みたび、ソウゾウノゾウ

なるか、三度目の正直。

浦臼山(718m)~隈根尻山(971m)[単105]

2019-09-29 | 山単
浦臼山(718m)・樺戸山(890m)・隈根尻山(971m)

06:50|登山口
07:55|浦臼山
09:00|樺戸山
09:35|隈根尻山
09:55|隈根尻山
10:20|樺戸山
11:10|浦臼山
11:50|登山口

合計 4時間40分



砂防ダムのある登山口


右から左の山に向かって登る


夕張岳・芦別岳方面


ツルリンドウの果実


手前・待根山と奥・ピンネシリが重なって見えた


手持ち標識も悪くない


隈根尻山山頂に延びる笹刈道


隈根尻山山頂にて


笹刈道


大ファンだった朝ドラ『なつぞら』が昨日で最終回を迎えたということで、ここはぜひ物語の舞台・十勝の山に行こうと思っていたのだが、気力及ばずもう少し近場にすることに。
「開拓者」つながりで閃いたのが『新十津川物語』に出てくるピンネシリで、そこから樺戸山塊の縦走にたどり着いた。
「浦臼町地域おこし協力隊」により、ごく最近、廃道となっていた樺戸山~隈根尻山間の笹刈りが実施されたという情報が決め手になった。

ちょっと放っておけば、あっという間に笹で覆われそうなコースだった。
樺戸山~隈根尻山間は傾斜もあるので、藪漕ぎで突き進んで行くのは至難の業だっただろう。
よくぞここまで見事に刈ってくださいました・・・と、ただただ感激の光景だった。
ただ、歩くたびバキバキと音の鳴る笹刈道は、足元に敷かれた笹の残骸がつるつる滑って危ないので注意。

隈根尻山に向かう途中からどんどんガスが出てきて、帰りはずっと稜線上の強風と打ちつける雨にさらされ、駆け足気味に下った。

下山後、林道走行中に嫌~な音がしたと思ったら、案の定、タイヤがパンクしていた。
応急処置は不可と判断し、少し先の農道まで走ってJAFを待つこと約1時間半。
その間、通り過ぎたのは車1台と住民1名のみ。
雨は上がってお日様が顔を出し、ポカポカ陽気の中、雨で濡れたグッズを乾かしたりして過ごした。

こんな状況だからまだよかったものの、例えば雨が降る中、電波の届かない山深い林道でパンク・・・なんて考えると、かなりゾッとした。

五天山(303m)[単104]

2019-09-22 | 山単
09:25|五天山公園駐車場
09:40|第2見晴らし台
09:50|山頂
10:00|五天山入口
10:10|山頂
10:30|五天山公園駐車場

合計 1時間5分



五天山(駐車場より)


ナナカマド


タマサキクサフジ(外来種。近くにシロバナもあり)


オオイタドリの雌花(雌花は垂れ下がり、雄花は立ち上がる)


五天山神社奥宮


五天山入口


この時期はマタタビ、サルナシ(コクワ)、ハイイヌガヤ、ヤマボウシなどの果実を見ることができるそうだが、ボーッと歩いていたせいか、まったく目に入らなかった。

山頂手前でエゾライチョウに会った。

大雪高原沼めぐり[145]

2019-09-21 | 
07:20|登山口
08:15|滝見沼
09:15|高原沼
09:30|高原沼
09:45|裏高原沼
10:00|高原沼
11:00|滝見沼
12:00|登山口

登り 2時間10分
下り 2時間15分

(ゆ) 層雲峡 朝陽亭



レイクサイト


記帳


土俵沼


スタッフの方が木道の雪を取り除いてくれていた


突然の雪にも負けないエゾオヤマリンドウ


滝見沼


緑の沼


鴨沼


えぞ沼


高根ヶ原と紅葉


式部沼


スタッフの方が作った雪だるまと平ヶ岳


高原沼と緑岳を眺めながらおにぎり休憩


裏高原沼


雪解け道に注意しながら下る(眼下には大学沼)


手をいれてごらんなさい。


二人の仕事の休みと快晴予報が重なり、中二日ではあったが、再び聖地・大雪へ。
前回目にした、われら史上最高の紅葉を思い出しながら二度目の高原沼を訪ねたが、あまりに違いすぎる景色に驚いた。
黒岳石室の管理人さんの予告通り、三日前の夜に降り出した雪が積もり、大学沼では昨日時点で20cmも積もったそうだ。

