みたび、ソウゾウノゾウ

なるか、三度目の正直。

北広山(485m)[101]

2014-08-31 | 
仁井別川コース

08:00|登山口
08:45|白樺平
08:55|山頂
09:05|山頂
09:15|白樺平
09:35|登山口

登り 55分
下り 30分



山頂より紋別岳を望む


最初の山頂標識


二つ目の山頂標識


笹トンネルに突入(下山時)


昨日の楽しい登山から一転、今日はひたすらテンションが下がり続ける登山だった。

原因はコース前半の泥道、そして笹、笹、笹!!
極めつけは稜線に出る直前の笹トンネル。
トンネルを抜けてすぐに山頂標識が見えたのは唯一の救いだった。
笹のおかげでいつもはゆっくりペースの歩みが一気に早まった。

そして、笹と言えば……。

帰りに立ち寄ったスーパーでレジ待ちの際、首筋を歩くマダニを捕まえた。
1匹だけかと思ったら、もう1匹、しっかりお腹にくっついていた。
イチャンコッペの野郎の少し上をやられた。

これだからは笹は嫌なんだ!

百登山おめでとう

2014-08-31 | もろもろ
クマ: ゾウさん、記念すべき百回目の登山、おめでとう。

ゾウ: ありがとう、クマさん。どの山にしようかすっごく悩んだよ。まだ登ったことがなくて節目にふさわしい山か、これまでに登った中で特に印象深い山か。

クマ: 悩んだ末に前者を選んだんだね。黄金山だなんて、金メダルみたいでまさに百回記念にふさわしいね。

ゾウ: 金メダルは大げさだよ~。四週間前の赤岳なら花があって、それに白雲とのセットで「紅白」の縁起良さもあるから最高だったんだけど、ちょっとだけタイミングが合わなくて。

クマ: さて、月並みだけど、百回を振り返って今どんな気持ちだい?

ゾウ: 一番良かったなぁって思うのは、低い山から少しずつ登山を始めたことかな。セオリーどおりと言ったらその通りなんだけど、正直、自分一人だったら、もっと早いペースで高みを目指していたと思うんだ。

クマ: でもさ、それはそれでもいいんじゃないの?ボクの周りにも初めての登山で羊蹄山に登るって人、結構いるよ。

ゾウ: もちろん全然オッケイだよ。たぶん、体力さえあれば登る分には問題ないだろうしね。ただ、ボクの場合は小さな目標がちょっとずつ達成されていくのが楽しくてね。なんだか登山そのものみたいでしょ。百回登っても山頂はさっぱり見えないけど、なんだかとてもいい登山をしている気がするよ。

クマ: セオリーどおりに登らせてくれた奥方には感謝しないとね。

ゾウ: そうそう。そもそもゆ君に誘われて始めた登山だったからね。あれは二〇〇四年の秋か。当時はこんな記録をつけるほど登山するとも思ってないから、今となっては正確な日にちも分かんないんだけど。

クマ: その藻岩山ですっかりはまってしまった、と。

ゾウ: いや、そういうわけでもないんだよ。もともと小さいときから自然に親しんでいた方だったと思うけど、大きくなってからはパッタリで。このときの藻岩山でもすぐにスイッチは入らなかったなぁ。その証拠に、それからしばらくはトレーナー、ジーンズ、スニーカーにショルダーバッグといういでたちで登っていたもん。あんまり気合入ってないでしょ?

クマ: ハハハ、今じゃ考えられないね。ゾウさんの記録によれば、二〇〇七年あたりから本格的に登り始めるようになったようだね。

ゾウ: そうだね。その頃の小さな目標は千メートル級の山で、大きな目標が羊蹄山。ボクの憧れは定山渓天狗岳でゆ君は余市岳。「憧れ」と「目標」の山が違うってのがおかしいでしょ。未知の世界への恐怖から、登山前はネットで情報を集めまくってね。ゆ君には言わなかったけど、「この命、明日はあるか」って頭の片隅でいつも思っていたよ。

クマ: そんなゾウさんが一番印象に残っている山って?

ゾウ: う~ん、難しいなぁ。それこそ小さな目標だった二〇〇八年七月の恵庭岳かな。緊張して前の日あまり眠れなくてね。しかも、当日の朝は天気が良かったんだけど、登山口が近づくと一面ガスで真っ白になって。とても不吉な予感が漂ったよ~。けど、頑張って登って正解だった。七合目から見た山頂の眺めはそれまでの登山で味わったことのない素晴らしさでね、とっても幻想的だったのを覚えてる。スイッチと言えば、そのときに入ったかもね。

クマ: それにしても、昔のことを随分こと細かに覚えているもんだね。

ゾウ: いや、実はね、数年前まではこのブログにも詳しい記録を残していたんだけど、あるとき文章作るのが面倒になっちゃってね。全部消しちゃったのさ。今にして思えば残しておいても良かったかもなぁ。気分屋だからさ、ボク。「ソウゾウノゾウ」ってブログも二回やめちゃって、今は「みたび」が付いたし……。

クマ: 大丈夫、今回はきっと続けられるよ。お二人で登った「山」の他に、最近じゃゾウさん一人で登った「山単」も増えたしね。

ゾウ: ありがとう、クマさん。嫌にならない程度に頑張るよ。あ、そうそう、脱線しちゃったけど、印象に残っている山の話だったよね。これはゆ君とも一致してるんだけど、充実感で言うなら断トツで先月の斜里岳です。初の車中泊から始まって、沢登り、最高の景色と盛りだくさんだったからね。花で言うなら去年八月の黒岳だよ。雪どけが遅かったせいもあって、コマクサやチングルマに初めて出会えたよ。それから、辛さで言うなら二〇〇九年八月の余市岳。歩けども歩けども山頂は遠くて、暑くて暑くてとても疲れたよ。あんまりに疲れたもんだから、帰りの運転で一瞬意識を失ってゾッとしたのを覚えてる。

