感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

軒の剥がれそうなベニヤを不燃ボードに取替えるリフォーム

2013-02-05 21:16:24 | 住宅リフォーム工事物語
昨日の雨が嘘の様に晴れ間が広がった倉敷市。

流石にまだまだ暖かいとは言い難いですが、それでも屋外の工事は随分と楽になった気もします。

そんな朝は型枠などを積み込み倉敷市で基礎工事が進む現場へ「しんちゃん」たちが出かけていきます。

昨日の雨の遅れを取り戻す為にと急いで現場へ向かう彼らは本当に逞しくもあり、ありがたくも感じます。

中々、同じ会社で仕事をしていると互の仕事内容を比べたりとしてしまう事があるのですが、彼らにはそういった他人と比べる気持ちはなく、誰に教えられる事もないままに会社という組織がひとつのチームであるという事を肌で感じてくれているようです。

そんな頼れる仲間に基礎工事の現場は任せ、私はいつもお世話になっている塗装屋さんの依頼で岡山市中区に向かい出発。

滅多といく場所ではないだけに地図とスマホのナビを頼りに現場へたどり着いたのも束の間、現場の雰囲気が聞いていた話と違うような・・・

それでもと建物の廻りを見渡しながら今回依頼のあった軒の損傷部分を探すのですが・・・ん?よくよく見ると現場が違うではないですか・・・

目印の向かいとは聞いていたものの「西隣」と「南隣」を間違えていたようで慌てて移動、幸いにも屋根に登る前に気がついたのが何よりの幸運。

さて、本来の現場に着いたら気を取り直して一気に軒天井の修理を進めます。

こちらの物件は昔よく見られたベニヤの軒で、長い年月の内にベニヤが剥離して見苦しくなっていましたので今回は最近の住宅ではスタンダードに使用される不燃ボードを施工。

これなら塗装の塗替えで長く使えますし、万が一の近隣の火災の時にも火の燃え移る事がベニヤに比べて少ないので安心ですね。

さて、午後からは会社に戻りデスクワークに取り組みますが、去年より今年は依頼のあった物件の書類作りを早くに終わらせお届けする事を心がけています。

これは最近、気がついた私の秘密の法則のお試し期間、この法則はここでは話せないのが残念ですが、これが本当だったとすれば自分でも驚きます。

但し法則自身には何の根拠もないので単なる偶然かも・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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コメント
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