3時に自宅を出て、レイクサイトから6時半の始発バスに揺られること25分、ヒグマ情報センターに到着。
トイレを済ませ、7時10分からレクチャー動画(前回はセンターの方による説明だった。今回は動画のところどころでセンターの方による補足説明あり)を見て、いよいよ登山を開始した。

紅葉はだいぶ遅れているとのことだったが、雪と一緒に見られるのはまた味わい深かった。
折り返す頃には登山道上の雪は解けてドロドロになり、その狭い道で大勢の人とすれ違うのはなかなか大変で、ゆ君は相当疲れた様子だった。

先日15日、2016年の台風被害からずっと閉鎖されていた右回りコースが開放となったそうで、今日もわれらが裏高原沼に向かう途中ですれ違ったスタッフの方が「たった今、通行可能となりました!」と教えてくれた。
ただ、トレースは不明瞭で足元もかなりよくない(岩が滑る)とのこと。
今日は無理をせずもと来た道を引き返すことにしたが、一周できるようになったことはとても嬉しい。
来年こそは三笠新道を歩いて、その帰りに右回りコースを使えたらいいかもなぁ(しかし、黒岳石室泊とのバッティングを避けねば・・・)。

黒岳(1984m)[144]

2019-09-18 | 
06:50|黒岳7合目
08:00|黒岳
09:00|雲ノ平(途中まで歩いて引き返す)
09:20|黒岳石室
09:40|黒岳石室
10:05|黒岳
11:25|黒岳7合目

合計 4時間15分

(ゆ) 層雲峡 黒岳の湯



記帳


マネキ岩


参拝


ゆ君、今年5回目の登山


雲ノ平へ


ヒメクロマメノキとウラシマツツジの紅葉


石室と紅葉


曇っていても大雪の紅葉は素晴らしい


ハナゴケ


チングルマの紅葉と北海岳


9月も中旬を過ぎたし、5日前の層雲峡ビジターセンターの情報では、黒岳や赤岳の紅葉は見頃に近づきつつあるとのこと。
天気予報が局によってまちまちで行こうかどうか迷ったが、思い切って行って正解だった。

山頂まではあまり紅葉が進んでいない感じだったが、石室に向かう途中の凌雲岳から北海岳にかけては十分見応えがあった。

石室の管理人さんとの会話も楽しかった。
管理人さんは毎年、石室の営業が始まる6月20日頃の10日前から常駐しているそうで、山開きより前のこの時期は動物たちに出会う機会が多く、また、雪が解けた場所から次々に花が咲くので一番のオススメと教えてくれた。
温暖化の影響なのか、昔は9月上旬頃に見頃を迎えた紅葉が、今では9月中~下旬にずれてきていると話していた(下山後に訪ねた市根井孝悦さんの写真ミュージアムの展示にも、大雪の紅葉が昔のように紅く色づかなくなったという市根井さんのコメントがあった)。

今夜からは雪が降り、初冠雪となるだろうとのこと。
実は先月も先々月も雪は降っているそうだが、まとまった量が降らないと初雪とはならないらしい。
(ちなみに昨年、りんゆう観光の独自観測ではあるが、8月17日に初雪となった際にはなんと50cmも積もったそうだ!)
話を聞きながら、すでに頭の中は来年の6月、石室泊デビューを楽しんでいる自分の姿でいっぱいだった。

黒岳の山頂の小さなお社をのぞき込んだゆ君が驚きの声を上げた。
なんとお社の中には「那智山青岸渡寺」のお札が奉納されているではないか!
このお社はもう何度も見えているのに、ちょうど一ヶ月前に那智山青岸渡寺を訪ねたばかりの今、このタイミングでお札の存在を知ったことに運命を感じた。

下山時にマネキ岩の上空を飛ぶドローンを発見。
ここはドローン禁止のはず・・・と不審に思って操縦している二人組に声をかけると、なんと北海道新聞の記者さんたちであった。
10月2週目の道新夕刊に掲載予定の特集記事を作っているそうで、もちろん飛行許可を得ているとのこと。(失礼しました!)
撮影中にもかかわらず、とても親切丁寧に記事のことを教えてくれたりドローンの映像を見せてくれたりした。
朝刊を買っていれば電子版を見ることもできるとのこと。
記事を読むのがとても楽しみだ。

