☆あまちゃんの毎日ガハハハ日記☆

三男児+夫との生活、代表を務める会http://shirouiryo.com/のこと、自分の日常を綴る日日是好日

あの夜、思ったこと

2008-09-19 01:16:03 | GYOGYO
今日はとあるクリニックで行われている
『こどもの病気 どんな時に小児科に行けばいいの?』の
講習会を受講してきました。

いつも会でお世話になっている先生と、
かかりつけの先生が自分のクリニックでなさるのが理想だよね~
と話してはいたのですが、聞いてみて、改めてこれが自然だわ、と
思いました。
患者さんも病気のことだけでなくどんな先生なのか知ることができるし、
赤ちゃん達も通いなれた(?)待合室で行われるこういう講習会はいいなあと
しみじみ思っていました。

『10分以上止まらない痙攣』には先生でも心臓バクバク・・・
お母さんなら5分以内でも心配して当然です、というお話でした。

ここで、ヘレヌイの痙攣のときのことを思いました。
みんなもう、耳タコ^^の45分以上止まらなかった痙攣重積。9ヶ月でした。

今日はその後、取材。

やっぱりここでもこの話。

会を立ち上げた大きなきっかけの一つですので。

いつもこの話はするのですが、今回は本になるとのことで、
じっくりと、一つ一つ、時間を追って・・・

忘れていたことをいっぱい思い出しました。

あの夜、思ったこと。

『痙攣重積』・・・重い後遺症のことが出てきました。

亡くなった子もいました。後遺症がたくさんある子もいました。

歩けない、笑えない、喋れなくなってしまった子。昨日まで元気だったのに。

そのとき、私。
ああ、ヘレヌイもこういう風になってしまうんだなあって思ったのではまったくなくて。

あの日、あの夜、あの瞬間まで、よちよち伝い歩きしてました。いつもどおり、ニコニコ笑っていました。ママママ、と喋っていました。

でも、もう。
歩けなくてもいい。
もう笑えなくたっていい。
喋れなくたっていい。


とにかく命だけはって思いました。

助けてください。

命だけはどうか助けてくださいって。

あの時、強くなりました。母として。
ヘレヌイがいなくなってしまうこと以外、怖いことがなくなりました。

だから、重症のこどもの命を守りたいんです。
だから、医師の負担を軽くしたいんです。

我が子がいなくなってしまうかもしれない、その恐怖。

今日は保育園のお迎えで、思わず、
生きていてくれてありがとう、と言いました。

ぶっとんこやろううんこばかおばさん~と返されました^^

今こうしてふざけていることが決して当たり前じゃないって思います。

この国は豊かであり、ひとりひとりが本気で子どもの命を守ろうと思えば、変えようと思えば、変わります。


それは、宗教でも難しいことでもなんでもない。

あなたの子が、何かあったときに、疲労しきった医師に
診てもらいたいのか、
本当に適切な医療を施してもらわなくてはいけないときに
心身ともに疲労しきった先生に診てもらいたいか、ということを
考えることから、だと私は思います。