上善如水

ホークの観察日記

『小人たちの新しい家』

2010-09-25 16:57:47 | 本と雑誌

やっと手に入れました!

ジブリ映画「借りぐらしのアリエッティ」の原作本♪

メアリー・ノートンの『小人の冒険シリーズ(全5冊)』!!

前半2冊は少し前に手に入れていたのですが、後半3冊が地元の本屋さんでは売っていなくて、ネットでも映画の影響か「品切れ」の表示。

こういう時、田舎暮らしってとっても不便。

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隣の愛知県までわざわざ出ばって買って来ました!!

買ったのはこの3冊!

  

『川をくだる小人たち』

『空をとぶ小人たち』

『小人たちの新しい家』

  

ついでにケーキ屋さんで「いちごのタルト」も買って来てしまった☆(先っぽが箱にぶつかってちょっと欠けています…)

面白い本においしいケーキ…何だかすごく贅沢な休日って感じ♪

これからさっそく読みたいと思います。

    

本とケーキだけでいいって、ものすごく安上がりな贅沢ですけどね。


我が家も地デジ化

2010-09-20 21:46:19 | デジタル・インターネット

我が家にもようやく地デジ対応テレビがやって来ました♪

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大手量販店でいろいろ説明を聞いて、聞いてもあまりよくわからなかったので、消費電力が低くて、エコポイント対象で、予算内で買える物にしました。

地デジ、BSデジタル、CSデジタル対応なので、いっきに番組が増えた感じ。

新しい家電はワクワクします♪

ただエコポイントの申請が面倒くさい…

とりあえず今は新しいチャンネルを楽しんで、そのうち手続きしようと思います☆


『沈まぬ太陽』

2010-09-18 23:33:15 | 映画

山崎豊子さんのベストセラー小説を映画化した作品。

若松節朗監督の、

   

『沈まぬ太陽』

    

を借りて来て観ました♪

作品中では「国民航空」と呼ばれていますが、現在(2010年)会社更生法を申請して破産し、飛行機を飛ばしながら経営再建をはかっている「日本航空」(JAL)をモデルとした映画です。

主演の渡辺謙さんが演じるのは、国民航空の労働組合で委員長を務める恩地元という人物。

「空の安全」のため、会社側と激しく交渉する恩地は、懲罰人事で海外赴任を命じられ、パキスタン、イラン、ケニアと次々と転勤を強いられます。

巨大な企業の中で甘い汁を吸い、従業員を互いに争わせ、従業員の人格も乗客の安全も考えない経営者たち…

役員たちに一筆詫び状を書けば日本に呼び戻してやるという上司の誘いに、しかし恩地は「一緒に戦った(労働組合の)仲間に顔向けできない」と、自分の矜持(きょうじ)を貫きます。

最初は2年という約束だった海外勤務はのびにのび、最終的には10年の歳月が流れていく…

妻は疲れ果て、反発する息子や幼い娘。

一方会社側は新たに言いなりになる「第二労組」を作らせ、恩地の仲間たちを次々と閑職に追いやり、うるさい労働組合を黙らせます。

その中で指導的に「労組つぶし」に手を貸すのが、かつて恩地と共に副委員長として戦った三浦友和さん演じる行天(ぎょうてん)。

   

この三浦友和さんの演技がよかった~

本当の悪人に見えてしまう!!

   

役員は自分のことしか考えず、社員同士がいがみあう最悪の職場。

精神的にも追い詰められていく渡辺謙さんの狂気の演技もスゴイ。

そしてようやく帰国した恩地を待っていたのは、最悪の航空機事故…

   

群馬県の御巣鷹山にジャンボ機が墜落。

乗員乗客520人が死亡したのです(生存者4名)

    

原作者の山崎豊子さんのインタビューも読みましたが、この作品を書くにあたって、日本航空からのかなりのプレッシャーがあったそうです。

映画化も当初は不可能といわれていました。

国民航空にはびこる組織悪と政界との癒着、そして不法行為の数々…

墜落していく飛行機の中で最後まで乗客のために働くスチュワーデス…

残されたわずかな時間に家族へのメッセージを書きなぐる父親…

飛行機は四散し、燃え上がり、乗客の体もバラバラに…

…言葉も出ない。

それなのに、それなにの、国民航空の役員の考えることっていったら!!

本当に怒りがこみあげてきました!

墜落事故の遺族の叫びが胸に刺さります!

