みたび、ソウゾウノゾウ

なるか、三度目の正直。

高尾山(599m)[単102]

2019-08-31 | 山単
1号路(表参道コース)/6号路(びわ滝コース)

07:00|登山口
08:30|山頂
08:45|山頂
10:00|登山口

登り 1時間30分
下り 1時間15分



先週、和歌山で買ってきた「那智黒」(小粒で甘さ控えめなのが◎)


いきなりトレランの集団


まだ人の少ない1号路


ヤブミョウガ


ハグロソウ


天狗(左)


天狗(右)


逃げないキジバト


タマアジサイ


琵琶滝


ヤマホトトギス


法螺貝の音色に導かれるご一行(修行体験?)


シュウカイドウ

改正湯(東京都大田区)

2019-08-28 | いい湯だな
外見は古いアパートだが、中に入ると存外新しい感じがした。
脱衣所もきれいで、100円返却式ロッカーとドライヤーが2つあった。

限られた浴室内に白湯(シルク風呂)、全身マッサージ、黒湯、炭酸と多彩な風呂がコンパクトに配置され、湯船の壁の一部は水槽になっていて金魚などが泳いでいた。
創意工夫が凝らされているとつくづく感心した。

なお、この辺りの黒湯(モール泉)は全国でも有数の濃さをもった泉質ということだ。

ー2019年8月28日ー

湯の峰温泉 つぼ湯(和歌山県)

2019-08-22 | いい湯だな



なんと開湯1800年!!
世界最古の共同湯とも言われ、2004年7月に温泉浴場として、世界で初めて世界文化遺産に登録された。
夏休み中の週末など、ひどいときには6~7時間待ちという情報もあったが、2組待ちの50分ほどでお湯に浸かることができた。

泉温は52.8℃あり、湯船の底に敷かれた玉石の200メートル下から自然湧出しているのだと、公衆浴場の番台さんが教えてくれた。
前に入った人がかなりうめ水(加水)をしたそうなので、若干熱いと感じる程度で済んだが、ピュアな温泉が楽しめる一番湯は10分くらい加水しないと入れないそうだ。

入浴後、こもった浴室内で服を着る作業に大変難儀した。
それでもベチョベチョのまま、今度は公衆浴場のくすり湯に向かった(つぼ湯を利用すると、公衆浴場の「くすり湯」か「一般湯」が無料で入れる)。

ー2019年8月22日ー

湯の峰温泉 旅館あづまや(和歌山県)

2019-08-22 | いい湯だな



平安の頃から熊野詣の湯垢離(ゆごり)場として歴史がある憧れの温泉、しかも憧れの宿・あづまやのお風呂に入ることができた。
チェックイン時、たまたま一人旅の外国人女性と一緒になった。
日本語が堪能な様子でもなかったが、こんなところに宿を取るとは相当なジャパンツウと見た。

源泉かけ流しの環湯(たまきゆ)は、含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉でpH7.6、湧出量50ℓ/min、泉温は92.5℃とかなり高いのに加水なし!

ここのお風呂を象徴する「槙風呂」はなんと60年経っても木が腐らないとか。
全国的にもめずらしい「むしぶろ」があり、薬効の高い「さまし湯」は飲泉可。
どれも個性的で素晴らしかったが、何より浴室内に充満する木と硫黄の混ざったにおいが至福の時間を感じさせてくれた。

夕・朝食時、温泉で炊いたごはんはサフランライスのようにほのかに黄色く(硫黄成分)、ふっくらとして甘かった。
他にも、美熊野牛のしゃぶしゃぶ、お粥、湯豆腐など、温泉水を使った料理が堪能できた。

ー2019年8月22日ー

藻岩山(531m)[142]

2019-08-19 | 
慈啓会病院前コース

07:20|登山口
08:30|山頂
08:45|山頂
09:50|登山口

登り 1時間10分
下り 1時間5分



木苺


ツルニンジン


ゆ君、今年3回目の登山


6月末からゆ君が土日祝メインの仕事を始めたため、5月の黄金山以来の二人登山となった。
下山時、4月にスキー場コースでお会いしたNさんに再び会った。
膝を痛めてしまい、藻岩山でリハビリされているようだった。

下山後は早朝登山のご褒美に、コメダ珈琲店のモーニングサービス(ドリンクメニューに焼きたてトーストがついてくる)を二人で食べに行った。

協和温泉

2019-08-18 | いい湯だな



脱衣所の掲示が実にユニーク。

「次に来る旅人の為に泉を清く保て」

チンギス・ハーンの言葉が引かれ、体をよく流してから温泉に浸かるよう、注意が促されていた。

主からの「手紙」もあり、そこには「(温泉の湧出量は)はっきり申しまして少量です。浴槽も小さいです」と書かれていた。
風呂場の広い湯船は沸かし湯で、肝心の炭酸泉は猫の額ほどの(と言ったら怒られてしまうかもしれないが)湯船に注がれている。
「手紙」を最後まで読むと、「無理な採掘はせず自然湧出の分だけ」という主の思いが伝わってくる。

たまたま自分を含めて3人のおじさんがこの小さな湯船に浸かることになった。
初めて会った者同士、特殊な状況がそうさせたのか、ずいぶんと会話が弾んだものだった(傍から見ればなんともシュールな光景だったと思う)。

道内では稀少な二酸化炭素泉で、蛇口から出てくる炭酸泉はコップに入れて飲むことができる。

ー2019年8月18日ー

赤岳(2078m)・小泉岳(2158m)[単101]

2019-08-18 | 山単
06:25|銀泉台
07:15|コマクサ平
08:00|赤岳
08:20|小泉岳
09:50|白雲岳避難小屋
10:20|白雲岳避難小屋
11:25|赤岳
11:40|赤岳
12:20|コマクサ平
13:00|銀泉台

合計 5時間50分

(ゆ) あいべつ協和温泉



台風の影響をパトロール後、ゲート開放(感謝!)


