだった時に参戦して、レスナー以下、当時のUFCのトップ選手と戦ってたら、どうだったか?

練習環境をロシアの山奥(?)でなく、現代MMAのジムで、最新の技術をものにしてたら?仮の話ですが、歴史は変わっていたような気がします。
格闘技ファン
実際のプーチン大統領はどんな性格やら…
何気に「あまり私を怒らせない方がいい」
なんてネットでネタにされるほどですからね
まあ紳士的で~なんて意見もいっぱいありますが…
ヒョードルはロシアのヒーローと言ったのも確かプーチン大統領だったよなぁ?

さてUFC146の動画が無くて困ってる自分ですが、
ドスサントスとミアはMMAの新旧世代対決で新勢力が旧世代を追いやったのには同意!

唯一動画見れたヴェラスケスvsシウバですが、確かに一方的ですね
アリスターvsヴェラスケス!分からないぞという所見せてくれて一安心です。
ただ、いくら3段論法が通じないとはいえ、
単純な勝ち負けで、この2人とヒョードルが戦えば、
それは技術的なものを含めて彼らの方が強いでしょう。
と言う事は認めざるを得ないな!と思いました!
2人とヒョードルが戦ったら、2人が絶対に勝つって思えるくらいの圧勝だし
絶対無欠の様に思えるし、言われてる様に、ヘビーの中で抜きん出た
別格実力を持っている様にみえました!
2人に勝てそうなのが自分はファブリシオ、アリスター、コーミエくらいしか
思いつきませんが、3人とも評価通りだと敗色濃厚だろうなとは思います。
とりあえずドスサントスはアリスターでも勝てないって言う
haikyotansakuさんの言葉を信じましょう!
ドスサントスはマジで総合格闘技にマイク・タイソンが来たら?
の夢の理想像になってくれそうですね。
今は2強時代ですね。そこにアリスターが入れるか?

ちなみに今、ヒョードルが2人に勝てるルールとして、
サンボじゃヒョードルに有利すぎるので
(サンボだったらヒョードルの勝ちは多分動かないと…)
何か対等にフェアに面白く戦えるルール無いかと思い、
K-1ルールを思いついたんだけど、どう思う?
ドスサントスは…難しいな!ローキック上手く使えばあるいは?
ヴェラスケスは互角にいけるか?言われてる打撃の穴突けるか?
それで決まるよなぁ~!どうなるんだろう?
なんて自分は思いましたけど?ね!
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