もう7月?
もう梅雨明け?
いろいろ忙しくてブログの更新をサボッていました。
梅雨明けしましたけど、かなり前から真夏並に暑かったですよね〜
オムツ交換。入浴介助。一日に何回着替えるの? ってくらい毎日汗だくです。
夏場は食中毒の危険もあるので作っていなかったお弁当。
先日久々に作りました。
・豚肉ともやしの炒め物
・玉子焼き
・ししとうのオカカ和え
・魚肉フライ
・ブロッコリー
・白菜の塩昆布和え
白菜は塩でもんでしばらく置いて水気を切ったら、ごま油と塩昆布を入れて和えて、最後にゴマをパラパラ。
細切りにしたキュウリも入れています。
これがサッパリして美味しかった♫
汗をかいた体に冷たい白菜が嬉しい。
ぱくぱくいただきました。
この季節はクーラーが苦手な利用者さんや、炎天下なのに外を歩きたがる認知症の方、こんなに暑くてもズボン下をはかないと落ち着かない利用者さんに全然水分を摂ってくれない利用者さんと、なかなかの強敵がわんさか。
熱中症や風邪、食中毒に注意しながら毎日奮闘しています。
そんな中ニュースで流れた「誤嚥性肺炎で死亡した高齢者の遺族が介護ミスで亡くなったとして介護施設に損害賠償4千万円を請求」
これね、現場の職員の間でも話題になりましたが、亡くなった高齢者の方は当時86歳で認知症。要介護度は4で座った状態を保つのも困難だったとのこと。
もちろん亡くなったのは残念ですし、介護ミスはあってはなりませんが、誤嚥性肺炎て、普通に嚥下できる人でも誤嚥て起きるんですよ。
どんなに飲み込みを確認していたって、自分の唾でも誤嚥しちゃう人もいるんです。
4千万円て額も驚きですけれど、その場で介助していた職員、裁判でどんな結果になろうと施設に居づらくなるだろうし、もう二度と介護に関わろうと思わないんじゃないかな。
一般化することはできないとは思いますが、これで毎回介護員の責任が問われるようになったら、もう誰も介護員なんてしなくなっちゃう。
現場の職員のモチベーションも下がっています。
誤嚥なんてして欲しくないし、しないように注意しているけれど、介護って「誤嚥させない」じゃなくて「誤嚥は起こる、だから食べやすい食事形態を考えたり、嚥下体操をしたり、誤嚥した場合の対処を迅速にするためにできることを考える」仕事であって、「誤嚥させない」=「じゃあ胃瘻にしよう」というのは医療だと思うんですよね。
はぁ。
まぁ、実際にどういう介護ミスなのか現場にいたわけでもないので印象だけの話ですが、ぜひご家族には施設に足を運んで食事介助や普段の生活を見て欲しいですね。
利用者さんは口に出さない人も多いですが、自分の家や家族のことをしょっちゅう気にしている方がほとんどです。
介護って決して施設だけでできるものじゃないので、介護員とよく話して、お互いにどんな介護を望んでいるのか理解し合わないと。
ケアマネさんで十分?
いやぁ、抱えている人数が人数だから、ぜひ現場の介護員さんと話して欲しいなぁ。