遺族の世話係りとして東奔西走し、ひたすら頭を下げ続ける恩地。

  

映画を観た人の感想も読みましたが、主人公恩地の生き方に疑問を持つ人もいました。

「組織なんてそんなもの。個人の力で何ができるの。嫌なら辞めればいいのに…」

私は恩地の生き方にすごく共感できました。

けっしてヒーローなんかじゃありません。

自分も傷つき、家族も傷つき、仲間も傷つくとても厳しい生き方です。

それでも、それでも許してはいけないものがある以上、それは許してはいけない。

自分に言い訳をして、世間とはそういうものさとわかったような口をきき、あきらめて皮肉な笑いを浮かべる。

そんな生き方は誰だってできる。

原作者の山崎豊子さんのインタビューの中の言葉が印象的でした。

   

…勇気を失わないこと。

  

戦い続けること。

  

この映画を日本航空の人はどんな気持で見るのだろう、と思わず思ってしまいました。

アフリカに行ってみたい!!

もう絶対日本航空には乗りたくない!!(あくまで個人的な意見です)

すごく考えさせられる映画でした。

ただ、映画としてはちょっと間延びした印象があって(202分もあります)、海外ロケして大変だったのはわかるけれど、イランやケニアのシーンはもっとカットしてもよかったし、日本でも墜落事故の遺族を訪ねるシーンとかでだらだら歩いているシーンがあって、各所に(それっている?)というシーンが多かったような感じがしました。

原作にあるシーンなんでしょうが、映像としてはもう一つ。

ま、ドラマ重視なんでしょうね。

でも渡辺謙さんに(若い当時ということで)カツラをかぶせたのはちょっと許せない…

ドラマは最高です。

本当に考えさせられる映画でした。


6年半ぶりの為替介入

2010-09-16 01:03:13 | 社会・経済

驚きました!

いつかやるとは思っていましたが、このタイミングとは!

政府、日銀は、15日午前中に為替介入を実施。

一時1ドル=82円台をつけていた為替相場は、いっきに85円前後まで円安に動きました。

実に6年半ぶりの為替介入。

為替介入というのは、ようは野菜(円)が品薄で高くなっていた市場に、どんどん野菜(円)を輸入して店頭に並ぶ量を増やし、野菜(円)の値段を下げようとするもの。

もっとも今回は日本の単独介入のため、市場規模からいったらわずかな量ですが、管直人総理大臣にある意味期待していなかった分、サプライズになって功を奏した形。

ロンドン市場やNY市場でも為替介入を行ったらしく、円は1ドル=85円半ばから後半、ユーロは1ユーロ=111円前半で推移しています。

一応その前の1ドル=83円台でドルを買ってあったので、今回の動きで+30,000円くらいの利益になりました♪

その逆でさらに円高が進む方向も予想していたので-5,000円くらいの損切りもあって、それがなければもう少し利益が伸ばせたのに残念。

ま、これは仕方のない損切りです。

  

とりあえずありがとう管総理♪

   

おかげでちょっと美味しい物を食べてきました☆

   

さて、この為替介入がどこまで影響を与えられるか…

欧州やアメリカでマイナスの経済指標が出たらまたすぐに円高に向かいそうなので、日本経済はますます混迷を深めてきた感じ。

こういう時はちょっと離れて様子を見ることにします。

どっちへ行くのかな?


管直人総理大臣続投

2010-09-14 23:58:50 | 国際・政治

実質的に日本の総理大臣を決める選挙。

民主党の党首選挙が行われました。

現職の管直人総理大臣と、小沢一郎の一騎打ち。

   

結果は管直人総理大臣の圧勝で、続投が決定しました。

    

地方議員と党員サポーターの票の多くが小沢一郎ではなく管直人に集まったのが大きかったようです。

個人的には小沢一郎が党首にならなくてホッとしてますが、為替市場は小沢一郎が党首になったら為替介入など積極的な政策が打たれると期待して円安方向に向かうとの予測が流れていたので、管直人総理大臣の続投が決まったことでさらなる円高方向に。

結果発表直後は 1ドル=83.07円 まで。

9月14日23時50分現在では、 1ドル=82円台後半まで円高が進んでいます。

15年ぶりの円高水準。

    

…記者会見で自分のことばっかりじゃなく、「為替介入します」くらいのことを言って欲しかったなぁ。

   

いよいよ82円台をつけたことで、日本経済のお尻に火がついた感じ。

このまま更なる円高が進むのか、いよいよ重い腰を上げて民主党政府、日銀が為替介入に踏み切るのか、今週は目が離せない展開になりそうです。

そういえばリーマン・ショックも9月だったし、9.11のテロも9月。

9月って何かあるのかな?

日本の総理大臣がこれほど影響力があるというのは正直ビックリですが、今の政権にはいまいち危機感が感じられません。

個人的にはそろそろ円安方向に向かって欲しいところ。

でもこればっかりは誰にもわかりませんからね。

FX(外国為替証拠金取引)も慎重に行いたいと思います。