『驚愕』という愛称はどうなの?からの流れです。
ハイドン先生の交響曲には
愛称のついたものが沢山ありますが、
幾つかのパターンに分類できそうです。
前出、井上太郎さんの本では愛称つきが28曲と
書いてありましたが、
それは生前すでにつけられた曲数のようで、
後々?のものも含めると32、3曲になります。
1.ハイドン先生が命名
『朝』 『昼』 『晩』
2.使用楽器、曲の内容や雰囲気などから
『ホルン信号』 『熊』 『太鼓連打』 など
3.使用されている旋律などから
『アレルヤ』 『うかつ者』 『ラ・ロクスラーヌ』 など
4.当時の出来事、話題の人などから
『ラウドン』 『オックスフォード』 『奇跡』 など
誰がいつ言い出してどう広まっていったのでしょうね。
作曲者が名前をつけていないということは
「絶対音楽作品」ということであり、
その作品を愛称で呼ぶことについては
賛否があると思います。
ベートーヴェンの交響曲第5番が
『運命』と呼ばれるのを嫌う専門家の方も
多いと思います。
でもハイドン先生はそんなこと気にしないでしょう。
前置きが長くなりましたが、
気に入った曲に新たに愛称をつけてみよう、という提案?です。
しつこく言い続ければ(書き続ければ)
100年後(ハイドン先生没後300年)定着してるかも。
ちなみにこんなのはどうでしょう?
命名:交響曲第39番ト短調 《木枯らし》