源泉の湯船と、源泉に湧水を加えた湯船が内湯に2つ、露天はない。
お湯の中で指をこすると、ぬるぬるでもつるつるでもない、なんとも独特の抵抗感があった。
平成30年12月改訂「カルルス温泉国民保養温泉地計画」(環境省)によれば、カルルス温泉の湧出量は800ℓ/minと豊富。
メタけい酸120.4mgのほかは、これといった濃い温泉成分は含まれていないようだ。
控えめながらどこか気品のある優しいお湯、シンプルな浴室の雰囲気がとてもよかった。
それと、北海道の温泉ではおそらくここだけという「木枕」が体験できるそうだが、うっかり失念してしまったのが心残り。
玄関先では愛嬌たっぷりの看板猫(?)が出迎えてくれた。
地域猫たちの通用口が設けられていて、数匹が中に入って食事中だった。
ー2019年11月22日ー