神威岳(983m)・烏帽子岳(1110m)[単103]

2019-09-10 | 山単
06:30|百松沢小屋
08:10|見晴台
08:50|神威岳
09:00|神威岳
10:00|烏帽子岳
10:45|分岐
11:15|神威岳
12:40|百松沢小屋

合計 6時間

(ゆ) 小金湯温泉 湯元 小金湯



百松橋は老朽化により車で通れない


バカの実がびっしり


サラシナショウマ


スジクワガタ(神威岳山頂にて)


ツルリンドウ


エゾノキリンソウ


烏帽子岳山頂


ところどころ紅葉


先日、藻岩山で会ったNさんから、この夏に神威岳・烏帽子岳の登山道整備が行われたとの情報をいただいたので様子を見てきた。

車両通行止めとなっている百松橋を歩いて渡った。
当初、平成29年8月17日から9月30日までの通行止めだったが、橋梁の老朽化が著しかったために現在まで延長されているようだ。

おそらくこの関係で以前より登山者が減っているのだろう、整備されてからまだ間もないはずなのに、笹などのかぶりが結構うっとうしかった。
烏帽子岳方面は前回もそうだったが、より笹かぶりがひどい。
(ただ、今日一番うっとうしかったのは蜘蛛の巣!)
林道も以前より荒れている気がした。

うっとうしくはあったものの漕ぐほどでなかったのは、やはり整備してくださった方たちのおかげだろう。
そういえば、5年前の前回も石狩森林管理署の森林保護員の方のブログで烏帽子岳の整備を知ってトライしたのだった。
本当にありがたいことです。

こんな時期にエゾノキリンソウがまだ咲いていたことに驚いた。
好きな花に会うことができて嬉しかった。

オソウシ温泉 鹿乃湯荘

2019-09-07 | いい湯だな





まるで登山口に向かうかのような狭い林道を7km走った先にあり、玄関先で温泉犬のケンが迎えてくれた(というか、玄関を封鎖していた)。

pH10.06の(強)アルカリ性の温泉はとてもめずらしいそうで、キラキラ光る透明の湯は濃厚な化粧水のようにやわらかかった。

泉温は26.9℃と低い。
加温した源泉とそのままの源泉が隣り合う内風呂では極上の温冷交互浴が楽しめたし、露天風呂のすぐ近くには源泉塔が立っていて、ジャバジャバと湯があふれ出ていた。

これはまた、素晴らしい温泉に出会ってしまった。

ー2019年9月7日ー

かんの温泉 然別峡かんの温泉

2019-09-07 | いい湯だな



かんの温泉を訪ねたのは二度目だが、どちらも「ウヌカル」で、「イナンクル」と「イコロ・ボッカの湯」はまだお預けだ。

5つある湯船はいずれも温泉成分の濃厚なナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉。
5つともメタけい酸が150~200mg、メタほう酸はとても多く150mg前後、コンカニペの湯にいたってはなんと201.2mgも含まれている(ニキビがあっという間に治るかも)。

「また会おうね」のウヌカルアンナーの湯が心地よく、「また会おうぜ」のウヌカルアンノーの湯になると少々熱い。
シロカニペとコンカニペは湧出量に合わせたとてもとても小さな湯船だが、波切の湯は広い(いずれも少々熱い)。
ウヌカルはアイヌ語で「出会う」という意味。
かんの温泉との出会いとしては大満足したので、次こそは「幸せ」を意味するイナンクル、そして足元湧出の稀少な「イコロ・ボッカの湯」に入りたい。

※ ①加水、②加温、③循環(ろ過含む)及び④消毒処理(又は入浴剤使用)の4項目の表示について該当しない。

ー2019年9月7日ー

三角山(311m)[143]

2019-09-01 | 
山の手側入口コース

10:20|登山口
10:50|山頂
11:00|山頂
11:25|登山口

登り 30分
下り 25分



ツユクサ


アカソ


ゆ君、今年4回目の登山


車で登山口に向かう途中、円山辺りから急に雨が降り出しガクッとしたが、幸運にも登山口の手前でやんでくれた。

これといった花にも出会えなかったが、穏やかな心地よい登山だった。
ゆ君、苦手の下山が今日は絶好調で上機嫌だった。