みたび、ソウゾウノゾウ

なるか、三度目の正直。

間宮岳(2185m)・旭岳(2291m)[友1]

2019-07-29 | 山友
06:50|姿見駅
08:10|裾合分岐
08:50|中岳温泉
09:20|中岳温泉
10:00|中岳分岐
11:10|裏旭キャンプ指定地
11:30|裏旭キャンプ指定地
12:20|旭岳
13:50|姿見駅

合計 6時間10分

(ゆ) 旭岳温泉 湯元 湧駒荘



山、デビュー!!


労働者


ところにより、ちょいアツ


ここからが鬼畜ツアーの神髄


職場の後輩・チュンスケを連れて旭岳へ。
共に温泉好きということで、中岳温泉経由とした。

山は初めてのチュン。
開始早々から「鬼畜だ、パワハラだ」と文句を浴びせてきたが、確かに今日は(全行程を振り返ると)しんどかったと思う。

というのも、今日は天候変化が実にめまぐるしかった。
最初はカンカン照り、中岳分岐を過ぎてからは稜線を流れる強風に煽られ、次第にガスが濃くなって気温も低下し、旭岳到着とともに雨がザーザー降ってきた。
それに、裏旭の急斜面には雪が多く残っており、チュンはとても歩きづらそうだった。

ただ、試練の後には素敵な出会いが待っていた。
旭岳下山中に、ソチ五輪銀メダリスト(スノーボードアルペン)の竹内智香さんとスライドしたのだった。
もともと下山後は湧駒荘に行こうと思っていたので、「後で行きま~す」と言ったら「フロントで待ってま~す」と気さくに返してくれた。

温泉に浸かり(竹内さんは本当にフロントでお仕事をされていた)、大雪旭岳源水を汲み、道草館で今年初のきらり(ソフトクリーム)を食べ、その場で解散した。

空沼岳(1251m)[単99]

2019-07-21 | 山単
万計沢コース

06:20|登山口
07:30|万計沼
08:00|真簾沼
08:40|山頂
09:05|山頂
09:30|真簾沼
09:55|万計沼
11:00|登山口

登り 2時間20分
下り 1時間55分



ハナニガナ


山頂から採石場を眺める


まだ人の少ない山頂


OM嬢より韓国のお土産(マシソッソヨ~)


コケモモの実


山頂から眺めた日鉄鉱業常盤採石所


敷地内を通らせていただき、ありがとうございます!!


一日中大雪で遊ぼうと思って明日は有休を取ったというのに、あろうことか寝坊してしまった!(バカだバカだバカだ~)
5時過ぎに起きて茫然・・・ハテ、どうしたものか。

思案の結果、4年ぶりの空沼岳に向かうことにした。
せっかく大雪までの往復車中でジュディマリライブやろうと画策していたというのに・・・無念。

風なし、花なし、電波なし、風呂なしのなしなしづくし(風なしは良い)だったが、花は少ないながらもハナニガナ、ミヤマダイコンソウ、ミミコウモリなどを見た。
そして、山頂にちょこっとコケモモの実が生っていたのが嬉しかった。
大雪だとまだ遅咲きの花が残っているかもしれないなぁなどと思いを馳せた。

長年、行こう行こうと思いながらも機会に恵まれない空沼岳~札幌岳縦走。
噂の縦走路を見て、自分には無理だと言うことが分かった(万が一、ものすごくヤブを漕ぎたくなったら行こう)。
今日は暑かったので、持参したゆ君お手製冷茶があっという間になくなってしまった。

帰りは果林樹で30分並び、執念でジェラートを食べた。

八剣山(498m)[単98]

2019-07-15 | 山単
南口コース

08:40|登山口
09:10|山頂
09:50|登山口

登り 30分
下り 40分



エゾマンテマ


エゾノキリンソウ


エゾノキリンソウの様子を見に来たのだが、やはりパッとしない感じだった。
ところどころに咲いていて終わりかけという感じでもないが、さりとてワッと増えそうな気配もない。

