みたび、ソウゾウノゾウ

なるか、三度目の正直。

三菱山(482m)[121]

2016-05-29 | 
09:10|登山口
10:20|山頂
10:25|山頂
11:05|登山口

登り 1時間10分
下り 40分



こっちは行き止まり


すぐその気になる


今日もいい天気(山頂より)


ここのところ、週末は天気に恵まれている。
おまけにゆ君が絶好調で、こんな花粉の時期に3週連続登山なんて前代未聞だ。

なのに、昨夜はなんだか気分が重くて、なかなか行き先を決められなかった。
結局、近場の砥石か盤渓に絞り、より短時間で登り下りできる盤渓ということになった。
そんなことなら、無理して行かなければいいのだが、それはそれで精神衛生上よろしくない。

そんなわけで盤渓山を登り始めたところ、昨年よりも勢力を増した笹に気分が萎え、早い段階で撤退。
これからどこかに車を走らせる気力もなく、盤渓市民の森から三菱山に登ることにした。

初めて登る山だったが、ちょうど今日の気分にピッタリでいい感じで楽しめた。

岩内岳(1086m)[120]

2016-05-22 | 
スキー場コース

08:45|センターハウス
08:50|登山口
11:25|山頂
12:30|山頂
13:45|登山口
13:50|センターハウス

登り 2時間40分
下り 1時間20分

(ゆ) いわない温泉 おかえりなさい



山開きの儀式


手前に桜、遠くに残雪の積丹岳


雷電山方面


ニセコ連峰の先に羊蹄山


下山を開始した一行


ムラサキヤシオツツジ


岩内岳山開きに初めて参加した。
参加者68名、圧倒的に地元率が高かった。

山開きの儀式は場所によって様々で、当地では儀式終了後にお供えものが参加者に配られた。
スルメと力餅を二人でいただいた。

花はそれほどでもなかった(鼻は連日の花粉吸引で死にかけだった)が、一日を通して快晴だったこともあり、眺めがとても良かった。
ゆ君はなぜかこの日絶好調で、下りは参加者をぐんぐん抜き去り、あっという間に登山口に到着した。

下山を早く感じられることなんてめったにないことだ。

定山渓天狗岳(1145m)[単36]

2016-05-21 | 山単
熊ノ沢コース

06:00|白井二股
06:30|登山口
08:30|山頂
09:20|山頂
11:25|登山口
11:50|白井二股

登り 2時間30分
下り 2時間30分

(ゆ) 小金湯温泉 湯元 小金湯



ルリビタキのオス?


余市岳


エゾノイワハタザオ


エゾエンゴサク


エゾノリュウキンカ


春のジョウテン


連日、晴れが続いている。
札幌は今日、29℃まで気温が上がった。

よく晴れた春の日の、仕事のない土曜の朝。
8時頃の山頂着を目指して登り始め、着いたら1時間くらいのんびりしてから下山する。

登りは谷にまだ太陽が届かないので涼しく快適、下りは自分のお気に入りの一帯に着く10時頃、やわらかな朝の光で辺りが明るくなっている。
お気に入りの一帯にはこの時期、エンゴサクやカタクリなどが咲き、雪解け水があちらこちらをチョロチョロ流れ、その傍にリュウキンカが咲く。
どうにも居心地がよくて足が完全に止まってしまう。
明るくなるとともに、虫たちの動きが活発になるのは難点だが。

午前中のうちに下界に戻り、小金湯温泉に浸かり、冷たい水とコーヒーゼリーソフトパフェをいただいて家に帰る。
これが春のジョウテン最高の贅沢コース。

それにしても、山頂で食べた板チョコ入りのパン、やけにおいしかったな~。

神居尻山(947m)[119]

2016-05-15 | 
Bコース

08:20|駐車場
08:40|登山口
10:20|山頂
10:30|山頂
12:00|登山口
12:20|駐車場

登り 2時間
下り 1時間50分


(ゆ) 新篠津温泉たっぷの湯



Bコースの登山口に向かって歩く


カタクリ


ミヤマスミレ


増毛連山


B・Cコース合流地点に向かう途中、山頂を望む


ショウジョウバカマ


深い谷底


谷底からの強風を受けながら歩く


ニリンソウ


花粉におびえるゆ君がこんな時期に山行きを承諾するなんてまさに奇跡としか言いようがないのだが、行くと決まったからには何としても良い印象を残し、来春以降に繋げなくてはならない!

花粉対策にゆ君は「ノーズマスクピット」を装着して臨んだ。
どうやらこれは一定の効果があったと思われる。
なぜなら、帰りの車中でいつもと変わらず「痒いな~」と鼻をグリグリしていたゆ君の横で、自分はいつもの何倍もくしゃみと鼻水と目頭の痒みに苦しめられ、地獄の時間を過ごしていたから。

登山道の両脇にはカタクリとエゾエンゴサクがたくさん咲いていた。
ゆ君、これまでは気にも留めなかったカタクリをえらく気に入ったようだった。
「今日はカタクリ記念日!」と記念日を制定してしまったほどだ。
ちなみに、エゾエンゴサクは名前が覚えづらく、形も気に入らないと不評だった。
可憐だし、春が来たな~って感じで、ボクは好きだけどなぁ~。
「エンゴ射撃って覚えればいいんだ」と言っていたけど、多分もう覚えていないだろう。

目にした花は他にエゾノリュウキンカ、ヒメイチゲ、ナニワズ、シラネアオイ、エゾワサビなどなど。
個人的には咲きたてのピンピンしたショウジョウバカマをまだ見たことがなかったので、目にすることができて嬉しかった。
麓にはまだ桜が綺麗に咲いていた。

稜線に出てから急に風が強くなった。
B・Cコース合流地点を過ぎて山頂に向かう途中、コース右手の谷底から吹き飛ばされそうなくらいの風に見舞われた。
この谷底一帯の景色もゆ君に好印象(すごい、という意味で)を与えたようだ。
残雪も手伝ってか、なかなか荒々しく迫力のある光景ではあったが、時折予想外のものに感銘を受けなさる。

実は神居尻山はゆ君が登ったことがあって自分が登ったことがない最後の山。
これがどうにも悔しくて、数年前から虎視眈々と機会をうかがっていたのだった。
ようやく念願が叶い、感無量なのであった。