みたび、ソウゾウノゾウ

なるか、三度目の正直。

風不死岳(1102m)[単34]

2015-11-14 | 山単
北尾根コース

07:10|登山口
07:40|5合目
08:35|山頂
09:25|5合目
09:45|登山口

登り 1時間25分
下り 1時間10分

(ゆ) 丸駒温泉旅館



強風のため、山頂は5分で退却


前回、2週間前の余市岳で悔しい思いをしたので、今日は気合がみなぎっていた。

この時期とは思えない暖かさで、行動中はロンT1枚でちょうど良かった。
歩き出しからずっと霧雨が降っていて、地面にびっしり敷かれた落ち葉や道の両脇の笹に当たってサーサーと小さな音を立てていた。
時折、谷の方から甲高い鹿の鳴き声が聞こえた。

ありがたいことに雪はほとんどなく、笹も5合目から6合目までの間で少々うっとうしかったくらい。
6合目から7合目にかけて一度道は平坦になり、8合目以降は険しい岩場が続く。
その足元がところどころ凍っていたので特に下りで気を張った。

定山渓に比べて支笏湖の山々は電波状況が非常によろしい(紋別岳のおかげ?)。
余市岳ではゆ君に随分心配をかけたが、今日は大丈夫だったようだ。

毎度思うが、休日の登山と温泉のセットほど最高の贅沢はない。
いつも熱めの丸駒の露天が、今日は幾分ぬるかったので長いこと入っていられた。

余市岳(1488m)[単33]

2015-11-01 | 山単
白井右股川コース

06:45|白井二股
09:00|950m地点
11:20|1180m地点
11:25|1180m地点
13:15|950m地点
15:15|白井二股

登り 4時間35分
下り 3時間50分

(ゆ) 小金湯温泉 湯元 小金湯



遠い山頂


自分の足あとをたどって下る


道標のエゾマツ(クマゲラの食痕あり)


950m地点から白井岳を望む


どうやら昨年の秋頃までに同コースの整備が行われたらしく(ありがとうございます!)、ずっと行こう行こうとその機会をうかがっていた。
ようやくめぐってきたチャンスだったのだが、なんと山頂までたどり着けず、途中断念となってしまった。

いろいろと誤算が多かった。

まず、雪が思っていた以上に積もっていた。
膝下までのズボズボ歩きに加え、コースを見失って悪路を歩く羽目になったのは余計だった。
おかげで足が「もう歩くの無理」とわがままを言い出したのだ。

それから、やけにお腹が減ってカロリーメイトを3袋6本、喉も渇いて持参した500mlのヴァーム3本とサーモスのお茶を全て摂取した。
夏場はぬるくてあんなに不味かったヴァームが、キンキンに冷えて最高においしかった。
水分はともかくとして、こんなにお腹が減るとは思わなかった。

ゲイターのゴムひもが左右とも4回ずつ外れたのも、地味に精神的疲労を与えた。

結局、1180m地点であまりにペースが遅いので引き返すことにした。
北東コルまでとか、せめて切りよく1200mまでとかいろいろ考えたが、どうにも身体が言うことを聞かなかった。

悔しい撤退だったが、良い経験になった。
コースが再び笹に覆われる前にもう一度挑戦したい。

下山は食べることばかり考えていた。
なぜかピザまんとソフトクリームが頭から離れず、下界に戻ってからローソンで「特製ピザまん」を、湯元小金湯でお気に入りの「コーヒーゼリーソフトパフェ」をそれぞれ注文した。

身体が冷え切っていたので、温泉はこの世のものとは思えない心地良さだった。