みたび、ソウゾウノゾウ

なるか、三度目の正直。

三段山(1748m)[単239]

2024-08-25 | 山単
吹上温泉コース

07:30|登山口
09:25|三段山
09:55|三段山
11:30|登山口

登り 1時間55分
下り 1時間35分

(ゆ) 吹上温泉保養センター 白銀荘



どの局もてんくらも一日曇り予報だったけど、わからないのが山の天気


朝露たっぷりの笹被り道をしばらく歩くと・・・


全身ずぶ濡れ


笹被りから完全に解放されるのはまだしばらく先


今日もコエゾゼミ、頑張ってます


平地でも感じたが、今年はナナカマドの実成りが結構良いのでは


山頂にて、ゆ君がこしらえてくれたキュウリの味噌漬け


富良野スイカ、サイコー!!


山頂から白銀荘の辺りが小さく見える


コケモモも良い出来


こちらはエゾゼミ


アキアカネ


あのシルエットは・・・


愛しのライちゃんと幸せなひとときを過ごせました

緑岳(2020m)[単238-2]

2024-08-12 | 山単
06:10|白雲岳避難小屋
08:10|忠別沼を見下ろす地点
08:25|忠別沼を見下ろす地点
09:45|高根ヶ原分岐
10:50|白雲岳避難小屋
11:00|白雲岳避難小屋
11:40|緑岳
12:10|緑岳
13:40|登山口

合計 6時間35分

(ゆ) 大雪高原山荘



日の出


トムラウシ方面が徐々に明るく


しばらくしたらすっかり明るく


トムラウシの奥には遠く十勝岳連峰も


高根ヶ原。目立つ青い沼は大学沼、左手前の裸地は空沼


見えづらいが、緑沼・えぞ沼・式部沼・大学沼・高原沼


今日もコエゾゼミ


忠別岳までもう少しなのだけど・・・今日はここまで(左手前・忠別沼)


絵になる男


左・旭岳から右・緑岳まで


雲のかたちも山のよう


ダイセツタカネフキバッタとコマクサ


3時過ぎにトイレに起きて、真っ暗闇の中をスマホ片手にエキサイティングな移動。
依然としてガスで真っ白。テントに戻ってからも少しずつ話し声や準備を始めるガサゴソ音が聞こえたが、どうせこの天気だしと二度寝する。
約1時間後、目覚めたらテントが明るい!なんとまぁ、青空が広がっているではないか。
山の天気は本当に分からない。

急ぐわけでもなくゆっくりと後片付けをしてザックを背負う。
心配していた左足首の痛みもやわらぎ、両肩の食い込み痛もほぼなくなった気がした。(荷物が3kgくらい軽くなったから?)
と思っていたが、1時間も歩かないうちにあの吐きそうな肩痛復活。長くはもちませんでした。

高根ヶ原を見下ろし、忠別岳やトムラウシを望む景色は特に素晴らしかった。
忠別岳が近づくと道が一部ワイルド(笹被り・草被り・ドロドロ)になっていく。

もちろん忠別の頂まで行きたかったが、時間的にも体力的にも今日はここまで。
高低のない道かと思いきや、帰りに見た小屋がずいぶん高くにあって驚いた。

高根ヶ原から肩の痛みと足に力が入らなくなって一気にペースが落ちる。
なんとか小屋までは戻ったものの、少し歩いては座り、少し歩いてはまた座りを繰り返し、特に板垣新道から分岐までの登りはきつかった。
これまでの登山でも何度か経験している脱力・無気力状態に襲われたが、雲が広がって日差しが幾分弱まったおかげで牛歩ながら動き出すことができた。
山の神様はいつだってやさしい。分岐を越えてからは必死に冷えたスイカを思い浮かべ、ようやく緑岳に到着。
山頂がガラガラだったこともあり、石のベッドに寝た。しんどさのピークでひっくり返らずにはいられなかった。

スイカは無理だが、一刻も早く下山して温泉でサッパリし、冷たいシュワシュワしたのが飲みたい(※炭酸飲料です)と、下山はやけにハイペースだった。
辛くてしんどかった分、待ちに待った温泉はたまらなく気持ちよかった。
真っ赤に焼けた首の後ろ、顔、両腕を湯船に入れたときの激痛に思わず声が出たが、それもまた悪くない。

湯口のクマ、新しいなと思ってフロントで尋ねると、昨年からの2代目、先代はオープン当初からで30年近くお湯を出し続けてくれたそうな。
和寒のご高齢の彫り師の方の、おそらくは最後の作品になるだろう、ということだった。2代目も実にいいクマです。

そして、風呂上りに飲んだコーラのなんとおいしいこと!!
高原温泉の玄関のベンチに腰掛け、すっかり車の少なくなった穏やかな午後の風景を眺めていると至福の心地になった。

緑岳(2020m)・小泉岳(2158m)[単238-1]

2024-08-11 | 山単
08:00|登山口
10:10|緑岳山頂
10:25|緑岳山頂
11:10|白雲岳避難小屋
12:30|白雲岳避難小屋
14:30|小泉岳山頂
15:45|白雲岳避難小屋

合計 6時間10分



快晴の駐車場


今年こそ、念願の歩荷さん、やります(2枚だけ)


アオツガがたくさん


高根が原


緑岳山頂から、左・旭岳、右・白雲岳


コエゾゼミ


テント設営デビュー!!昨夜、寝る間を惜しんで予習しておいてよかった


クモイリンドウ


ガスに浮かぶチングルマとイワギキョウ


リシリリンドウ


イワウメ


ホソバイワベンケイ


板垣新道のチシマクモマグサ


最終的に40張くらいになった。小屋もかなり混雑するそう


19:30、寝ます


テント泊に憧れてテントを買ったのはかれこれ5年も前だったか、小屋泊まではいけたが、テント泊は持ち越しだった。
ついにそのときがやってきたが、前日の予習の際、ポールのショックコードがのびのびになっていたのでちょんぎった。
一度のびちゃうと元どおりにはいかず、とりあえずはこれでうまいことやるしかない。

荷物は歩荷さんの2枚を合わせておそらく18kgくらい。
重い。肩に食い込んで、途中から重さで吐きそうになった。
緑岳直下のジグザグ登りは実にきつかったが、なんとか山頂へ。

小屋に着いてからは管理人さんに設営ルールを教えてもらい、アレコレ頭を悩ませながらセッティングした。
昼ごはんを食べてから白雲分岐経由で花探しの旅へ。秋になる途中の花の姿が印象的だった。

昼過ぎから発生したガスはだんだんと濃くなり、結局、夜中じゅうまで晴れなかった。
フライシートが水滴でびっしゃり。