そこで、結論!
今年は不発の年ということにし、来年の7月上旬にまた様子を見に来よう。
(実際、今年は5月下旬~6月上旬に異常高温、その後に気温が低下し、ここ最近は全国的に長引く天候不順で農作物にも被害が出ている)

エゾノキリンソウはジョウザンシジミの食草。
ジョウザンシジミは5~6月(春型)と8月(夏型)の2回発生するそうで、翅の青色は春型の方が目立つという。
となると、5~6月にも一度登らないとなぁ~。

和の湯(八雲町)

2019-07-14 | いい湯だな
「わのゆ」ではなく「やわらぎのゆ」と読む。
細い農道の一本道をひたすら走った先にあり、飾らずアットホームな地域の温泉といった感じだった。

湯船には笹濁りのナトリウム-塩化物強塩泉がドバドバかけ流され(湧出量は毎分270リットルとのこと)、身体が芯から温まった。
これで440円とはありがたすぎる・・・。

ー2019年7月14日ー

東大沼温泉 留の湯

2019-07-13 | いい湯だな
昔はオンボロで有名だったそうだが、現在の施設は明るくて清潔感があった。

4つある湯殿のうち、貸切の2つを除く大浴場(400円)と安政の湯(500円)に入ったが、どちらも無色透明のやわらかいお湯だった。
レトロな上品さが漂う安政の湯は、しっとりとしてより繊細な感じがした。
こちらは希少な自噴式、大浴場はすぐ近くの源泉からお湯を引いてきているそうだ。

ー2019年7月13日ー

赤岳(2078m)~白雲岳(2230m)[単97]

2019-07-07 | 山単
06:20|銀泉台
07:00|コマクサ平
08:15|赤岳
08:25|赤岳
09:30|白雲岳
10:00|白雲分岐
10:30|白雲岳避難小屋
11:10|緑岳
11:20|緑岳
12:05|小泉岳分岐
12:20|赤岳
13:05|コマクサ平
13:40|銀泉台

合計 7時間

(ゆ) 層雲峡 黒岳の湯



ヒメイソツツジ


コケモモ


ジムカデ


ウスバキチョウ


エゾタカネスミレ


ホソバウルップソウ


ミヤマキンバイ


コエゾツガザクラ


エゾオヤマノエンドウと白雲岳


白雲岳山頂より


ミネズオウの蕾がたくさん


ノゴマ


水源地周辺に咲くエゾノリュウキンカ


キバナシオガマ


キバナシャクナゲ


緑岳に向かう途中、白雲岳を振り返る


チョウノスケソウ


カミカワハムシ


ダイセツタカネヒカゲ


チシマキンレイカ


5月のアポイ岳でヒメチャマダラセセリに出会って以来、今年は昆虫(特に蝶)に縁があるようで、今日はウスバキチョウとダイセツタカネヒカゲに出会うことができた。
北海道には5種の高山蝶(ウスバキチョウ、カラフトルリシジミ、アサヒヒョウモン、ダイセツタカネヒカゲ、クモマベニヒカゲ。クモマベニヒカゲ以外は国の天然記念物)が分布しているそうで、大雪山にはその全てが生息しているとのこと。
ウスバキチョウは羽が繊細で美しく、ダイセツタカネヒカゲはまっくろくろすけ(ススワタリ)みたいな身体をしていておかしかった。
ウスバキチョウの幼虫はコマクサを唯一の食草として成長するそうだ(なんと贅沢な!)。
成虫は晴天無風の日を好んで活動し、イワウメやミネズオウなどの花によく吸蜜するというから、今後は注意して観察してみよう。

それからカミカワハムシに会えたのも嬉しかった。
こちらも希少種。全身藍色のころんとしたかわいい虫で、無心に葉を食んでいた。
カミカワハムシもまた、食草はウスユキトウヒレンとエゾハハコヨモギ(成虫・幼虫とも。写真は後者)しか食べないのだそうだ。
偏食家ゆえに生きられる環境が限られているのだと知りました。

花についてはもはや何も言うまい。
ここは天国、歩きながら始終昇天していたような気がする。
そうそう、ずっと会いたかったチョウノスケソウを見つけたときは興奮した。
緑岳~小泉岳にチラホラ咲いていた。