おおさか佳巨 街頭演説のブログ

減価する地域通貨ですべての改革

国民新党のホームページで小泉語録をつつく

2005年08月22日 19時19分53秒 | Weblog
国民新党のホームページが更新されている。
「小泉発言の検証」という枠が設けられていて、次のようなことが書いてある。

・小泉純一郎 著『コイズム』

(メディアレブ、2001年)
・小選挙区比例制には反対。小選挙区で落ちた人が比例で救われるのも変だし、小選挙区は巨大政党を誕生させる危険を持つ(60頁以下)。
・党に属する政治家はその党の掲げた公約に縛られる必要はない(194頁)。

トート号航海日誌(読書録)より引用

・小選挙区で落選した人が比例で当選できるという小選挙区比例代表制はおかしい。比例区はなくすべき。議員数も、衆議院300、参議院150で十分。

トート号航海日誌(読書録)より引用



ようするにこれをみると、ただ単に小泉憎しで作られた政党であるということが良くわかる。

これを批判するには「政党というものは政策なんだ。首相に対する恨みのために政党をつくったのか」などという声が聞こえてきそうだが、この批判は当たらない。

政党政治を美化するような政治学ではあるが
所詮、政党などというものは政策などではない。派閥と同じである。
政党政治の元祖である英国ですら
ホイッグ党とトーリー党という派閥でできているのである。
きれいごと言う人が多いが、選挙は政策ではなく人物で決まっている。

そのために政治家を選ぶ選挙以外にも、政策を選ぶ国民投票制度が必要なのだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