みたび、ソウゾウノゾウ

なるか、三度目の正直。

濁川温泉 元湯神泉館 にこりの湯

2020-09-22 | いい湯だな





自分好みのとっておきのお湯をブログに記録しようと決めたのは、昨年、にこりの湯に出会ったことがきっかけだった。
最初に受けた感動が大きいほど二度目はそうでもなかった・・・なんてことはよくある話だが、にこりの湯はやっぱり相性がよい感じがした。

一年前にはなかった習慣として、入浴前に温泉分析書を眺めるようになった。
確かに「ナトリウム・マグネシウム-」という泉質はあまり見たことがなくて、正苦味泉(湧駒荘など)くらいかも。

炭酸水素イオン1,274mg、メタけい酸201.8mg、メタほう酸30.5mgと、美肌要素も申し分なし。
待合所の「にこり豆知識」の泉質紹介もとても読みやすい。

入浴後は、おなじみの温泉熱育ちのトマトジュース「なんでこったらにうまいんだべぇ~」をいただく。
当温泉から元気をもらいました!

※ ①加水、②加温、③循環(ろ過含む)及び④消毒処理(又は入浴剤使用)の4項目の表示について該当しない。

ー2020年9月22日ー



とにかくご主人の熱い温泉愛を感じた。

マグネシウムを含むめずらしい食塩泉。
内湯には低温から高温まであるが、加水はせず源泉からの距離で温度を下げているので、高温は45℃と超熱く、低温でも40℃とぬるくはない。
浴室内には入浴マナーから泉質・効能に至るまでこと細かな掲示がなされているが、これが不思議と嫌味にならない。
「キズがあっても心配せずお入りを」なんて、頼もしいことこの上ない。

こうした掲示が耐水ボードにマジックで書かれていたり、扇風機やドライヤーは置いてあるが節電を徹底したりするなど、無駄なコストは徹底して抑えようという姿勢がうかがえる。
一方、浴槽はしっかり磨かれて指でこするとキュッキュし、雨の日も屋根があって安心の露天風呂は蚊帳で囲われていて虫の心配もなし。

これだけの愛情が詰まって、料金はワンコイン500円!!
にこりの湯、とても素敵な温泉です。

ー2019年7月13日ー

トムラウシ山(2141m)[単133]

2020-09-20 | 山単
トムラウシ温泉(短縮)コース

05:30|登山口
06:10|カムイ天上
07:00|コマドリ沢分岐
07:35|前トム平
09:00|トムラウシ山
09:20|トムラウシ山
10:30|前トム平
(ナッキー撮影タイム:1時間)
11:40|コマドリ沢分岐
12:35|カムイ天上
13:10|登山口

登り 3時間30分
下り 2時間50分

(ゆ) トムラウシ温泉 東大雪荘



前トムラウシ山


コマドリ沢源頭


前トム平のもう少し先


トムラウシ山とトムラウシ公園


まだ咲いていたイワギキョウ


チングルマの先にトイレブース


ナキウサギ


目覚ましをセットした1時20分の1分前に起きた。(われながらスゴイ!)
まったく寝た感じがしない。

トムラウシ温泉まではdocomo電波あり。
次々に現れるエゾシカ、テン、エゾシカ、エゾシカ、エゾシカ・・・と衝突しないよう慎重に運転する。
心配した林道は、今時期でも5時くらいからは明るそうだ(もちろん、ライトは必要)。
走りやすい林道だが、穴ぽこが深いのと後半に大きめの石が出てきてパンクの恐怖がよみがえった(ちょうど一年前の浦臼山)。

当日移動なので登山口到着は最後の方かと思っていたが、意外にも続々と後続が現れた(自信あるな~あるいは泊まりか)。
登山口にはバイオトイレがあるのでとてもありがたい。

docomo電波はカムイ天上から立ったり立たなかったり。
今年は登山口にて、ドコモ北海道支社さんがLTEエリア拡大に向けた携帯電話基地局の建設工事を行っている。
先月下旬までの工期ではあったが、コロナ等々の影響もあるのだろう、まだ足場などが残っていた。
さらに電波がよくなれば、ゆ君への状況報告がしやすくなり、これまた非常にありがたい。

よく整備され歩きやすいコースだったが、コマドリ沢手前のカムイサンケ川に向かう下り(帰りは登り)は特にドロドロでしんどかった。
たぶん今日が最後のロングトレックになるシリオ(登山靴)が頑張ってくれた。
そういえば今日、試みにヴァームを3倍に薄めてみた(戸蔦別で実験したところ、2倍でもまだ甘かった)。
だいぶ飲みやすかったし、なにより経済的だ。

異常な暑さのせいで、今年の色づきはイマイチのまま終わりそうだが(すでに葉枯れも所々に発生)、それでもトムラウシ公園の紅葉はきれいだった。
山頂はガスに包まれて結構寒く、手袋をせずにいると指がマヒして動かなくなった。
楽しみにしていた十勝連峰の景色はおあずけになったので、また次回、今度は残雪の季節にでも!

