感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

家づくり、モノづくりから始まる暮らす人との新しい絆

2016-04-12 20:44:36 | 施設改修・改装工事物語
昨日に引き続きやや寒く感じた本日の岡山・倉敷。

一旦、区切りがついた先月末からのひと時でしたが・・・

4月も中盤を向えて何かとバタバタと動き始める時期だけに気が引き締ればとスタッフ一同と気持ちをひとつに取り組まねばならない時期。

次はGWにひとつ照準を合わせて計画していく案件が増えている現在ではあります。

それでも倉敷の片田舎にある大工職人が営む小さな工務店の当社に多くの人が「家づくり」、「モノづくり」をご依頼いただける事には本当に感謝しています。

特に営業マンがいる訳でもなく・・・、特に特殊と言われる技術がある訳でもなく・・・、特に安売りをしている訳でもない私たち。

そんな自分たちにできる事といえば、正直にコツコツと「家づくり」、「モノづくり」を毎日続けていく事くらい。

そんな何の変哲もない私たちにできる関わってくれた多くの人たちへできる恩返しと言えば、自分たちのつくった「家」、「モノ」を通して暮らす人、使う人と共に感動としあわせを分かち合うことだと・・・

今日も精一杯に釘をうつ瞬間、木材を切る瞬間など「今」という時間に本気で取り組んだ一日になりました。

岡山市南区妹尾のリノベーション工事現場では大工の「信くん」チームより熟練の大工さんと若手の大工さんが現場で作業を続けてくれています。

此方はすばらしい設計、デザインをご提供しているデザイン会社さんの案件に、私たちも知らなかったような新しい素材や技法や納まりなどが取り入れられていて日々、勉強の毎日。

この歳になっても「学べる」事は本当にありがたい事で苦労はありますが、このチャンスを活かして大工職人として更にレベルアップできればと仲間たちと共に取り組んでいます。

まだまだ工事は序盤ですが皆でつくる「家づくり物語」が幸福なストーリーであればと懸命に工事にあたりましょう。

写真は同じく南区大福で工事が進む倉庫修繕現場ですが、此方では本日「まっちゃん」がひとりでポリカの波板を施工中。

屋根、外装と修繕を行い、現在では付属の鋼製テラスに壁を新設して新しい物置スペースを製作していますが、此方の工事もいよいよ終盤を迎えています。

ご近所さんからの紹介でお話をいただき幾度かの打合せを行いながら工事をご依頼いただき進めてきた此方の工事物語。

「良くなったわ」、「ありがとう」と喜んでくださるお客さんの笑顔は私たちの家づくりに対しての何よりの糧。

こうして仕事をさせてもらった上に、お褒めのお言葉をいただける事は単に仕事という枠を超えて得ることのできる自分たちにとっての幸福。

工事は今週で完了をむかえる予定ではありますが、ここから始まるお客さんと私たちとのお付き合いはスタートラインに立ったばかり。

此れからも末永いお付き合いをどうぞ宜しくお願いします。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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