感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

節約とは些細な事を重ねる事で意味を成す

2013-02-06 20:21:32 | マンションリフォーム工事物語
今週は少し落ち着いたペースで仕事ができていて心にも余裕を持って取り組めるのはありがたい事。

会社に訪問してきた業者の社長さんとも雑談ができる時間が持てたのは、よくよく思えばいつ以来でしょうか?

いつもは要件だけを聞いたら「ハイ、さようなら」の様な感じで手前の仕事に取り組んでいましたが・・・

よく考えれば本当に失礼な話。

それでも「先で家をリフォームするときは林さんに言いますからね」と言ってくれた事に感謝して、今後は少し気持ちを入れ替え余計な話のひとつ、ふたつは出来る余裕を持って置きたいものですね。

と思えば、「他人は自分の事をどう思っているのか?」と余計な事が気に成り始めますが、其れを知ればきっと自分で思う自分とは又、違った自分が見えてくるのでしょう。

「自分が思う自分」も「他人が思う自分」も全てを引っ括めて「どれも自分」なんだと、改めて誰に対しても接する態度に注意しなければ、気が付けば自分が思うほどの自分で無くなっている場合があるのでしょうね。

さて、そんな一日の始まりは岡山市のLマンションの一室へ現地調査に向かいます。

こちらは昨日、見積もりを提出したばかりなのですが、早々に工事に入って欲しいとの依頼に木材の製作用の採寸に向かいます。

マンションでの修繕工事は如何に段取りをしておくかが勝負のカギ、出来る限り現場で切断、加工などの手を省けるように予め加工場で部材を作り現地のサイズに併せてカットしておきます。

基本的に街中では作業車を駐車する場所も有料になってしまう為、段取りをできる限りしていく事で現地での作業時間の短縮ができ駐車料金も割安で済みます。

セコいようですが、年間を通せばこうした駐車料金もバカにならないですし割安になった、その分だけお客さんにも工事価格にて還元できますからね。

さて、午後からは午前中に現地で採寸したLマンションの木材の加工やら急遽、飛び込みで依頼のあった木製スロープの製作などを行います。

写真は今回、少量なので当社で塗装、どちらも水濡れが考えられる部分なだけに木材を保護する観点からも塗装は大切ですからね。

夕方からは会社に篭り先日調査をおこなった岡山市のSマンションの見積もりを作成、併せて倉敷市船穂のお客さんより依頼のあった台所のフローリングの貼替えと木塀の改修工事の見積もりを済ませておきます。

さて、明日は今日の段取りが実るように現場に9:00で岡山市街へ向かいます・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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