みたび、ソウゾウノゾウ

なるか、三度目の正直。

緑岳(2020m)[単180-2]

2022-06-26 | 山単
06:20|白雲岳避難小屋
06:50|緑岳
09:30|登山口

合計 3時間10分

(ゆ) 大雪高原山荘



どこを見ても咲いている花はまだわずか


爆風の中、時折トムラウシの王冠が見えた


緑岳を振り返る


レンズ雲


登山道は雪解け水で沢に


忠別岳はいつの日かに持ち越し


2日目は4時半起き。
連日の睡眠不足を一気に取り戻すができた。

昨日よりも風が強くて雨交じりだったが、寒くないので助かった。
急ぐ必要もないので、ゆっくり時間をかけて支度をした。
みなさんもだいたい同じような感じ。

緑岳山頂付近が風のピークで、顔の肉が終始プルプル踊っていて、美顔効果があったかもしれない(いや、ない)。

下界は過ごしやすくまずまずの天気。
高原温泉の日帰り開始の10時半まで、お泊りセットを乾かしたりしてゆったり過ごした。

緑岳(2020m)[単180-1]

2022-06-25 | 山単
08:40|登山口
11:10|高根ヶ原(三笠新道の雪渓終わり)
12:15|白雲岳避難小屋

合計 3時間35分



えぞ沼


三笠新道に向かう


重い荷物を背負ってのこの斜度はなかなか・・・


ミネズオウ


ガスに包まれる小屋


なんとか窓ありスペースを確保


暴風


夜ごはん


今年の目標の一つであり、念願だった小屋泊(キナバルはまぁ別モノとして)がついに現実のものとなった!!
うれしい!めちゃめちゃうれしい!!

初日は忠別くらいまで行って、二日目は白雲~緑、いやその逆もまたオツなり・・・などと勝手に絶好のコンディションをイメージして妄想を膨らませていたが、現実はそううまくいかず、強風~暴風~爆風一歩手前のなかなか厳しい状況だった。

それでも初の小屋暮らしは刺激的だった。
一番驚いたのは、小屋の中でみなさんそれぞれごはんを作っていたこと!
周囲に気をつけてであればガスストーブも使ってよし、そんなことも知らなかった。

電波はdocomoならトムラウシ側の窓際でいけるとのことだったが、そこがおそらく小屋で一番の特別室?いや、スペース。
連泊と思われる方がすでにゲットされていた。
よって電波を求めて暴風の中、外へ。やはりトムラウシ側に行くと電波あり。

あとはマットレス。
2階の方が幾分暖かいということだったが、さすがに黙っていると寒い。
これが地べたとなると非常にきつい。
このマットレスを空気を入れるタイプにするか、気軽な折り畳み式にするか、なるほど、実際にその場面になるとどっちがよいか考えてしまう。

とまぁ、次から次になるほど~ということがあり、退屈はしなかった。
持参した新書を読んだり、窓からクマでもいないかな~と眺めていたら、日暮れどき、暴風の中、キツネとウサギとリスらしき動物を発見。

朝日を拝むなら緑岳、ということだったが、明日も風はやまなさそうだったので、ゆっくり寝ることにした。
今度は満点の星空を見たいもんだ・・・しかし、風のゴーゴー音はまるでキナバルと同じじゃないか・・・高山病で苦しんでいない分ましか・・・

定山渓天狗岳(1145m)[単179]

2022-06-19 | 山単
熊ノ沢コース

05:40|白井二股
08:25|ルンゼ
08:35|定山渓天狗岳
08:45|定山渓天狗岳
11:05|白井二股

登り 2時間55分
下り 2時間20分

(ゆ) 小金湯温泉 湯元 旬の御宿まつの湯



タチカメバソウ


エゾグンナイフウロ


エゾノハナシノブ


イワベンケイとアサギリソウ


今日もルンゼ手前で帰ろうかと思ったが、久々に登った。岩が雨でツルツルで下りが恐怖


シコタンソウ


ヤマハナソウ


イワオウギ


山を泣かせてしまった気がする。
今日も後半からはずっと雨だった。

撮りづらいところに咲く花を無理に撮ろうとしてもたいてい失敗作になるだけ。
なにより、山をいらずらに傷づけるだけ。

反省の山だった。

定山渓天狗岳(1145m)[単178]

2022-06-11 | 山単
熊ノ沢コース

06:00|白井二股
08:20|ルンゼまでもう少しの地点
10:30|白井二股

登り 2時間20分
下り 2時間10分

(ゆ) 小金湯温泉 湯元 旬の御宿まつの湯



タニウツギが綺麗な季節


地味だけどいつも気になるヒメナツトウダイ


やっぱり気になるヒメナツトウダイ


イワベンケイ


奥・キクバクワガタの手前に葉裏が赤いヤマハナソウ


サクラソウモドキ


センボンヤリがひっそりと


エゾグンナイフウロ


シコタンソウ


毎年見事なオオバミゾホオズキの大株


どうも近年は花のたくさん咲いている山に登ると途中でおなか一杯になってしまい、山頂まで行かなくてもいいかぁ~と、つい自分を甘やかしてしまう。
今日も山頂はガスで真っ白だし、ルンゼとか怖いし、花もたくさん見られたしブツブツ・・・ということでルンゼの手前で引き返すことにした。

定天に登ると、素敵な出会いがある。
花はもちろんだけど、人との出会いも。

今日お会いした御仁はとんでもない花の知識と山の経験をお持ちの方で、親切にも一緒に下山してくださり、興味深すぎる話をたくさん聞かせていただいた。
これはもう、ぜひとも花のお師匠さんになっていただきたい。

帰りの林道歩きも短く感じてしまうくらい楽しい下山だったが、天狗小屋に戻るとさらなるサプライズが!!
なんと、またしてもウメシュンさんご夫妻にお会いしてしまった。
「特徴的な顔をしてる」とのことで、ご記憶いただいており、恐悦至極に存じますっ!
(きわめて平凡な顔のはずなんだけどなぁ・・・)

温泉でサッパリした後は、恒例の「SOTO CAFE SAKURA」でお気に入りのアフォガードを。
いつものお店のお兄さんも元気そうでなにより。
今度は川沿でジェラート屋さんを始めるそうで、お兄さんはそっちとこっちを行ったり来たりと。
大変そうだけど、商売繁盛なによりです。応援しています。

青空の下、八剣山を眺めながらおいしいアフォガードをいただいた後は、これまた恒例の「よりみち」でお昼の焼鳥を購入。
鶏も豚も、肉が大きくて塩加減が絶妙なんだな、これが。

理想的な休日の過ごし方ができました。