ミヤマリンドウ


タカネトウウチソウの季節


マルハナバチはお仕事中


クモイリンドウ


正面・緑岳、右奥・トムラウシ山


チョウノスケソウの綿毛


板垣新道から避難小屋へ


チシマクモマグサ


クモイリンドウと避難小屋


白雲のヒグマ①


白雲のヒグマ②


エゾイブキトラノオ


コヒオドシ


サンカヨウの果実


登山軒


しょうゆラーメン


先月のチョウノスケソウに続き、まだ会ったことのない大雪の花シリーズ第二弾として、クモイリンドウを探しに出かけた。
もう終わってしまったかと心配したが、白雲岳避難小屋などでたくさん見つけることができてよかった。

花の名前の「クモイ」は漢字で「雲井(居)」と書いて「高山」を意味し、「リンドウ」は根が非常に苦く、熊の胆よりももっと苦いことから架空の動物である竜の胆「竜胆」を漢名とした(のだそうです)。

このところ避難小屋の近くにクマが出ているという話を聞いていたので、なんだかまた会いそうな気がしていた。
100mくらいは離れていただろうか、今までで一番安全な状況でゆっくり観察することができた。

下山後は一度訪ねてみたかった層雲峡の登山軒さんへ。
しょうゆラーメンは昔ながらのあっさり味で、登山後にはヘビー過ぎずいい感じだった。

ニペソツ山(2013m)[単100]

2019-08-04 | 山単
幌加温泉コース

04:30|登山口
07:30|携帯トイレブース
09:00|ニペソツ山
09:50|ニペソツ山
11:00|携帯トイレブース
13:50|登山口

登り 4時間30分
下り 4時間

(ゆ) 幌加温泉湯元 鹿の谷



エゾヒメクワガタ


左奥がトムラウシ山、右奥が表大雪


正面奥にウペペサンケ山


ハイオトギリ


テントと携帯トイレブース


ニペソツ山


朝日を浴びて食事中のシマリス


ダイモンジソウ


タカネナデシコ


フタマタタンポポ


カワラボウフウ


エゾルリソウ


ナキウサギ


リンネソウ


かれこれ4年ぶりのニペソツ山。
今回は1時前にひがし大雪自然館に到着し、2時間ほど睡眠をとって登山口に向かった。

前回の十六ノ沢コースは2016年の台風の影響で通行不可のため、往復25キロの幌加温泉コースを利用した。
この25キロというのは入山ポストのある(正規の?)駐車場からで、そこから20分ほど歩くと、大多数の方が利用すると思われる駐車場があった。
なんてこった~とガックリきたが、車道はなかなかに劣悪、それに25キロという切りの良さも悪くないなと前向きに考えることにした。

長丁場なので水分は3L持ってきたが、さらに500ml欲しかった(ぬるいヴァームより冷えた麦茶を欲した)。
稜線に出てからは日差しが強烈で、久々に頭がガンガンした。
下山時に少しガスと風が出てきたので助かったものの、準備が甘かったなぁと反省。
それから足の裏が水膨れみたくなり、後半はヒーヒー言いながら歩いた。
これは根性で乗り切り足の裏の皮膚の強靭化を図るのが正解なのか、靴のサイズや中敷きを検討すべきなのか。
次に来るときまでに対策を講じよう。

山中にて二度目のヒグマに出会った。
下山時、前天狗への登り返しの鞍部ですれ違った方が「あそこにヒグマ、いましたよ!」と興奮気味に教えてくれた。
少し高いところまで登ってから教えてもらったハイマツの茂みをのぞいていると、ハイマツをワッシャワッシャ揺らして2mくらいのパンダ・・・いやヒグマ(身体が白っぽかった)が出てきた。
こっちの存在はとうに気づいていたようで、力強い四足駆動でそのまま逃げて行った。
今回もキムンカムイでよかった。
ただ、嫌だったのは逃げて行った方向とこれから登る方向が一緒だったのでウエェと思ったが、再会することはなかった。

その後、テン泊の方と一緒になったが、なんでも写真撮影で3泊されていたと!!
夜は満点の星で(そうですよね~、麓のぬかびら温泉でも綺麗でしたもの)、周囲では人がいるはずないのにガサゴソ音がしていたと・・・(それは先ほどのヒグマかも)。
ここは水の調達が大変なのでテン泊おすすめしません、とのことだった。

なにはともあれ、ニペソツ山は山単100回記念にふさわしい、ヒノモト一の山と実感した。
次回は7月上旬に登りたい。

幌加温泉 鹿の谷

2019-08-04 | いい湯だな



「かのや」と読み、ニペソツ山の幌加温泉コース登山口に近い。

内風呂には入口側から「ナトリューム泉」「鉄鉱泉」「カルシューム泉」と書かれた3つの浴槽があり、いずれも深めで身体がしっかりと温まった。

簀子が敷かれた洗い場にシャワーはなく、間隔を置いて蛇口があった。
これまで見たことのない光景に一瞬戸惑ったが、カルシューム泉の縁に鎮座していた恵比寿様のような風体の常連さんに尋ねると、鉄鉱泉のたらいにたまった湯で身体を洗って入るのだよと教えてくれた。

露天風呂へはサンダルを履いて行くが、蚊多し。

ー2019年8月4日ー