黄金温泉

2020-09-08 | いい湯だな





炭酸ガスを豊富に含むことで知られ、毎年5月から10月までの間だけ利用することができる。

内湯の湯口から注がれるお湯はシューシューシュワシュワシュワと音を立て、中に入るとあっという間に泡の人となった。

外に出ると寝湯が1つと五右衛門風呂が2つあり、どちらも絶えずフレッシュなお湯が加わっているので無色透明、湯底からは気泡が絶えずポコポコ上がっていた。
一方、露天風呂は黄金色にお湯が酸化し、遠くニセコアンヌプリとセットで絵になる光景だった。

内湯に戻るとき、「★ 星を見えるときスイッチOFF」(原文ママ)という素敵な掲示を目にした。

溶存物質(ガス状のものを除く)は3,000mgを超え、炭酸水素イオン810.3mgのほか、メタけい酸175.6mg、メタほう酸66.8mgなど、たくさんの成分が含まれている。
炭酸ガスは皮膚からの浸透が早く、身体を内側から温めてくれるというが、今日のニセコは気温が30℃近くあったので暑すぎた。

ここは、入浴前に申し込んでおくとその場で手打ちし、湯上りに茹でたてを食べさせてもらえるという十割蕎麦も有名だったが、残念ながらこのコロナ禍を契機にやめてしまったそうだ。

ー2020年9月8日ー

八剣山(498m)[単132]

2020-09-08 | 山単
南口コース

07:40|登山口
08:10|八剣山
08:20|八剣山
08:35|登山口

登り 30分
下り 15分

(ゆ) 黄金温泉



カラフトミセバヤ


岩壁に咲く株


今日の札幌の最高気温は9月の史上最高タイとなる32.7℃。
山の中を歩いていても時折吹く風は温風、顔がアツい。

たったの2日で岩壁のピンクは色褪せてしまったが、望遠レンズでのぞいてみると、まだ元気のよい株もあるようだった。

こんな暑い日に山登り、さらに本命はニセコの黄金温泉(ついでにもう一軒と思っていたが、さすがに身体が熱すぎてやめた)、ついでに藤野のカラバトカリーで中盛りをいただいた。

余談ながら、移動中の車内で聴いたYUKIの『forme』。
ジュディマリ解散に気持ちの整理がつけられなかった若かりし頃の自分は、ソロのYUKIを聴かぬ、というか聴けぬままその後を過ごした。
それから幾年月、コロナ禍をきっかけに音楽を聴く時間が増え、思いきってYUKIのアルバム9枚をすべて購入することにした。
底冷えのするフトコロ事情とは裏腹に、心は春の陽気に包まれたかのように満たされた。
8枚目までを聴き終え、惜しんで惜しんでついに今日、9枚目の『forme』を初めて聴いたのだった。

「身の程を知れと唄う百日紅 やましさと裏腹に流す涙」

『百日紅』が特にシビれた。
本当にもう、落雷に打たれたようでしたよベイビー。

豊平山(663m)[単131]

2020-09-06 | 山単
簾舞登山口コース

09:55|登山口
10:30|豊平山
10:50|豊平山
11:10|登山口

登り 35分
下り 20分



タオル乾かし中


山頂


豊平山には八剣山と共通する花が多く咲いていることを知り、ひょっとするとカラフトミセバヤも咲いていたりして・・・と期待して登ってみたが無念、見つけることはできなかった。

今日は久々にいつもの日本手ぬぐいでなくタオルを首に引っかけてみた。
ヨシアシあるが、やはり手ぬぐいに軍配かなぁ。

八剣山(498m)[単130]

2020-09-06 | 山単
南口コース

08:35|登山口
09:05|八剣山
09:15|八剣山
09:35|登山口

登り 30分
下り 20分



知らぬ間に号標識が


カラフトミセバヤ


最近ネットで見つけた「外山」とはこのことか!


連日異常な暑さが続いており、例年だとまもなく見頃を迎えるカラフトミセバヤはどうなっているだろうと様子を見てきた。
こんなに暑くても花はきれいに咲いており、特に岩壁はあちこちに濃いピンクが目立っていた。