みたび、ソウゾウノゾウ

なるか、三度目の正直。

斜里岳(1547m)[95]

2014-07-06 | 
清里コース

07:25|登山口
10:30|馬ノ背
10:45|馬ノ背
11:10|山頂
12:00|山頂
12:45|上二股
12:55|竜神ノ池
13:40|熊見峠
14:30|下二股
15:30|登山口

登り 3時間30分(旧道)
下り 3時間30分(新道)

(ゆ) 川湯観光ホテル(宿泊)



雲海を眺めながらヨガ


山開きの儀式


沢開き(渡渉)はここから


スリリングな沢登り


どこまでも沢登り


雪渓


お世話になったみなさん(馬ノ背にて)


チシマザクラ


シロバナハクサンチドリ


手前に海別岳、その左奥に知床連山、右遠方には国後島の爺爺岳


雲海の下には田園風景、右奥にオホーツク海


左から西別岳・摩周岳と摩周湖(豆粒のようなカムイシュも)、右から藻琴山と屈斜路湖


眼下の馬ノ背と、そのずっと先に鋭く尖った南斜里岳


エゾノツガザクラ


竜神ノ池


熊見峠に向かう途中、山頂(中央の円い頂)を振り返る


日本で一番遅いとも言われる、百名山・斜里岳の山開きに参加した。

前夜は道の駅「パパスランドさっつる」にて車中泊した(21時25分着)。
施設の方によると、30台近い駐車車両のほとんどが、翌日の斜里岳山開きの参加者だろうとのことだった。
ゆ君にとっては人生初の車中泊。
夜中の気温は12℃まで下がって寒かったが、短時間でも眠れたようで良かった。

山開き当日は午前4時半過ぎに登山口到着。
気温はなんと7℃しかなかったが、朝日が暖かくて気にならなかった。
6時半から始まった儀式の参加者はざっと70名程度か。
儀式を待たずに登る人もたくさんいた。
閉式後は他の山開きのようにグループを組むこともなく、各自自由に山頂を目指した。

こんな季節に桜を見たり、雪渓を尻滑りしたりと、まるで季節が逆戻りしたかのようだった。
ゆ君は慣れない沢の渡渉に身の危険を感じたりもしたようだが、山頂付近の絶景を前に「沢登りで大変だったことなんて忘れたわ」といい笑顔をしていた。
登山時間以上にヘトヘトに疲れる山だったが、最高の日に二人で登ることができて本当に良かった。

また、ゆ君には「二度と車中泊なんかしたくない」と言われることを覚悟していたが、思いがけず、「次は毛布をたくさん持ってかなくちゃ」なんて前向きな発言を聞かされたものだから、すっかり夢が膨らんでしまった。
帰路、いつかの摩周岳登山のために道の駅「摩周温泉」を下見した。
そう遠くない未来、ここで車中泊をするのだ……。