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先輩の話を聞く会

2006-06-30 23:20:31 | 出来事


昨日、中学3年生を対象とした『先輩の話を聞く会(ようこそ先輩)』が開催されました。
なんとhf-matsu No.2 中学校の依頼を受け、講師先生になっちゃいました。
進路指導部の主催で、ねらいは「人生の先輩の話を聞き、これからの生き方に対する自分自身の目的意識を高める」ということと、「職業人の話を聞き、実際に社会で仕事をしている人についての理解を深める」ことだそうです。
で、どうして私が選ばれたのか分からない…
私の他には、元青年海外協力隊員で看護士の方、旅行会社の添乗員の方、そして地元漁業協同組合の職員の方、みなさん素晴らしい方々ばかり。恐縮しちゃいました。

1回50分の時間の中で、30~40分くらい話をして、生徒の質問に答えるという形で、2回の講演をしました。
1回目は女子生徒がほとんど、男子生徒は2名だけでした。
2名のうちの1名は、なんと私の息子
何故?どうして自分の親が講師の話しを聞くグループに入っているんだ?
変な緊張感を持ったまま、話をしました。
どう話を進めていいか分からないので、生徒たちに渡されていた「話を聞く前に予想する、観点・視点の資料」をもとに話をしました。
職業に興味を持ったきっかけ・職業を選んだ理由・職業に就いて嬉しかったこと・
職業に就いて辛かったことなどなど。

話し終えて、生徒たちからの質問に答えました。
『仕事をしている中で、一番怖かった経験は何ですか?』
『う~ん、そうだね。小さい子供が顔剃りしている時に寝ちゃって、ビクッて動いてアゴを切ってしまった時かな。すごくビックリして、手が震えたよ。あとは、顔剃りの時に、やっぱり眠っていた人が、いきなり「う~ん」って寝返りうった時も怖かったよ。もうちょっとで切ってしまいそうだったからね。』
寝返り打ったって話した瞬間、笑う子がいました。

『今までで、一番難しい髪型はどんな髪型ですか?』
『難しい髪型っていうか難しい注文は、漫画の後ろ頭だけの絵の切抜きを持って来て「この髪型にしてください」って言われた時は困ったね。だって、後ろだけの絵なんだもん。横も前も絵はないんだもんね。すごく困ったよ
ちょっと和んできたぞ~

『今までで、お坊さん以外で一番短い髪型にしたのはどんな髪型ですか?』
『修行時代に、バレー部の中学1年の男子生徒が大会前に「先輩は1mmのバリカンで坊主にしてきたので、それよりも気合いを入れたいから、剃ってください。」って言って、スキンヘッドにしたのが一番短いね。』
うほ!すげ~って言う子が沢山。

だんだん和やかムードになったところで終了~
いや~、緊張しましたが、楽しい経験させてもらいました。

2回目も同じように話しましたが、1回目・2回目とも同じ質問をされました。
『Sさんに(私の次男)職業を継いでもらいたいと思いますか?』
『別に継いでもらいたいとは思いません。自分のやりたい仕事に就いてもらえばいいと思います。私自身も、どうしてもなりたい職業ではなかったからね。

今年初めての企画だったそうです。
中学の授業も、高校受験に目をむけるだけではなく、長い人生を見て進路を考えるという教育に変わりつつあるようです。
人間を育てることを職業とする先生も、大変な時代になってきたのですね~。
先生と親と、そして地域の大人が、協力しあって子供たちを育てていかねばならないと、ちょっと感じた1日でした。




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