感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

予想外だが想定内で事を見極める

2013-02-16 21:31:25 | 施設改修・改装工事物語
会社のデスクに座りパソコンに向かって無心でキーボードを打っていたのですが、ふと気が付けば外は日が落ち時計に目をやると21:00。

長かった様な短かった様な一週間がそろそろ終えようとしています。

そんな土曜日の朝は倉敷市玉島での某企業さんのトイレの改修現場へ向かい解体工事の立会いをしておきます。

床のコンクリートを砕く作業に取り組む訳ですがコンクリートを砕く作業には振動ハンマーと呼ばれる電動工具を使うのですが、これがかなりの騒音なってしまいます。

しかし本日はこちらの企業さんはお休みという事もあり遠慮なく作業を開始。

床のコンクリートは暑さ15cmから25cmと身の丈近くある振動ハンマーを使って作業する職人さん。

とりあえず作業中に私が出来る事は無いようで、昨日ご依頼のあった木製の建具が床にこすっていたのでカンナで建具を削り調整。

その後は一旦会社に戻りデスクワークに励んみます。

とは言うものの夕方には再度、本日の作業の様子の確認に途中で事務所棟を新築している大工の「しんちゃん」を拾って現地へ向かいます。

さて現場の方では・・・流石です。土のう袋に粉砕したコンクリートのガラが詰められその袋が山積みに・・・きっと作業も終わったのだと現地を確認すると・・・

それでもまだ2~3割はコンクリートを粉砕しなくては成らないとの職人さんの言葉に唖然としてしまいます。

6畳間程度の大きさのトイレの床に2tトラックに満タンのコンクリートガラは予定外、流石にこうした施設の躯体や床面は何をするにも住宅とは比べ物に成らない程のつくりになっていますね。

さて明日も日曜日ではありますが、こちらの解体工事はまだまだ続きそう・・・明日も気合を入れて頑張りましょう!

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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コメント
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