クマ: じゃあ、最後に今の目標を発表してください。

ゾウ: 小さな目標としては今年中にニペソツ山を目指すよ。本当は去年登りたかったんだけど、登山と関係ないところで苦い経験をしちゃったからね。あとは摩周岳。これは単純に摩周湖が大好きだからなんだけど、遠いからなかなかチャンスがなくて。トムラウシ山とか羅臼岳とか、海を渡って日本アルプスに屋久島の山々……。登りたい山はそれこそ山ほどあるなぁ。大きな目標は十勝岳から旭岳への縦走かな。特に南沼でのテント泊に憧れてるんだ。でも、これは最も大きな関門の一つだよ。なにせ、うちのゆ君は山で絶対泊まりたくない人なんだ。それに、縦走も大嫌い。今までで一番嫌だったのが風不死岳・樽前山の縦走だって言うくらいだから。あとはただ登るだけじゃなくて、山の環境に役立てる何かをしたいな。自分のためにね。山にはいつまでも元気で長生きしてほしいからね(笑)

クマ: ゾウさんの登山熱はまだまだ醒めそうにないね。二百回記念でまた再会できそうなので安心したよ。それじゃあ、それまで冬眠します。おやすみなさい。

黄金山(739m)[100]

2014-08-30 | 
兼平沢新道コース

07:55|登山口
09:15|山頂
09:45|山頂
10:55|登山口

登り 1時間20分
下り 1時間10分

(ゆ) 浜益温泉



前ピークに立ち、勇ましいゆ君


左から浜益岳・群別岳・奥徳富岳・南暑寒岳


足の竦む前ピーク


国道451号より、黄金色の稲穂と端正な山容の黄金山(右端)


各種の持病(今の旬は腰痛)に苦しみながらも、今年のゆ君は登山にとても積極的だ。
斜里岳のきつさを乗り越えて以来、自信がついたらしい。
おかげで今日も素敵な山に登ることができた(ちょっと怖かったけど……)。
二人とも大いに気に入ったので、季節を変えてまた登りに来ようかな。

藻岩山(531m)[単20]

2014-08-24 | 山単
05:50|市民スキー場入口コース登山口
06:45|山頂
06:55|山頂
07:45|慈啓会病院前コース登山口
07:55|慈啓会病院前コース登山口
08:25|馬の背
08:45|T6分岐点
09:40|小林峠コース登山口
10:50|T6分岐点
11:00|馬の背
11:20|山頂
11:35|山頂
12:15|市民スキー場入口コース登山口

合計 5時間50分



ツルニンジン


キツリフネ


ヤマハハコ


トリカブト


ミミコウモリ


ゲンノショウコ


サラシナショウマ

藻岩山(531m)[99]

2014-08-18 | 
慈啓会病院前コース

08:55|登山口
10:05|山頂
10:35|山頂
11:30|登山口

登り 1時間10分
下り 55分



二人ともこの辺りの景色が好き


決してポカッと叩いているのではなく、静かに水かけ中

来馬岳(1040m)[98]

2014-08-14 | 
カルルス温泉コース

08:50|登山口
09:15|第二リフト終点
10:40|山頂
11:00|山頂
12:00|第二リフト終点
12:20|登山口

登り 1時間50分
下り 1時間20分

(ゆ) 登別カルルス温泉 湯元 オロフレ荘



名簿によると登山者は少なさそう


きつい登りに「(斜度)80度はあるよ!」とゆ君(実際には27度……)


山頂標識の奥にオロフレ山、その後ろに徳舜瞥山・ホロホロ山


正面に橘湖、右奥に倶多楽湖


再びスキー場を下る

三角山(311m)[97]

2014-08-03 | 
山の手側入口コース

11:45|登山口
12:20|山頂
12:40|山頂
13:10|登山口

登り 35分
下り 30分



ツリガネニンジンのような、モイワシャジンのような……(がく裂片を見ても判断つかず)


PM2.5も影響?連日の真夏日で上空はモヤモヤ


大倉山方面が随分賑やかだなぁと思ったら、どうやらスキーのサマージャンプが行われていたらしい。
優勝した高梨沙羅選手の大ジャンプ、双眼鏡を持っていたら見えただろうか。

赤岳(2078m)~白雲岳(2230m)[96]

2014-08-02 | 
07:20|銀泉台
07:30|登山口
07:55|第一花園
08:15|第二花園
08:25|奥の平
08:40|コマクサ平
10:00|赤岳
10:30|赤岳
11:00|小泉岳
11:50|白雲岳
12:30|白雲岳
13:30|赤岳
14:35|コマクサ平
15:10|第一花園
15:30|銀泉台

合計 7時間

(ゆ) 層雲峡 黒岳の湯



エゾツツジ


ミヤマキンバイ


第三雪渓を前に「小梅ちゃん梅干ぐみ」注入


エゾコザクラ


チシマツガザクラ


ユキバタカネキタアザミ(?)


イワギキョウ


左端に烏帽子岳、その右の赤岳山頂から続く長い道


リシリリンドウ


エゾイワツメクサ


ヨツバシオガマ


白雲岳山頂から後旭岳(手前)と旭岳(奥)


辛うじて見ることのできたコマクサ